おじさんの化粧鏡(2026/2/25)
突然ですが、
お化粧用の卓上鏡を買って
仕事場のデスクに置くことにしました。
と言っても、
この年になって化粧に目覚めた
わけではありません。
「笑うこと」が
メンタルにいいというのは
多くの方が
ご存じかと思いますが、
さらに言えば
「笑顔」を作るだけでも
心をリラックスさせて
幸せ気分を作ることが
期待できます。
私たちの脳は、
本当に面白いことではなく
「作り笑顔」をしても
「今、楽しいんだ」と
都合のよい勘違いを
してくれるそうなんですね。
ここまでは知ってたので
鏡を見て気が付いた時に
ニッコリするように
心がけていたのですが、
そもそもおじさんは
朝、顔を洗う時くらいしか
鏡を見るチャンスがないので
卓上鏡を買って
デスクに置くことにした
というわけです。
これで、自然と
自分の顔を鏡で見る機会が
増えました。
前にも書きましたが
おじさんになると
表情が乏しくなりがちで、
黙っているだけで
不機嫌なのか?
と思われる恐れがありますので、
少しでも相談者の方から
話していただきやすい
人相を目指して
中年男性カウンセラーの
涙ぐましい努力です(笑)
まだ、
やり始めて1週間も経たないので
効果を語れるほどでは
ありませんが
鏡の自分と目が合うたびに
ニッコリしていると、
なんだかいい気分の時間が
増えているような実感があります。
少なくとも
「笑顔ではネガティブなことを考えにくい」
ということは確実です。
幸せになるには、まず形から。
やってみませんか?
戦力外通告をうけました(汗)(2026/2/18)
先週のお話の続きです。
数か月悩んだ末に、
プライベートで所属していた
趣味のグループから
抜けることにしまして、
ちょっと後ろめたさを感じつつ
ようやくそのことを
代表の方に伝えました。
担当していた役割なども
あったので
円満に辞めるために
数か月後のイベントまでは
継続しながら
後任を探してもらうということで
話がついていたのですが・・・
なんと一週間もしないうちに
「後任が決まったので、
もう辞めてもらってもいい」と
あっさりした戦力外通告を
もらいました!
欠員を出したら迷惑かけるなぁ
とかグズグズ考えてたのは
なんだったの?と
いささか拍子抜けしたり、
自分の存在はその程度の
ものだったかと落胆したり、
さすがにその日は
ムカムカもしたのですが・・・
考えてみれば
自分から辞めると
言い出したことですし、
モチベーションのないままに
活動を続ける必要も無くなって
自分にとってもよかったです。
また、うわさで聞くところでは
後任の方は私より
ハイスペックな方のようですので
組織にとっても
結果的にはよかったみたいです。
ちょっと悔しさの反面 、
辞めることの罪悪感も
なくなりました。
誰しも自分の人生では主役なので
自分の存在を過剰に
考えているものですが
現実はこんなもの
なのでしょうね(汗)
組織からすれば
一個人の存在なんて小さくて
代替は効くものであり、
そのほうが健全な組織
と言えるのだと思います。
あまり「組織のため」なんて
自分で責任を重く考えすぎず
自分の心に正直でいい
ということかもしれません。
2週にわたり
個人的なお話に
お付き合いいただき
ありがとうございました。
はじめるよりやめるのはむつかしい(2026/2/11)
先日、
プライベートで所属していた
趣味のグループから
抜けることにしました。
最近、活動の中で
どうもモヤモヤすることが多くて
やめようかどうしようか
この数か月どうしようかと
思い悩んでいたのです。
なんでもそうですが、
物事を始めるのは
エネルギーが要りますが
やめる時はさらに大変ですよね。
何人かの友人に相談すると
もったいないから考え直せとか
大人なんだから我慢が必要だとか
いろいろ心配して
アドバイスをくれるので
「確かになぁ」と納得したり、
自分自身でも
失うことが気になって
なかなか決断が
できませんでした。
今日現在も、
やっと決められたという
スッキリ感の反面、
「はたしてこれでよかったのだろうか?」
「やめないほうがよかったんじゃないか?」
と後悔が頭をもたげてきます。
しかし、
もう伝えちゃったことですし
後悔したところで
あまり役に立ちませんよね。
「やめなかったほう」の世界は
実際にはないので
比較しようがないんですね。
人間には
「サンクコスト効果」といって
過去に投じた時間やお金、労力が
無駄になることを避けたい
心理的なバイアスがあります。
また、人間には、
「変化をできるだけ少なくしよう」
とする性質もあり、
変化を伴う決断を
鈍らせる要因にもなります。
加えて、これらの性質は
自分だけじゃなく
友人・知人にもあるので
相談するとアドバイスは
「やめるのはやめとけ」
となりがちです。
どんなことでも始まりがあれば
終わりがあります。
空いた所には新しい何かが
入ってくると言います。
後悔役立たず(笑)
決めちゃったことなら、
クヨクヨしすぎず、
ゆっくりでも前に
進んでいきましょう。
と、今日は悩んでいる自分に向けて
セルフ・カウンセリングしてみました。
カウンセラーだって悩むのです(;^ω^)
ゴミ屋敷予備軍(2026/2/4)
お恥ずかしい話ですが
子どもの頃から
片付けが苦手でして
ちょっと油断すると
部屋がぐちゃぐちゃに
なってしまいます。
最近でこそ
「部屋の乱れは心の乱れ」と
気が付いた時に
片付ける努力をしていますが
学生時代の
一人暮らしの部屋などは
大変なことになっていました(^_^;)
時々、話題になる
「ゴミ屋敷」の問題も
なんだか他人事には思えなくて
少し勉強してみたのですが
ホントに他人事では
ありませんでした!
「ゴミ屋敷」に至る原因は様々ですが
「セルフ・ネグレクト」
と言われる状況が
潜んでいることが多いようです。
「ネグレクト」は
「無視すること」という意味で
児童の養育者や
高齢者の介護者が
必要な食事やケアを与えない
という虐待の一種ですが、
「セルフ・ネグレクト」は
身体を清潔にしないとか
食事をとらないとか
病気の治療を受けないとか、
自分自身に必要なケアをしないという
自分で自分を「ネグレクト」する
状態です。
経済的な問題や、
心身の病気を抱えていることも多いようですが
共通するのは
家族、近所のコミュニティ、支援者など、
他者との関係がうまく構築できず
孤立状態にあることがほとんどで
必要なサポートを得られていないようです。
他者との関係が
うまくできないのは
これまで一人で頑張ってきたのに
他人に迷惑をかけたくないという
「プライド」や「遠慮」が
障害になることが多いようです。
前にも書きましたが、
親から、
「人に迷惑をかけちゃいけません」
としつけられたかもしれませんが、
高齢者になったり
病気やけがを抱えたり
人間だれでも人の助けが
必要になる時はやってきます。
意地を張ってないで、
「自分の弱さや不自由さを認めて、
誰かに助けてもらう勇気」
それこそが
超高齢化社会で
幸せに生きていくのに
必要な力のように思いました。
自分に、できるかなぁ・・・
~余談~
会社員時代も
私の机はごちゃごちゃで
さながら「ゴミデスク」でした。
あれ不思議ですが
ホントの机の上が
散らかってる人は
パソコンの「デスクトップ」も
ぐちゃぐちゃの人が多いですよね。
ふだん切れ者みたいな
印象の人でも
パソコンのデスクトップが
ぐちゃぐちゃなのを見つけると
妙に親近感を覚えたりしました(笑)
つまらない大人にはなりたくない(2026/1/28)
「つまらない大人にはなりたくない♪」は、
佐野元春さんの
往年の大ヒット曲
「ガラスのジェネレーション」の
最後に出てくる
印象的な一節です。
この曲は1983年の作品
ということですから
まさにバブル前夜。
日本もザワザワ・ギラギラ
していた時代です。
私も恥ずかしながら
まだ純粋な悩み多き高校生
でした。
大人になることへの
不安が大きかった年頃で
ラジオから流れてきた
「つまらない大人にはなりたくない♪」
のフレーズは
胸にグサッと刺さりましたねぇ。
先日、はじめて
生で佐野元春さんのライブを
見る機会がありました。
ぼくら若者の憧れだった彼も
御年70歳の高齢者。
しかし!
未だにカッコいい男として
革ジャンに身を包み
3時間近いステージで
熱唱を聞かせてくれました。
声やルックスを維持するために
相当な努力を
続けているのだと思います。
当日来ていたオーディエンスも
彼と同世代の方々も
多く見受けられましたが
みなさん元気で
めちゃくちゃ盛り上がりました。
さすがに
バブルを知っている世代は
高齢者になっても
パワフルですねぇ。
ライブの日から、
長いこと忘れていた
「つまらない大人にはなりたくない♪」
のフレーズの
脳内再生が止まらずに
困っております(笑)
これまでの人生を
後悔はしていませんが、
振り返って思えば
仕事だけが中心の生活で
ずいぶん長い間、
「つまらない大人」を
してしまったなぁ
という反省はあります。
佐野元春さんから
「つまらない大人になるな!
まだ間に合うぜ!」
というメッセージを
受け取った気がしています。
メルマガを読んでくださっている
みなさんも、
これまでたくさん
大人としての苦労や努力を
重ねてこられていると思いますが、
時には、
日頃の重荷や役割、
「大人の対応」を忘れ
10代のころに好きだったことや
ものに触れて、
フレッシュな気持ちや
エネルギーをチャージしてみては
いかがでしょうか?
まだまだ残りの人生で
楽しいことを
味わっていきましょう。
今日は、ただの佐野元春愛を
書き連ねたメルマガに
なってしまいましたね・・・
全然興味のない方、
失礼しました (汗)
ほどほどな幸せ(2026/1/21)
この前見ていた
テレビの情報番組によると
携帯のバッテリーを
長持ちさせるコツは、
フル充電にしたり
逆に充電ゼロになるまで
使ったりせずに
20-80%充電の状態を
維持するようにして
使うのがいいそうです。
バッテリーの使い方も
ほどほどがよい、
ということのようですね。
この「ほどほど」を保つ
というのは
人生をうまく生きるコツにも
応用できそうですが
なかなか難しいですね。
私もそうでしたが、
心の問題を抱え気味の人は
根が真面目な
頑張り屋さんが多いので
ストレスや疲労が溜まっていても
「まだ、もうちょっと頑張れる」
と頑張ってしまうことが
多いですね。
ぜんぜん頑張らないのも
ダメでしょうが
頑張りすぎも禁物です。
私の尊敬する水木しげる先生も
「 幸福の7か条」の中で、
「怠け者になりなさい」と
おっしゃっておられますが、
若い頃、めちゃくちゃに
働かれていた経験から
出たお言葉だと思います。
同様に、
体を健康に保つためにも、
食べすぎ、飲み過ぎ、
に気をつけて
「まだ、もう少し食べられる(飲める)」
という所でやめておくことが
大事ですね。
なかなかできませんけど・・・(笑)
大きなトラブルがなく
人生が回っている時は
「ほどほどな幸せだ」
と思って、欲張らないことが
よい状態を長持ちさせる
コツかもしれません。
「まだ、もうちょっといける」
というセリフが頭に浮かんだら
それは、
そろそろブレーキをかける時、
と思ったほうがいいかも
しれませんね。
ビギナーズ・マインド(2026/1/14)
スティーブ・ジョブズも
「座右の書」にしていた
ということで
前から気になっていた
「禅マインド ビギナーズ・マインド」
という本を手に入れて
読んでみました。
期待して読んでみたのですが、
んんー、
禅を修行しているわけでもない
私には「座右の書」には
なりそうになかったです(笑)
ただ、
禅の修行を進めていくうちに
上手にやろうなどと
邪念が出てくるものですが、
最初に始めた頃のように
「ただ座る」ということが大切
というようなことが
繰り返し述べられていました。
(我ながら、薄っぺらい
まとめですね・・・)
要は、みなさんがご存じの
「初心(ビギナーズ・マインド)忘るべからず」
のことですよね。
当たり前すぎることでは
ありますが
立ち止まって考えてみると
いろんなことの解決のヒント
になるように思いました。
私たちは日頃、
いろんなことに不満を感じたり、
誰かにイラっとしたりすることがありますが
・この仕事を始めた頃の謙虚な気持ち
・今の学校に合格したときの喜び
・学び始めた頃の素直な姿勢
・この人と親しくなれた時に感じた胸の高なり
・この家に住み始めた頃の新鮮さ
初心に帰って思い出してみると
忘れていた感情や輝きが
呼び覚まされてきたりします。
人間って、すぐに慣れてしまって
こういう
純粋でポジティブな感情を
感じなくなってしまう
ものですね。
いっぽうで、
人間はネガティブなものにも
慣れてしまいますから
・最初にその仕事を始めた時に感じた違和感
・付き合い始めた時に直感的に感じたその人への不信
なども時間の経過とともに
感じなくなっていくことも
あります。
それは決して悪いことでありませんし、
人生がうまくいってる時は
余計なことを考えなくてもいいのですが、
なんだかうまくいかない時は、
こちらの
「最初に理屈ではなく感覚で感じたこと」も
解決へのヒントになるかも
しれません。
時には、
ビギナーズ・マインドに戻って
ご自分の身辺を
チェックしてみては
いかがでしょうか?
私は、とりあえず
「初心」と書いた書と
「禅マインド ビギナーズ・マインド」
の著者の鈴木俊隆さんの写真を
壁に貼ってみました。
慈悲と深みのある
いいお顔をされてるんです。
ネットで画像検索してみてください。
「おまえ、また初心を忘れてないか?」
と見つめられている気がします。
やっぱりよく効く「感謝の手紙」(2026/1/7)
新年あけましておめでとうございます。
今年も頑張って継続してまいりますので、
気軽にお付き合いくださいませ。
みなさまの年末年始はいかがだったでしょうか?
忙しい日常から離れてリフレッシュしたり
親しい人から愛情をチャージしたり
決意を新たにすることはできましたでしょうか?
前回も書きましたが
穏やかな「理想のお正月」は
過ごせなかったという方も
いらっしゃるかもしれませんね。
我が家も、新年早々ちょっとした
家族のトラブルがあったりして
落ち着かない2026年の幕開けになりました。
そんな中でも
年末に、とても嬉しい経験をしたので
今日は、共有させてください。
仕事上の必要があり、
これまでにカウンセリングを受けてくださった
数名の方にお願いして
カウンセリングの感想を
書いて送っていただきました。
私のやっていることは
心理カウンセリングなので
通常、ご依頼を受けた最初の頃は
その方にとって、
そうとうストレスが高く
ピンチやスランプ
だったりするわけですが、
その辛い時期を
乗り越えられたのは
その方の本来持っている
力のおかげなのですが
カウンセラーの私にも
過分な感謝のお言葉を
いただきました。
ほかのお仕事同様、
カウンセラーも、
たまに辛いこともありますが
こういうお言葉をいただける
職業を選んでよかったなと
あらためて感激した次第です。
ポジティブ心理学の
有名なエクササイズに
「感謝の手紙」
というのがあります。
相手に渡すかどうかはともかく、
自分自身が感謝できる人に向けて
手紙を書いてみると
自分の心にすごくポジティブな
影響があるというものです。
今回は私のほうから
依頼をしているので
ちょっと反則ですが(笑)
もらった人の効果を実感したので
あらためて皆さんに
おススメしたいと思いました。
年始の機会に、
皆さんが日頃お世話になっている
方に向けて
手紙を書いてみるというのは
いかがでしょうか?
そして、もし可能であれば
ちょっと勇気を出して、
その手紙を相手にお渡し
してみたら
お相手にとっては、
きっと一生の宝物になるくらいの
価値あるプレゼントに
なること間違いなしです。
残念ながら相手はもう
この世にはいないという場合でも
手紙を書いてみれば、
あなたの心には
優しく暖かな感情が
湧いてくるはずです。
お餅を食べすぎないようにネ(2025/12/31)
いよいよ今日で、
2025年も終わりですね。
みなさまにとって、
どんな年だったでしょうか?
普段お忙しい皆さんも、
お正月は、少しゆっくり
できそうでしょうか?
離れて暮らしていた家族も
実家に戻り
外は寒いけれど
居間にはこたつが出され
みかんの入ったかごが
置かれている
テレビには新年のお笑い番組や
駅伝が映り
台所では母たちがおせち料理や
お雑煮の準備に忙しそう
子どもたちは
いつ終わるともない
「人生ゲーム」で盛り上がり中
そうこうするうちに届いた
友達からの年賀状には
「お餅を食べすぎないようにネ」
の定番ギャグ
昔は、
こういうお正月の風景も
わりと普通だったでしょうが
今や、こんな昭和のよき時代
みたいなお正月を過ごせる
幸せな方は
果たしてどれくらい
いらっしゃるでしょうか?
お正月期間も
一人で過ごすとか
仕事に余裕がなくて休めないとか
何年も親兄弟と会えていないとか
そんな穏やかなお正月は
子どもの頃から
経験したことがないとか
そういう方も決して
少なくないと思います。
とかく「理想のお正月」みたいな
映像やイメージが
メディアやSNSから送りつけられてきますので
自分とのギャップを感じて
悲しくなったり傷ついたり
することがあるかもしれませんが
他人から押し付けられた「理想」とのギャップで
苦しむ必要はありませんよ。
自分なりの
「こうなりたいな」
「こうなったら楽だな」
という希望は持ちつつ
今すでにある
小さな幸せや安らぎ・繋がりに
感謝していきたいですね。
今年もご愛読いただき
ありがとうございました。
新しい年がみなさまと私にとって(笑)
実り多い年となりますように!
そして、
お餅を食べすぎないようにネ!
笑って過ごす年末年始(2025/12/24)
先日、知り合いの方から
自分が行けなくなったといって
チケットをいただき、
「お笑いライブ」を
見に行ってきました。
すいぶん長いこと、
生のお笑いなんて
見てなかったので
はたして楽しめるのかなぁと
不安だったのですが、
結果は、
そうとうに面白かったです!
やっぱり笑わせることの
プロフェッショナルの人たちが
お金を取って
熱心に笑わせてくれる
わけですから
そりゃそうですよね。
ふだん行っていないので
インパクトが大きく、
当日はもちろん、
思い出しては楽しい気分が
数日間は持続しました。
人間の感情にはいろいろあり、
怒り、悲しみ、不安、恐怖などの
ネガティブな感情は
放っておいても
向こうからやってくることが
ありますが
楽しい、面白い、というような
ポジティブな感情に関しては
自分で感じるようにしないと
なかなか感じられないものかも
しれませんね。
辛いことがあるときは、
ネガティブな感情から
心を守るために
感情そのものを
あまり感じないようにしてしまう
ということにもなりがちで、
緊急避難策としては
悪くはないのですが
それがクセになってしまうと
感情が平板化してしまって
辛いことだけでなく
楽しいことも
感じづらくなっていきます。
特に私たち中高年男性は
その傾向が強いのかも
しれません。
オッサンになったら、
「だまっていると顔が怖い」
ということを自覚して
できるだけ日常に
「笑顔」や「笑い」を積極的に
取り入れていきたいですね。
ということで、
年末年始はテレビをはじめ
「笑い」のコンテンツに
触れられる機会も
取りやすいと思います。
たくさん笑って
リフレッシュしてくださいね 。
こころに効く「おまじない」あれこれ(2025/12/17)
自分の心を落ち着かせたり
自分を励ましたりするフレーズを、
ゆっくり繰り返し唱えるのを
「マントラ法」と言います。
いわば心に効く「おまじない」
自分にしっくりくるものを
持っておくと、とっさの時に
助けになりますので、
有名なものをいくつかご紹介しますね。
■オーム・シャンティ・シャンティ・シャンティ
ヒンドゥー教の言葉。
オームは「聖なる音」、
シャンティは「平和」、
という意味だそうです。
3回繰り返されているシャンティは、
それぞれ「自分」、「周囲の人々」、「世界の平和」
なんだそうです。
■ハクナマタタ
スワヒリ語の言葉。
「心配ない」「問題ない」「くよくよするな」
というような意味だそうです。
■マイペンライ
タイ語の言葉。
これも「大丈夫」、「気にしないで」、「問題ないよ」
という意味だそうです。
日本からも一つご紹介。
■なんくるないさ
有名な沖縄の方言で、
「なんとかなるさ」
ということですが、
より正しくは、
「真面目に努力していれば、
なんとかなるさ」
だそうです。
ただ気休めを言ってるわけではなく、
やっぱり、できることはしっかりやる、
というのが大事だということですね。
いかがでしょう。
あなたの心に効きそうなものはありましたでしょうか?
これ以外にも、みなさんが使われているマントラがあれば、
教えてくださいね。
前にも書きましたが、
私のちょっとイラっとしたときのマントラは
「許したる」です。
ちょっと偉そうですが、
心の中で唱えるだけですから、
なんでもオッケーですよね(笑)
どうでもいい話が難しい(2025/12/10)
とある女性の先生が、
ストレスマネジメントについての
お話をされていたのですが、
その中で、
特に中高年になってからの
「不安や孤独」を防ぐためには、
雑談(なんでもない話、どうでもいい話)をするのが
とても効果的です、
ということでした。
なるほどー、確かに。
・・・なんですが、
これ、我々オジサンには、
けっこう難しいんですよね。
例えば・・・
先日テレビ番組で、
女性視聴者からのお便りで、
「スーパーのセルフレジで、
潰れないように取り分けておいた
卵のパックをよく忘れてきてしまう」
というお話が紹介されていました。
アナウンサーの女性が、
「わかるー、私もよくやりますー!」
と楽し気にリアクションしていたのですが
それを見て僕は、
「どうでもいい話を
必死で楽しそうに返している。
このアナウンサーも大変そう。」
と見ていました。
しかし、しばらくして
番組が別の話題に移った後に、
別の女性アナウンサーが
「ちょっといいですか?」
と改めて言い出し、
「さっきの話、私は、
イチゴパックをよく忘れちゃうんですぅー」
と、すごくうれしそうに話して
さっきの女性アナウンサーと
2人でキャッキャッと大笑い。
そこでようやく僕は
「このアナウンサーたち、
ホントにこの話が楽しいんだ!」
と気づいてショックを受けました。
恥ずかしながら、
僕にはこの会話の楽しさが
まったく理解できませんでした・・・
自分が男性代表とは思いませんが、
元々、脳の構造が違うのか、
効率ばかり求められる
会社勤めをする間に
こうなっちゃったのかわかりませんが、
中高年男性は、僕みたいな人も
多いんじゃないですかね。
この「なんでもない話、どうでもいい話」
を楽しめる能力は、
女性のとっても優れている所ですね。
(けして嫌味で言っているわけではありません)
ご高齢になっても、
女性が集まると賑やかに会話をされていますが、
それに比べて男性の集まりの地味なこと・・・
時々、夫婦間でも会話が弾まない
という話を聞きますが、
無理もないかもしれませんね。
一般化して書いてしまいましたが、
男女問わず、
雑談が苦手という方は、
自分が幸せに暮らすために
少しだけ雑談の練習をしたほうが
いいかもしれませんね。
無理をせず、まずは、優しい相手を選んで、ボチボチと。
どうでもいい話に
「それでどうしたん?」とか
「オチは?」とか言っちゃダメですよ(笑)
インド人から教わったこと その3(2025/12/3)
今日のお話は、
直接インド人から聞いたわけではないので、
多少、怪しいのですが、
いいお話なので共有させてください。
「人に迷惑かけちゃいけません!」
日本で生まれ育った人は
たいてい親や先生から
そのように教えられていますし
大人になった今でも
重要な行動規範に
している人は多いと思います。
たいていの外国人観光客は
日本のいいところに
「マナーの良さ」
を上げますもんね。
ところがインドの親は、
「お前も人に迷惑をかけずには
生きていけないのだから
他人に迷惑をかけられても
許してやりなさい」
と教えるというんです。
日本の親とは、
だいぶニュアンスが違いますね。
日本の親の教えも
間違ってはいないと思いますが
これを常に守ろうとすると
息苦しかったり、
迷惑をかけてしまった時に
必要以上に落ち込んだり、
意図せず迷惑をかけてしまった人
に対して厳しかったり、
デメリットも大きい気がします。
ちょっとした?ミスや失言が
マスコミに取り上げられ
SNSでも一斉に袋叩きにあう
事例を見ていると、
日本人が建前の裏に隠している
攻撃性の現れのようにも
感じます。
毎年行われている
「世界幸福度調査」では、
いつも日本のランキングが
低いのですが、
日本人の場合は「寛容さ」という
項目の評点が
極端に低いようです。
これは「人に迷惑をかけちゃいけない文化」
が多分に影響しているように
思います。
インドの親の教えのように
完全でないし失敗もする
そんな自分を認めたうえで
他人にも寛容になれというのは
心穏やかに生きていくために
わたしたちも
取り入れてもよい考え方かも
しれませんね。
一日の終わりのカーネマンアワー(2025/11/26)
「ピーク・エンドの法則」は、
は有名なので、ご存じの方も多いですよね。
「人はある出来事に対し、
感情が最も高まったとき(ピーク)の印象と、
最後の印象(エンド)だけで
全体的な印象を判断する」という法則で
ノーベル賞を受賞している
心理学・行動経済学者の
ダニエル・カーネマン氏によって
提唱されたものです。
よくある例では、
テーマパークの行列で
長時間待たされたとしても
体験の印象がよければ
待たされて不快だったことは忘れ
「また、行きたい」と思うことなど。
心当たりがありますね。
私の好きな博多もつ鍋に例えると、
ピーク・エンドは
メイン食材の「もつ」を
最初に口に入れる瞬間と
シメの「ちゃんぽん麺」でしょうか。
ビジネスシーンでも一般的に、
顧客満足度を上げてリピーターを増やすとか、
営業やプレゼンの印象をアップするとか、
この法則を踏まえて
考えられていることが多いようです。
で、今日のお話は
これを、あなたの日々の幸福度
アップのために応用する
耳寄りなアイデアです。
まず、ご自身の状況を客観的に見て
ここは恵まれているなぁ、とか
これは好きだなぁ、とか
この部分は大切にしたい、とか
思えることをリストにしておきます。
スマホのメモなんかに
入れておくといいですね。
(私はポジティブリスト
と呼んでおります)
そして、一日の終わりに
このリストを読み返す時間を取ってから
就寝します。
(名付けて「カーネマンアワー」)
これだけのことですけど、
いろいろと苦労や
嫌なことがあった日でも
一日の終わり(エンド)の
印象をよくするだけで
自分の人生全体への印象が
大きく良いほうに傾くはずです。
ぜひ、試してみてくださいね。
間違っても、
今日あった嫌なことを思い返したり、
憎たらしいアイツのことを思い出したり、
で一日を終わらせないように。
「ピーク・エンドの法則」は、
ネガティブな感情についても
同じように働くので要注意です!
僕の気持ちは僕のもの(2025/11/19)
笑ったり、泣いたり、怒ったり、驚いたり、
いろいろと複雑な感情を
感じられることが
人間らしいことではありますが、
感情は時に私たちを
苦しめるものでもあります。
そもそも感情とは何なのでしょうか?
有名なオートニーらの定義によると
「感情とは、
人が心的過程の中で行う
さまざまな情報処理のうち、
人、物、出来事、環境
についてする評価的な反応」
なのだそうです。
そう、つまり感情は外部から
自動的に与えられるものではなくて
刺激に反応して
自ら作り出しているもの
なんですよね。
例えば、街中で若者が集まって
楽しそうにはしゃいでる姿を見て、
ある人は
「若い人はたのしそうでいいな」
とほほ笑んだり、
「人の迷惑も考えずに騒がしい」
としかめ面をしたり、
「自分にはもうあんな仲間はいない」
と暗くなったり、
と、同じものを見ても
人によって惹起される感情は
千差万別ですよね。
私たちは、
「あいつのせいで、
嫌な気持ちにさせられた!」
って思いがちですが、
結局、嫌な気持ちを作り出しているのは
自分自身の反応ということですね・・・
なんだか身も蓋もない気もしますが、
いいように考えれば
自分の心は自分が決めているのだから、
自分でコントロールすることも可能
ということでもありそうですね。
このあたりの考え方をベースにして、
出来事の捉え方を変える「認知行動療法」や、
出来事をありのままに受け止める「マインドフルネス」
といった方法が
不快な感情をコントロールするのに
有効になってくるわけですね。
お酒は怖い!(でもやめられない)(2025/11/12)
酒は百薬の長とも
命を削るカンナとも
言われておりますが、
あなたの飲み方は、
「いいお酒」ですか?
私はお酒大好きで
ついつい飲みすぎて、
若い頃からいろいろ
お酒にまつわる
失敗をしてきました。
今思い返しても
恥ずかしいことや後悔があります。
そんな私が話しても
ぜんぜん説得力がないのですが・・・
気のおけない人とお酒を酌み交わし、
大いに楽しい飲み会だったのに、
翌日なんとなく気分が落ち込んだり
不安やイライラを感じる
という経験はありませんか?
これは楽しかった反動
というだけでもなく
ある程度、科学的な根拠が
あるようですね。
(諸説あるみたいですが)
なんと「酒鬱(さけうつ)」
という言葉もあるようです。
異物であるアルコールが体内に入ると
アルコールを分解するために
酵素やエネルギーが
優先的に消費されるので、
結果として脳内の
「セロトニン」量が
減少してしまうことがあるようです。
「セロトニン」といえば
「幸せホルモン」の一種とされ
現在使用されている
抗うつ薬のほとんどは
「セロトニン」を増やす薬ですから
アルコールを飲むと逆の結果を
招くということですね。
私、多い時は年間360日くらいは
晩酌をしてましたので
(しかも毎晩、結構な量!)
自分で頑張って脳内環境を
抑うつ傾向に調整していた
ということですね。
ああ、なんと愚かな私・・・
(そういえば、
厳しいカウンセリングの先生から、
飲酒のことで叱られたこともありましたっけ)
愚かな私も、
年とともに少しは
アルコール摂取量を
減らせましたので、
(やめるつもりはないところが、
やはり愚かなのですが)
飲み過ぎがちの同輩の方に、
少しだけヒントをお伝えすると・・・
①慢性的なストレスを
解消するための手段として
お酒を使うのを避ける。
お酒は楽しむためだけに飲み、
慢性的なストレスへは
別の対処方法を考える。
(「飲まなきゃやっとれるか!」
と思ってる人は要注意です。)
②一晩に飲む量を減らせないなら、
飲む回数を減らす。
(適量を守って飲む作戦より実行しやすい)
回数を減らすための工夫としては、
夜や早朝に予定を入れることが
動機づけになる。
セロトニンや肝臓の
リカバリーのためにも、
できれば1日飲んだら
2日は休肝にしたいところ。
③飲みながら食べるおつまみや飲み方もひと工夫。
豆、芋、海藻などの
カリウムを多く含むものや、
セロトニンの材料になる
肉・魚などのたんぱく質、
リンゴや柿などもいいようです。
アルコールを飲みながら、
ちょいちょいノンアルドリンクを挟む
「スマドリ(スマートドリンク)」や
薄ーい水割り、炭酸割りを挟むのも
実行しやすいですね。
「いいお酒」には
リラックスや気分転換の効果もありますから、
人生を楽しむためのよき友として、
上手に長く付き合っていきたいですね。
選んでもいいんです!大人だから(2025/11/5)
人間関係は
癒しや喜びの源であるとともに
悩みや苦しみの種でも
ありますね。
人との付き合いで
嫌な体験が続いた時など
「もう、誰とも
交わらなくていい!」
という気持ちになることが
あるかもしれません。
しかし、
もし本当に山奥に籠って
仙人のような生活をしたら
人間関係で煩わされることが
なくなる代わりに
幸福を感じる機会も
失ってしまうのでしょうね。
せっかくの人生を
幸せに過ごすためには
人間関係を
どうマネージしていくかが
とても大切なテーマになります。
まず、とても大事なことは、
(たとえどんなに親しい人だとしても)
「他人を変えることはできない」
ということを
受け入れ(諦め)ることです。
たしかに、
力づくを含めていろんな方法で
他人を変えることは
不可能ではないでしょうが
それに必要になる
あなたのエネルギーは
膨大なものですし、
そもそもあなただって
他人から変えられるのは
嫌ですよね。
そう、
変えようとすればするほど
相手の抵抗を引き出すという
結果にもなります。
次に考えてほしいのは、
「他人は変えられないけど、
付き合う相手を選ぶことは
できる」
ということです。
幼少期は自分で環境を
選ぶことはできませんが
せっかく大人に
なれたのですから
選べる人間関係は
選んでもいいんです!
自分にストレスを与えたり
傷つけてくる相手ではなく、
相性がよくて
お互いに安心できるような、
広い意味で
自分にプラスになる人を探して
付き合いましょう。
しかし、
嫌だけど選べない相手は
どうするのか?
ここは「距離を取る」
という作戦はいかがですか?
物理的に
距離が取れない場合でも
心理的な
「こころの距離」なら、
自分側で取ることが
できると思います。
裏ワザとして、
少々難易度が高いですが、
距離を置きたいと思う相手の
「期待には応えない」
という方法があります。
相手にとって、
あなたの利用価値がない
と思わせれば、
だんだんと
離れていってくれるはずです。
ヒトはふつう
相手の期待に応えたいと思う
生き物ですし、
人間関係で悩んでしまう
優しいあなたは
人一倍、他人の期待に
応えてしまっているのかもしれませんね。
ストレスマネジメントの体重計(2025/10/29)
最近、ちょっと太り気味なので
ダイエットしなくちゃ、
という時には、
まずは体重計に乗って、
今の体重を知らないと
始められないですよね。
同じように、
最近、ちょっとストレスが
溜まってるなーという時に、
ストレスマネジメントをするには、
今の自分のストレス状況を
知らないことには始められません。
では、どうやって
自分のストレス状況を知るのか、
ということですが、
体重計みたいな機械はありませんので、
一つ目は、時々ご紹介している
厚生労働省が作成している
5分でできる職場のストレスセルフチェック|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
がおススメです。
ある程度の規模の会社では必ず行われている
「ストレスチェック」と同じ質問項目ですが、
会社に知られる心配もないので、
変に気を回さずに正直に回答して、
自分のストレス状況を知ることができます。
二つ目は、
以下の3つの切り口で、
自分の状況を書き出してみることです。
①ストレッサー:
いわゆる「ストレスのもと」。
刺激となる出来事や環境、状況、変化など。
悪い事だけでなく、昇進、新入学、出産、
などおめでたいようなことでもストレスになります。
②ストレス反応:
ストレスによって生じる様々な反応。
心の反応(落ち込む、焦る、不安など)と 体の反応(胃が痛い、眠れない、ドキドキするなど)とに 分けて考えてみます。
③人間関係:
上記の①・②に大きく影響しますので、
プラスの人間関係、マイナスの人間関係と
分けて書き出してみます。
誰かとの人間関係そのものがストレッサー
ということもあるでしょうね。
この作業(ストレスのモニタリングと言います)をしてみれば、
自分が多くのストレスに晒されていることや、
体の不調がストレスと関連しているかもしれないこと、
頼れそうな人がいることなど、
いろいろと気付くことが多いと思います。
まずは、体重計に乗って現状を理解し、
セルフケアの必要性があると感じたら、
手が付けられそうなことから
ストレスの軽減や解消を試みていいきましょう。
方法は、いろいろあります。
マネしたい「心の守り方」(2025/10/22)
心理学には、
人生の様々な困難から心を守る
たくさんの智慧がありますが、
中でも古典と言われるほど
スタンダードなものに
フロイトと
そのお弟子さんたちによる
「防衛機制
(ディフェンス・メカニズム)」
という理論があります。
「防衛機制
(ディフェンス・メカニズム)」とは、
個人が、
自分の内外からのストレスに対して、
自我(自分らしさ)を
どのように守るか、
そのさまざまな「守り方」を
指します。
いろいろな「守り方」が
ありますが、
それぞれの個人が使っているのは
だいたい限られたお気に入りのもの
だけで、
どういう「守り方」を
どのように使っているかが
「その人らしさ」とも言えます。
理論では、すごくたくさんの種類の
「防衛機制」が定義されていますが、
その中でも5種類の
「成熟した防衛機制」を
ご紹介したいと思います。
これらが上手に使えている時は
メンタルヘルスも良好
ということですから
知っておいて意識的に使うように
するとよいと思います。
①「抑制」:苦痛な感情や記憶を、
意図的に意識の外に追い出すこと。
(無意識に押し込めているのとは違う。)
②「愛他主義」:
自分が満たすことの
できなかった欲求を、
他人が満たすことのために
献身的に尽くすこと。
③「ユーモア」:ストレスフルな
状況や感情を、
笑い飛ばすことで発散・開放する。
④「昇華」:
満たされなかった欲望・欲求を、
社会的で価値のある行動、
より高い目標を達成することで
満たすこと。
⑤「予期」:将来生じるであろう
不快な感情に対処するため
計画をしておくこと。
いかがでしょうか。
既にやられていることも
あると思いますし、
自分が納得できるもの・
やりやすいものには
個人差があると思います。
気に入ったからといって、
そればかりやり続けるのも
だんだん窮屈になってくる
かもしれませんね。
でも、この5種類は
少し頭に入れておいて、
ストレスが高まった時に
試してみてくださいね。
私は、「ユーモア」が
お気に入りです。
なかなか難しいですが、
弊害が少ないですし、
なにより楽しくなりますし。
人生は失敗や挫折、
不運の連続ですが
それを「ユーモア」で笑いながら
語れるようになったら
傷つきにくい柔軟な心が
育ってきた証拠かもですね。
あっ、危ない!(2025/10/15)
仕事場への徒歩通勤ルートに
歩車分離式の信号がありまして、
ある日、赤信号で待っていると
ニコニコと独り言を言いながら
信号を無視して横断歩道を
まっすぐ歩いてくる青年がいました。
ちょうど右折しようとした車があり
「あっ、危ない!」
と思ったのですが、
青年は何も気づかずに
独り言を言いながら
そのまま歩いて去っていきました。
そうなんです、
青年は独り言じゃなくて
ワイヤレスイヤホンを付けて
誰かとスマホで話しながら
歩いていたみたいなんですね。
最近増えましたよね。
ワイヤレスイヤホンで
通話しながら歩く人。
電話なのでつい声が大きくなって
聴きたくなくても
会話内容が
よく聴こえてくるのですが
さして急用でもなさそうなことが
多いですね。
このメルマガでも
たびたび取り上げていますが
「マインドフルネス」=
今この瞬間に起こっている経験に
注意を集中すること
がメンタルの健康を維持・増進する
トレーニングとしても効果的なのですが、
スマホ通話をしながら歩くという行為は
この青年のように
目は開いているものの
今この瞬間に起こっていることが
何も見えていない
こころがどこかに飛んで行ってる
「マインドワンダリング」=
マインドフルネスの反対
そのもののように思います。
本人としては歩いている時間も
効率的に使えているという
イケてる感覚かもしれませんが
カウンセラーとしては
そのために失っている多くの情報や
メンタルヘルスが気になります。
そもそも、今回のケースのように、
危ないですしね。
良いカウンセラーは、
あまり指示的なことは言わない
ものですが・・・これだけは。
「歩きスマホは、
やめた方がいいですよ!」
新総裁のお言葉(2025/10/8)
「もう全員に働いていただきます。
馬車馬のように働いていただきます。
私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。
働いて働いて働いて働いて働いて、参ります。」
今週の話題はなんといっても
新しい自民党総裁の決定ですよね。
総裁選を通じて、
なかなかインパクトのある
演説をされましたが、
新総裁に選ばれた直後のこの挨拶、
なかなか凄みがありますねぇ。
これをもし、コワモテの
男性政治家が言ってたとしたら
パワハラだなんだと
すぐに大炎上したのじゃないか
と思いますが
それほど問題視されてない様子
です。
これだけズバッとした物言いは
ワークライフバランス全盛の現代で
なかなかできませんよねぇ。
日本初の女性首相ももうすぐ
誕生することになるでしょうが、
そのことは特に大騒ぎされていない
のも時代の流れを感じます。
2,30年前には、とても
考えられなかったことですね。
女性ということで特別視をするなと
叱られるかもしれませんが、
よくわからない閉塞感や不安を
日本人みんなが抱えてますので
これまでの男性中心社会の
矛盾や限界を突破するのは
女性の力しかないんじゃないかと
ひそかに期待しています。
まぁ、賛否両論ありますし、
まだ何もしてませんけどね(汗)
しかし、もし僕が会社員時代に
新しい上司がやってきて
冒頭のような挨拶をされたら
さぞかしゲンナリしただろうなぁ
と想像します(笑)
自民党のオジサンたち大丈夫かな?
これを読んでくださっている
みなさんは、ワークライフバランス、
大事ですよ!
仕事は人生の中の
ごく一部にすぎません。
気をつけて!
人生を消化試合にしないために(2025/10/1)
プロ野球ファンじゃない方には
わかりにくいかもしれませんが・・・
プロ野球では半年くらいに渡って
リーグ優勝をかけた
熱い戦いが続くのですが
優勝チームと自分のチームの
順位が決まった後も
予定をこなすために開催される
いわゆる「消化試合」があります。
前売りチケットは
売ってしまっていますし
興行としてはやらざるを得ない
のですが、
個人成績を争う状況が続いている
選手はともかく
それ以外の選手にとっては
試合で勝ちに拘る意味がなく、
モチベーションが
極端に落ちてしまいがちです。
今週はちょうど、
激しい順位争いのかかった試合と
結果が出てしまった後の
「消化試合」を続けてみる
機会があり、
同じ野球でも
グラウンドから伝わってくる
緊張感、熱気、迫力が
まったく違うことを実感しました。
やはり「目標」を持つ
ということは、
とても大切ですね。
これは人生ということに
置き換えても同じことが
言えそうです。
「目標を達成すること」より、
「目標に向かって努力していること」
が日々の充実感を生みだします。
目標は未来のためではなく、
今のためにあるのです。
最近なんだかやる気が起きない、
という方は
これまでの目標を見直したり、
新しい目標を立てたり、
してみませんか?
会社や他人から
押し付けられた目標ではなく
あなた自身のやりたいこと
・なりたいことを目標に
してください。
誰かに自慢するとか
比較するための目標ではないので
どんな些細なことでも
いいと思います。
まだまだ人生の「消化試合」に
入るのは早いですよ!
私の些細な目標は
「元気で小奇麗で
機嫌のいいジイさん」
になることです(笑)
ピンチなら、いったん人のせいにしてみよう!(2025/9/24)
大きなストレスや悩みを抱えている時
なぜか人生がうまくいかない時
「どうしてうまくいかないんだろう」
「こんな辛いことが続くのはなぜだろう」
と考えると思いますが、
「自分の何がいけなかったのだろう」
「自分はこういうところがあるから
うまくいかないんだ」
と原因追及のベクトルを
自分の方向に向けてしまうと
完璧な人間なんていませんから
自分のダメなところや
自分に足りないところに目が向いて
どんどん気になって落ち込んでいきます。
また、原因がすべて自分にあるとなると
これからも悪いことが起こり続けると
自分に言っているようなものです。
心身ともに元気な時は
それも悪くはないかもしれませんが
しんどい状況が続いて
エネルギーが下がっている時は
この方法では
うまくいかないことが多いのです。
そこで、お勧めなのは
問題の原因をいったん「何かのせい」
「誰かのせい」にしてしまうことです。
(ただし、あくまで心の中で・・・)
「人のせいにするな!」とか
「自責で考えろ」とか、
親や偉い先生から
教えられてきたかもしれませんが
ピンチの時はきれいごとを言ってても
役に立ちません。
自分以外のもののせいにすると
自分ではどうしようもなかったこと
に気が付くことができます。
そして自分のせいじゃないと思えたことは
できるだけ考えないようにします。
上手に悩んで問題を解決に近づけるコツは
悩んだり考えたりすることを
「自分がコントロールできること」
だけに絞って、
それ以外のことは
どうにもならないと手放すことです
それでこそ、自分を嫌いにならずに
自分の望む方向に人生を進めることが
できるのではないでしょうか。
そしていつの日か問題が解決して、
自分を苦しめた何か、誰かを
あなたが許せるようになったとしたら
素敵ですね。
ちびっ子地獄!(2025/9/17)
ここだけの話ですが、
苦手なものが3つくらいありまして、
その一つが元気過ぎる男の子、
いわゆるクソガキです(笑)
こういう仕事なので、
平日の日中にぽっかり時間が空いたり
することがありまして、
前から気になっていた近所にある市営の
プラネタリウムに行きました。
都合よく団体客などもなくガラガラで
「これは快適に見られるな」と
係の人に見やすいとお勧めされた
センター後方の席に陣取ったのですが
すぐに、小学校低学年くらいの
息子を連れたお母さんが
「隣、すいません」と座ってきて、
さらに、前の席にはもっと小さな
男の子を連れた親子がやってきました。
努めて気にしないように
していたのですが
このちびっ子たちが、
プラネタリウムが始まる前の
係員さんの説明時点で退屈しだして、
奇声を発したり、
椅子をバタバタさせたり、
まあ、うるさくてうるさくて・・・
たっぷり1時間の
プログラムだったのですが
内容はぜんぜん頭に入ってこないし
注意しない親にイライラしたり、
「いや、親は普段から大変に違いない」
と思いやりの心を引っ張り出したり、
「ここで怒っては大人げない、
こんな時こそアンガーマネジメントだ!」
とか悶々としたり。
途中で部屋から出ることも
禁止されておりましたので
拷問のような時間になりました。
プログラムが終わるとともに
早々に退出したのですが
すぐ近くの席で
同じ被害に遭っていた女性と
帰りのエレベーターが一緒になり
「いやぁ、辛い席でした」と
思わず話しかけてしまいました。
普段私は、見ず知らずの人に
気安く話しかけるタイプではないのですが、
人間、辛い経験があると
誰かに話したくなるもんですね。
女性のほうも
「最悪でしたね」
と笑いながら答えてくれました。
そしてその後、
「まぁ、こんな日もあるって
ことですかね!」
と爽やかに去って行かれました。
そのサバサバした態度を見ていると
私の嫌な気分も、なんだか
どこかに行ったような気になりました。
おかげで、こうやってメルマガのネタに
できているわけです。
嫌なことがあっても、
こんな風にさらっと切り替えられる人
って素敵ですね。
見習いたいものです。
そして、嫌なことがあったら、
あんまり一人で抱えて悶々とせず、
適当な誰かを捕まえて
話を聞いてもらうのも大事ですね。
「適当な誰か」が見つからないときは、
適当なカウンセラーを
利用していただくのも
グッドアイデアだと思います。
(最後は宣伝になりました)
ホテルマンの交渉術(2025/9/10)
先日、旅先でハサミが必要になり
わざわざ買うのももったいないので
泊まっていたビジネスホテルで
貸してもらおうと
フロントに行きました。
私:「ハサミを借りたいのですが」
フロントマン(以下F):「はい、どうぞ」
私:「ありがとうございます」
と、部屋に持って帰ろうとする。
F:「あ、お部屋にはお持ちいただけません」
私:「え、あっ、そうなんですか」
F:「はい、規則でして」
私:「んん・・困ったな」
と、気の利かないFだと
ここで話は終わってたと
思うのですが、
F:「失礼ですが何をお切りになりたいのですか?」
私:「シャツについているタグを切りたいんです」
F:「では、爪切りをお貸ししましょうか?」
私:「ありがとう!」
以上、これだけの話のですが
機転の利くフロントマンの方は
ホテルの規則を守ったうえで
客の私の希望を満たしてくれました。
後で考えてみると
普段の何気ない
コミュニケーションでも
相手の言葉を表面だけで捉えて
その背景にある意図を
考えていないことが
多いんじゃないかなと思いました。
私の本当のニーズは
「新しいシャツを着るのに
邪魔な値札のタグを取りたい」
ということなので
ハサミじゃなくてよかったんですね。
私たちは、
ついつい手段のほうに目が行って、
特にうまくいかない時は
手段に拘ってしまいがちですが、
その目的・意図なのであれば
この手段じゃなくてもいいのでは?
と考えてみるのは
自分の視野を広げて、
考えや行動の選択を柔軟にする
秘訣のように思います。
対他人とのコミュニケーション
だけでなく、
ちょっとうまくいかないことが
あった時、
「はて、そもそも自分の目的は
なんなのだっけ?」
と自問してみるのも解決への糸口に
なったりするかもしれませんね。
ありえる?ありえへん?(2025/9/3)
「ありえへん!」
という言葉は、
いつ頃から
よく聞くようになったのでしょうね。
あ、関西の方以外は、
「ありえない!」ですね。
婉曲表現で使いやすいので
誰かに腹が立った時の独り言などで
自分でも使っている気がします。
言葉通りの意味では
「あるはずがない」ということなので
「可能性が限りなくゼロに近い」
ということでしょうが、
会話で使われるときは、
客観的な可能性を述べているのではなく
「許せない」
「信じられない(信じたくない)」
という不快感や怒り、
否定したい気持ちの表現だと思います。
(逆説的に褒めたり、
冗談で使う時は別として)
また、「ありえへん!」の背景には、
その人が持っている
価値基準があるように思います。
省略されていますけれど
(私の価値基準・常識に照らせば)
「ありえへん!」ですね。
しかし冷静に考えてみると
価値基準・常識は人それぞれ
常識も、時代や国・地域、
立場などによって異なりますし、
同じ人でも、それらのものが変われば
簡単に変わってしまうものです。
昔の戦争を体験した日本人は
そのことを知っていたと思いますが、
最近は、特にネットを通じて
自分と同じ価値観の人とだけ繋がって
快適に生きることが
できるようになったため
世の中の分断はさらに進み、
お互いに価値観の違う人に向かって
「ありえへん!」と
叫び合っているようにも見えます。
「ありえへん」
と思わず言いたくなった時には、
自分の常識を考え直してみて、
自分と違う相手の価値観とは
どんなものか
想像してみる余裕がほしいですね。
もし、「ありえへん」と
誰かから言われたときも、
必要以上に落ち込んだり
気にすることはやめましょう。
自分の常識は相手と違っていても
仕方ありません。
反省すべきかな?と思う部分があれば
そこだけ取り入れればいいのです。
「ありえへん」で終わらせず
相手のことを想像して認め合う
そんな平和な世の中は夢でしょうか。
偉そうなこと言って、
まずは自分からですね。
難しい・・・
ほどほどにいい人(2025/8/27)
Good Enough Mother
(ほどほどによい母親)
は、イギリスの精神分析家
ウィニコットが提唱した考え方です。
とても簡単に言うと、
赤ちゃんにとって「完璧な母親」より
「ほどほどによい母親」のほうが
望ましいという考え方になります。
とても有名なので
子育て経験のある女性は、
どこかで聞かれたことが
あるかもしれませんね。
特に初めての子育ては
うまくいかないことが多く
時に落ち込んだり、
自己嫌悪に捉われたり
ということが起こりえますが、
ウィニコットの「完璧じゃなくていい」
というメッセージに救われた
お母さんたちも多いと思います。
しかしこの「ほどほどの母親がよい」
というのは、
けして気休めではないそうです。
基本的には
愛情にあふれて優しいお母さんだけど
時には失敗したり、
腹を立てたりすることもある、
ということを通して、
赤ちゃんも、
「いつも自分の思い通りにならない」
という、世界の現実を知る
重要な意味があるとのことです。
つまり、
あまり「完璧な母親」に育てられて
欲求を満たされすぎるのも
赤ちゃんにとっては、
あまり良いことではないという
意味があるんですね。
たしかに世の中は、
自分の思い通りにならないこと
の連続ですからね。
もう少し拡大解釈をすると、
私たちも「ほどほどによい人」
を目指すくらいで、
ちょうどよいかもしれません。
・ほどほどによい妻、夫、娘、息子
・ほどほどによい上司、部下、社長
・ほどほどによい友人、知人、隣人
など。
真面目な方は
社会で与えられた「役割」に対して
完璧を目指しがちで
うまくいかないことがあると
落ち込んだりしますが
「完璧な〇〇」というのは幻想であり
達成不可能な目標です。
それよりも
「ほどほどによい〇〇」くらいが
自分にも他者にもちょうどよい。
そう考えると
なんだか肩の力が抜けませんか?
はると君には気をつけろ!?(2025/8/20)
「はると君」はリカちゃんの
現在のボーイフレンドの名前です。
ボーイフレンドとしては、
6代目になるそうです。
リカちゃんは、
なかなかモテモテなんですね。
しかし、今日お伝えしようと思うのは
HALT(ハルト)のことです。
元々はアルコールなど
依存症の患者さんが
せっかく立ち直りかけているのに
依存行為が再発する
きっかけになりやすい要因を
示したものになります。
・お腹が減ってる(Hungry)
・怒ってる(Angry)
・孤独(Lonely)
・疲れている(Tired)
の頭文字 H.A.L.T. になります。
これらの状況では
感情や欲望のコントロールが付きにくく
依存行為に走ってしまう
リスクが高まりますので
できるだけ、こうならないように
避けることが重要だそうです。
依存症ではないみなさんも、
「HALT(ハルト)」のキーワードは
覚えておくとよいと思います。
お腹が減ってる時、
怒ってる時、
孤独を感じている時、
疲れている時は、
ミスや失敗、
対人トラブルの危険性が高まります。
こういう状況の時には、
大事な決断をしないようにしたり、
人とのデリケートな会話は避けたり、
苦手な人とはできるだけ関わらないようにしたり、
してリスクを最小限にいたしましょう。
さらに前向きにするならば、
規則正しく食事・睡眠を取ったり、
アンガーマネジメントしたり、
人とのコミュニケーションを大切にしたり、
しっかり休息を取ったり、
HALTの状況を
できるだけ作らないように
生活を整えていきたいですね。
はると(HALT)君には気をつけろ!
と覚えておいてくださいね。
インド人から教わったこと その2(2025/8/13)
「その1」を書いてから
半年ほど経ってしまいましたが
インド人から教わったこと
「その2」をお送りします。
(インドの印象については、
あくまでも当時の一日本人の
主観による記載です)
私が若くてまだ学生だった頃、
2週間ほど
インドへの一人旅に出かけました。
その頃はバックパッカーとか
放浪の旅が流行っていましたし、
インドに行けば、
日本にはない何か素敵なことが
見つかるんじゃないかと
浅はかな期待を抱きつつ。
しかし待ち受けていたのは
甘っちょろい日本の若者の
予想をはるかに超える
刺激的な出来事の数々でした。
特に圧倒されたのは
想像を絶する貧しさと
それを堂々と押し付けてくる
人々の激しいパワーでした。
具体的には、
裕福な外国から来た人間だと
認識されるや否や
騙されたり、ぼったくられたり、
ストリートチルドレンに金をくれと
追いかけまわされたり・・・
それも、見るからに貧しい人だけでなく
割ときちんとした紳士にみえる人々も
隙あらば私から何か金品を
得ようとする・・・
そして、
インドでの滞在も10日を超え、
少しの慣れと失望感に捉われていたころ
汽車の中で一人の男性に出会いました。
いろいろ話をする中で、
「インドに憧れてやってきたのに、
ろくな思いをしていない。
どこへ行っても金をせびられる。
がっかりした。」
というようなことを話したところ、
「お前の手を開いてみてごらん」
と言われ、きょとんとして手を開くと
「お前の5本ある指も、
長さや太さはいろいろ違うだろう。
インド人だって、
みな同じじゃないんだよ」
と優しく諭されました。
話によると男性は
人を雇って建築関係の仕事をしている
親方らしく、
目的地に着いた後、
駅の売店でスナックまで
ご馳走してくれて
爽やかに去って行かれました。
たしかにインド人にも、
いい人もいるんだという印象を受け
大いに反省した若き日の中今でした。
このインド人の優しい親方からは、
人間は、一人一人違うのだから、
○○人だからとか、
安易に十把一絡げにしてはいけない、
という大事なことを教わりました。
もしかすると外国から来た若造に、
インドのことを誤解したまま
帰らせたくなかったのかも
しれませんね。
既読スルーが気になる(2025/8/6)
今やコミュニケーション手段として
手放せなくなった感のある ”LINE"
日本国内ではスマホ・ケータイ所持者の
83%が利用しているそうです。
そのメリットは計り知れないですが、
「コミュニケーション」の手段
である以上
”LINE"にまつわる新たな悩みやトラブル
もいろいろと発生してきます。
メールも似たような手段なんですが
LINEが大きく違う点の一つは
「読みました」というのが
「既読マーク」ですぐに送り手に
わかるところですね
私も、仕事上はそうでもないのですが、
プライベートな友人・知人に
「既読スルー」をされると、
とても心を乱されることがあります。
相手には相手の事情があり
たまたま返事をできないことや、
なんと返答するのがよいか
困るようなこともある、
ということは頭ではわかっているつもり
ですが、
自分でも不思議なほど
心がざわつきます。
人間は無視されることが一番つらい
と言われます。
相手にダメージを与えたかったら、
激しく非難したり攻撃するより
無視するほうが効果的のようです。
無視することは陰湿ないじめの手法
としても使われますが、
やられたほうのダメージは
大きいですよね・・・。
LINE上でも、「既読スルー」で、
相手から返事が返ってこないことで
あたかも無視されているような感覚を
感じているのかもしれません。
対面のコミュニケーションであれば
相手が言葉を発していなくても、
表情や態度から、
相手がどう感じているか、
おおよそ判断することができます。
しかしLINEのコミュニケーションでは
相手についての情報が
基本的に相手の書いたメッセージに
限られるため、
足りない情報は自分の想像で
補うことになってしまいます。
人間は「わからない」という状態に
耐えるのが大変苦手なので、
ついつい想像してしまうんですね。
さてここで、
持ち前のネガティブ思考が
発動してしまうと、
・見てるのに何で返事してこないの!
・どうでもいいと思っているのでは?
・ほっておいても大丈夫と思って
甘えてる?
・ 俺のことバカにしてるのか?
・そもそも、この人は失礼な人間!
と、暴走を放置していると
どんどん悪い想像が
膨らんでいってしまいます。
わからないことを想像できることは、
人間の優れた能力ですが、
究極のところ、「相手の状況・考えは、
私にはわかりっこない」、
ということを肝に銘じておかないと
暴走したネガティブな想像は
悩みやトラブルの元に
発展してしまいます。
LINEはまだ、
新しいコミュニケーション手段なので
決まったルールやエチケットは
ないですが、
逆の立場で、
いらぬトラブルを避けるためには、
人からのメッセージは
自分が読んだ時点で「既読」が付いて、
すでに相手のヤキモキが
始まっているかもしれない、
と意識して
「無視してませんよ」、のサインとして、
とりあえず、リプライマークでも、
スタンプでも、
「今忙しいんで後で返事するね」
でもいいので、
なにかあなたからの反応を送っておくと
よいかもですね。
「そんな面倒なこと、やってられないわ」
「LINEの反応がないことくらい、
気にするほうが悪い」
と思う方は、まあそう言わずに、
この動画の可哀そうな赤ちゃんを
ご覧ください。
あなたの反応がほしいのは、
人間の根本的な本能です。
動画へのリンク↓
https://youtu.be/3g7NYEMAS5A
あなたは孤独とどう付き合う?(2025/7/30)
人は、
一人で生まれてきて、
一人で死んでいく。
どんな人であれ最初と最後は、
孤独であると言われます。
孤独とどう付き合うのかは、
その人の人生への向き合い方
と言えるくらい、
大きなテーマですね。
以前、日本の「孤独調査」の結果が
発表されました。
私の予想では、
仕事ばっかりしてきて
かつコミュニケーション力が
不足している
私のような中高年のオジサンが
最も孤独だ、
という結果が出るのだと
思っていたのですが、
意外にも、
多くの若者も孤独を感じている
という結果でした。
現在は、SNSが急激に発達し、
数多くの人と、
気軽につながることが可能となった
にもかかわらず、
多くの若者が孤独感を感じている
というこの事実は
どう理解したらいいのでしょうか。
従来、人は会えないときに
他者のことを勝手に想像することで、
孤独を感じないで済んでいたのに、
好きな人が自分以外の人と
仲良くしていることをSNSで見て、
かえって寂しさを感じてしまう
なんてことも起こっているようです。
また、孤独と孤独「感」とは違う
ということも
挙げられるかもしれません。
物理的に「一人でいる」ということと、
孤独を感じて寂しいこととは
同じではないということですね。
むしろ多くの人と繋がりながら、
だれとも「真の心のつながり」
を感じられない状態のほうが、
孤独感を感じるのではないでしょうか。
他のネガティブ感情同様に、
「孤独感」を辛く感じる能力も、
個人では弱いけれど
社会を作って生き延びてきた人類が
遺伝的に獲得してきたものだ
と言えると思います。
しかし現代社会では
独りでいることが、
すぐに生命の危機をもたらすものでは
ありません。
誰にも邪魔されず、
ただゆっくりと時間をすごしたり、
好きなことを楽しんだり、
思索にふけったり、
孤独には豊かな側面もあります。
SNSで、
いつでも人と繋がれるということは、
裏を返せば、
一人になれる時間がないということ。
こころのバランスを取るために、
ときには繋がりをオフにして
一人になる時間を作るというのも
大事なことかもしれません。
孤独を恐れず、
でも、孤独をいたずらに美化せずに、
「ほどほど」の繋がりと孤独を
行き来するのが
理想なのかもしれないですね。
ダイエットとストレスマネジメント(2025/7/23)
世の中には様々なダイエット法が
あふれていますが、
「消費カロリーが摂取カロリーを
上回らなければ痩せることはない」
ということが、
どのダイエット法にも共通する
一番大事な原則です。
逆に言えば、
摂取カロリーが消費カロリーを
上回っていれば、
その分は皮下脂肪や内臓脂肪として
蓄積されていくということですね。
お父さんのポッコリお腹を見れば、
だれでもお父さんはカロリーの取りすぎ
だとわかります。
この状態を放っておいて肥満が進むと、
様々な疾患のリスクが
上がってしまいますね。
これと同じことが
実はストレスに関してもあてはまります。
子どもからお年寄りまで、
人間、生きていればみんな
ストレスなしというわけにいきません。
日々受けるストレス量に対して
様々な方法で解消・発散する
ストレス量が追い付かないと
慢性的にストレスが蓄積していきます。
やっかいなのは、
お父さんのお腹みたいに
「あっ、ストレスたまってるな」と
明確にわからないので、
他人だけでなく本人も気づかないうちに
ストレスは心や体に
悪い影響を及ぼし始めます。
怖いですねー。
しっかり休息を取って、
自分なりのストレス解消法を開発し、
積極的に利用していきましょう!
恥ずかしながら私も、
会社員時代に蓄積していく
皮下脂肪とストレスを
長年放置したため、
健康的な食生活と
ストレスの少ない生き方
に変えた今でも、
ポッコリお腹は
なかなか引っ込みませんし、
こころの傷や
自分を苦しめるこころの癖も
完全には治っていません。
時間をかけて
身についてしまったものは、
なかなかすぐには変えられない
ということですね。
みなさまも
カロリーとストレスの収支バランス、
お気を付けくださいね。
われら敏感族!(2025/7/16)
HSPという言葉を、
お聞きになったことが
ありますでしょうか?
「とても敏感な人」
Highly Sensitive Person
(ハイリー・センシティブ・パーソン)
の略です。
生まれつき非常に感受性が強く、
敏感な気質を持つ人々のことで、
少し前に「繊細さん」という名前で
世間に広がったことがあります。
5人に1人程度は、
HSPに該当するとされていますので、
けっこう多いですね。
HSPの特徴を考えると、
カウンセリング相談者の方や
カウンセラーは、
一般人口よりHSPの割合が
うんと高いようです。
かくいう私も、
かなりのHSPだという自覚があります。
(といっても家族や親しい人には、
私が「敏感な人」だと言っても
笑われるだけと思いますが・・・)
HSPの特徴をざっと挙げると、
・物事を深く考える傾向
・些細なことにも気づきやすい
・外部からの刺激に敏感に反応し、疲れる
・他人の感情に共感しやすく気持ちを察する
・他人からの影響を受けやすくストレスをためやすい
などなど。
これらの特徴は、
決してマイナスなこと
ばかりではないのですが、
競争原理がはたらき
変化のスピードが速い
現代社会を生き抜いていくうえで、
不利になることもしばしばです。
そもそも、5人に4人は反対側の
「鈍感な人」ですから、
多数派の「鈍感族」が
作った社会のルールに
従わないといけないということは、
失敗やうまくいかないことも多く、
劣等感とか、低い自己評価に
繋がりやすくなります。
しかし、HSPであるというのは、
病気や障害であるとか、
自分の努力不足であるとか、
性格が悪いとかではないので
卑屈になる必要はありません!
もし、
HSPになんの価値もないのであれば、
人類の歴史の中で
淘汰されているはずですが
そうならなかったのは
HSPの人がいる意味がある
ということです。
たとえば、
これまで偉大な芸術を残してきたのは、
ほとんどHSPの人々のはずです。
「鈍感族」からの攻撃は、
自分に合った対処法を見つけて
適度にしのぎつつ
HSPの繊細な特性を活かして、
深みのある人生を楽しみましょう。
できないことに目を向ける
減点方式ではなく、
ネクラだ、内向的だ、
人づきあいが苦手だ、
と落ち込むのではなく、
HSPである自分を積極的に認めて
誇りに思うぐらいに
自己肯定感を高められるとよいですね!
小さな〇を集めよう(2025/7/9)
今朝ご紹介するのは、
認知行動療法で
「ソーシャルサポートネットワークの
外在化」
と言われているワークです。
一度作っておくと、
あなたが落ち込んだ時やピンチの時に、
必ず助けてくれる
お守りになると思いますので、
ぜひ取り組んでみてくださいね。
やり方は簡単で、
適当な用紙の真ん中に
「自分」と書いて、
その周りに、
自分にとってポジティブな関係の
ひと・ものなどを書き出していきます。
例えば、
・パートナー(夫・妻・恋人など)
・職場の先輩の〇〇さん
・昔の上司の〇〇さん
・後輩の〇〇くん
・学生時代の親友〇〇さん
・カウンセラーの〇〇さん
など頼りになる人々や、
・ペットのインコ〇〇ちゃん
・よく行くカフェの店員さん
・亡くなったお祖母ちゃん(の思い出)
・お気に入りのぬいぐるみ
など、癒される人や動物とか、
・推しのアイドル〇〇ちゃん
・坂本龍馬(歴史上の人物など)
・大谷くん(大好きなスポーツ選手)
など、
思い出すと元気をもらえる人とか、
堅苦しく考えないで
自分にとって
ポジティブな関係があるものなら
なんでもOKです。
それぞれの項目を、
ポジティブなパワーの大きさによって
〇で囲んでみて
ビジュアル化しておくと、
なお良いですね。
(パートナーは大きな〇、
ぬいぐるみは小さな〇、とか)
こうやって書き出してみることで
孤独だと思っていた自分も、
多くの人やものに支えられているのだ
ということが再認識できます。
そして、ちょっと落ち込んだり、
元気がないときには、
ここで書き出した人やものとの接触を
意識的に増やしましょう。
たとえ1つずつの〇が持つパワーは
小さいとしても、
いくつか組み合わせれば
大きな力になります。
日頃から、
小さな〇をコツコツ集める習慣が
できてくると
ごきげんな気分で過ごせる時間が、
少しずつ増えていくと思いますよー。
他者との関係に悩んだら(2025/7/2)
たとえ一番近くにいる
パートナーや親子であっても
自分以外の「他者」との関係は
悩みの種になることが多いですね。
相手がいったい何を考えているのか
わからない・・・
ということは、
関係が近ければ近いほど、
辛く感じてしまうかもしれません。
しかし、
自分の思考だって刻々と変化していて
捉えどころがないのに
他者が何を考えているかなんて
わからなくても仕方ありません。
逆にもし、
他人にあなたの考えていることが
筒抜けでわかってしまったら、
かなり困りますよね(汗)
同じように、相手の言動が
自分の期待した通りでないことで
腹が立ったり、悲しくなったり
することもありますが
だからと言って
相手の言動を変えてやろうとしても
なかなかうまくいきません。
たとえ相手との力関係によって、
こちらの言うことを
無理やりきかせることができたとしても
相手が望んでいなければ、
将来的に良い結果には
繋がりにくいですね。
これも逆から考えてみれば、
他人から無理やり自分の言動を
変えさせられるのは、嫌ですよね。
私たちにできることは、
自分の心と向き合って
自分が何を求めているのか
自分が何に傷ついているのか
理解していくこと、です。
他者との関係で
悩みや生きづらさがある時は
「実験」だと考えて、
他者ではなく、まず自分の考えや行動を
変えてみましょう。
自分が変わることで、
必ず自分の周囲にも
変化が起こってきます。
なぜなら、
私たちはみんな他者との関係性の中で、
お互いに影響しあいながら
生きているからです。
周囲や自分の心に起こる変化を
注意深く観察してみましょう。
もし、少しでも
自分にとって状況が好転したり、
自分が楽になったのなら
「実験」は成功です。
あなたが起こした変化は
役に立ちそうですね。
もし、うまくいかなくても、
「今回の方法」が
うまくいかなかっただけです。
また、別の変化や方法を
「実験」してみればよいのです。
どうでしょうか。
他者との関係で、
袋小路に入ってしまったように
感じる時、
抜け出すためのヒントになれば
幸いです。
真面目すぎるボク(2025/6/25)
私の長所は「真面目なこと」です。
よく、恥ずかしげもなく
言えますよね(笑)
しかし、
いっぽうで私の最大の短所は
「真面目すぎること」です。
「真面目すぎるボク」は正義感が強く、
・約束やルールを守らない人を見るとイライラしたり
・不真面目な人が許せなかったり
・他人に迷惑をかける人が嫌いだったり
・時々サボりたくなる自分自身に腹立たしくなったり
・時折、冗談が理解できずに笑えなかったり
・頑固で融通が利かないと人から言われたり
自分や他人に感じてしまう
マイナス感情のもとは
かなりの場合、「真面目すぎるボク」
が原因のような気がします。
親から真面目であるようにと教えられ
社会からも会社からも
真面目であることを求められ
素直に「真面目な大人」に育った結果、
苦労するなんて!
なんだか割に合わない気もしますが
「真面目であること」は
デメリットよりメリットのほうが多く
これまでの人生で役に立ってきた特性
ですよね。きっと。
私の所に
相談にやってきてくださる方も、
ほぼ例外なく
世間でいう「真面目な大人」
「善良な市民」の方のように思います。
だって、真面目でなければ
悩むこともありませんから
当然といえば当然なのですが。
あなたの素晴らしい特性である
「真面目なこと」で苦労しないように
「真面目すぎるボク」になってないか?
振り返ってみましょう。
「真面目すぎるボク」を放置すると
自分も他人も息苦しくしてしまいます。
「真面目すぎるボク」のよい所を褒め、
うまくなだめすかしながら、
上手に付き合っていきたいですね。
エゴグラムからヒントを得る(2025/6/18)
「エゴグラム」って
聞かれたことはありますか?
交流分析という心理療法で使われる
性格分析の手法ですが
とても有名ですので、
やってみたことがある
という方も多いかもしれませんね。
「エゴグラム」で検索してもらうと
ネット上に診断できるサイトが
たくさんありますので、
これまでやったことがない人はもちろん
同じ人がやっても
置かれている状況などで変化しますから
だいぶ前にやったという人も
実施してみられることをお勧めします。
ここでは詳細な説明はしませんが
自分の中にある5つの心の状態
『厳しい親(CP)』
『やさしい親(NP)』
『大人(A)』
『自由な子ども(FC)』
『順応した子ども(AC)』
の強弱を、パターンで観ていきます。
たった5項目ですけど
性格診断としては
数十のパターンの中から
自分のタイプを知ることができます。
サイトによっては
丁寧な解説やアドバイスも
出てきますので、
とても参考になると思います。
もし、あなたが何か、
自分の性格に基づく
悩み事や生きづらさを
抱えていらっしゃるとしたら
上記の5つの心の状態のうち
高すぎるところ、
低すぎるところを確認してみると
解決への糸口が
得られるかもしれません。
たとえば、
・CPの高い自分は、
少し理想やルールに
拘り過ぎているかもしれない
とか
・FCの低い自分は、
感情を抑えることが多すぎて、
最近心から笑えていないなぁ
とか。
また、もし可能であれば、
何人かの人と結果を共有してみれば
自分とまったく同じタイプの人は
めったにいないということも
実感を持って理解できるでしょう。
ともすると人は、
だれでも自分と同じ感じ方や物の見方を
するもんだと思い込んでしまいますが、
エゴグラムの結果のばらつきは、
人間の多様性を再認識できる
きっかけにもなると思います。
友との決別に(2025/6/11)
ここ数年、
プライベートの活動で
お付き合いしてきた方と
ちょっとした行き違いがあって
お別れすることになりました。
この件で少し精神的ダメージを
負っていたのですが、
こんなとき、
引っ張り出して読みたくなるのは
このメルマガでも
何度か紹介させていただいている
ゲシュタルト療法の創始者パールズの
「ゲシュタルトの祈り」
という文章です。
”私は私のことをする、
あなたはあなたのことをする。
私はあなたのために
生きているわけではないし、
あなたも私のために
生きているわけではない。
あなたはあなた、私は私。
もしも、お互い出会うことができたら、
それはすばらしいこと。
もし出会えなくても、
それはしかたのないこと。”
少し冷たく聴こえるかもしれませんが
賞味期限切れになった人間関係を
引きずったり相手を恨んだり
することなく
相手を変えようともがくのではなく
無理をして自分を変えようとする
のではなく
自分は自分の道を
相手は相手の道を
進んでいくことのほうが
自然で力強く思えます。
人生に別れはつきもの。
いつでも選べる人間関係
ばかりではありませんが
自分から別れるというのも
選択肢の一つです。
この文章は、
「私」と、私とは違う道を進むことになった
「あなた」とを共に肯定し、
再び歩いていく力を与えてくれます。
いったん別々の道を歩んでも
ひょっとしたら、
その先で道が交わっていることが
あるかもしれませんしね。
いっぱい依存しよう(2025/6/4)
「自立」とは、依存先を増やすこと
というのは、
小児科医の熊谷晋一郎 先生の
お言葉です。
ご自身も脳性麻痺という障害を
持たれている先生が、
障害者の方の自立ということについて
語られている中のお言葉ですが、
障害者の方に限らず私たち誰しもが、
こころの健康を保ちながら
生きていくことに関しても
当てはまるように思います。
どんなに人間嫌いだと言ってみても、
残念ながら?人は人との関りなしには
生きていけませんし、
幸せにはなれません。
子どもの頃から「ちゃんとしなさい」
「人に迷惑をかけないようにしなさい」
と言われ続け、
誰にも頼らずに一人でちゃんとすること
=自立すること
だと思って育ってきた方も
多いのではないでしょうか。
そのおかげで立派な大人になれた、
という一面はありますが、
悩み事や苦しみを抱えるような時に、
この考え方で一人で頑張りすぎると、
あまり良い結果にはなりません。
熊谷先生のアイデアをお借りして、
私たちも普段から
できるだけ依存先
(困った時に頼れる人や物、場所)
をたくさん作るようにしましょう。
一つ一つの依存先は
大きな力にならなくても、
いくつか組み合わせれば、
きっとピンチの時に
自分を助けてくれます。
逆にいうと、依存先が全くないとか、
あるけど1つしかないとかいうのは、
メンタルヘルス的には、
かなり脆弱な状態と言えます。
「あるけど1つしかない」というのは、
それが過度になると、
対人依存とかアルコール依存、
ギャンブル依存、薬物依存、
などになる恐れがあります。
小さな依存先をたくさん作ろう
今日のメッセージでした。
小さな依存先の一つとして、
心理カウンセラーもご検討ください。
私の脳の愛しくも悲しい性質(2025/5/28)
先週は、「自分のトリセツ」の話を
させていただきましたが、
今週は、どんな人にも共通する
「脳の性質」のお話です。
私たちの脳が
とっても大切にしていることが
2つあって、
一つ目は、
「どうやったら生き残れるか?」
ということ。
人間も動物の一種ですから、
健全な状態では、
「生き残る」ということが最優先
なのは、当たり前ですよね。
ということは、
自分に危害を加えるような敵
(人・物・状況など)を
早めに察知して
対処する(逃げる・戦う)ことが
重要になります。
そのために必要になってくるのが、
「怒り」」や「恐怖」、「不安」などの
ネガティブ感情、
ということになります。
・「怒り」を感じて攻撃モードで
敵ととたかったり、
・「恐怖」を感じて一目散に逃げたり、
・「不安」を感じてリスクに対する
準備をしたり、
というようなことですね。
二つ目の大切なことは、
「どうやったら消費カロリーを
少なく済ませられるか」つまり
「どうやったら手抜きができるか?」
ということ。
脳で考える時に
消費されるエネルギーは
非常に大きいものですので、
物事をいちいちゼロベースで考えるより
経験に基づいて
パターン化してしまうほうが
エネルギー消費の面からは
効率がよくなります。
同じようなことで
毎回同じようにクヨクヨしたり、
同じような思考パターンで行動し
似たような失敗を繰り返してしまう
秘密はこのへんにあるみたいです。
これら2つの脳の性質によって
時には人間の悩みや苦しみが
生み出されてしまうわけですが
もちろん脳のほうからしたら、
自分によかれと思って
必死でやってくれているわけですし
実際にその性質のおかげで
助かっている部分も大きいので
脳を悪者扱いしたり
敵に回すのではなく、
性質を知って、
うまく付き合っていきたいですね。
ワタクシのトリセツ(2025/5/21)
時間とお金をかけて
カウンセリングを
受けに来てくださる方へ
少しでも参考になることを
提供したいので
日々、細々とですが、
心理学の勉強を続けています。
この仕事をしていくのに
欠かせないことですし、
永久に終わりのないことだろうと
思います。
心理学は人間心理に関する研究ですから
様々な理論やアプローチがあり
どれも同じことを
言っているようであったり、
時には矛盾することを
言っているようであったり。
自分にしっくりくるものもあれば、
そうでないものもあるのですが、
とにかく興味は尽きません。
ごくまれに、
自分の心の目がカッと見開かれるような
考えに出会うこともありますが
基本的には勉強したからといって、
何かが劇的に変わるようなことは
ありません。
ただ、自分自身や相談者の方々が
どうして、そのような心理状態・感情に
なってしまうのか
仕組みの一端が垣間見えることが
あります。
このなんとなく仕組みがわかる、
ということはけっこう大事でして
悩み事から抜け出して
自分の人生を
自分でコントロールできる
ヒントが得られたり
することがあります。
人は誰しも
自分のことは、わかったような気でいて
じつは一番わかっていない
ということもあり、
自分でも何故かわからない
行動を取って後悔したり、
いつも同じようなことで失敗したり、
嫌な気分や将来の不安に囚われたり
しますよね。
心理学を勉強したり
カウンセリングを受けたりすることは
いうならば「自分自身の取扱説明書」を
作成している作業なのかなと
感じることがあります。
この取扱説明書が完成することは
おそらくありませんが、
その精度が増していくほど
生きづらさが軽くなっていくと思います。
説明書の記載は、
「自分はこういう背景があるから
こういう考えや行動を取りやすく
失敗することがある。」
いっぽうで、
「こういう人や物は、
自分の心にとって栄養になるので、
積極的に取り入れるとよい」とか
「こういうことは他の人より
上手にできたり苦にならないので
うまく活かせば自分も他人も助かる。」
みたいなイメージです。
自分の悩みや困りごとにしっくりくる
考え方やアプローチを取り入れながら
説明書の項目を追加していきませんか?
限られた人生の時間の中で
効率よく説明書を充実させるためには
自分に合ったカウンセラーを
みつけていただくのがおススメです。
よろしければ、
無料お試しカウンセリングで
お待ちしております。
やさしい自分と意地悪な自分(2025/5/14)
カウンセラーのくせになんだ!
とお𠮟りを受けそうですが・・・
自分でもよくわからないのですが
プライベートでは、
とても人に優しくなれる時と
優しくなれない時とがあります。
優しくなれない時は
自分ってなんて心が狭いんだろうと
自己嫌悪になったりしますが
これは当たり前のことでもあります。
一人の人間の中には
「優しい部分」と
「意地悪な部分」とが
あって当然です。
もし、「自分には優しさしかない」
という人がいたら、
すごい聖人か、
とんでもない嘘つきかの
どちらかです。
自分の状況や
相手との関係性の中で
自分の中にあるどちらの部分が
表面に出てくるかが
変わるだけです。
そう考えてみると
自分に対して
意地悪してくるような人に対しても
その人全部が悪いというより
「今、この人の悪い部分が
表面に出てるんだなぁ」と
少し腹の虫が治まったりしませんか?
え、無理ですか・・・?
でも、少なくとも、
たまに意地悪な考えや
行動をしてしまったとしても、
自分が意地悪でどうしようもない人間
なのではなく、
「自分の中の悪い部分が
出ちゃったなぁ」
と考えたほうが、
必要以上に自己嫌悪にならずに
反省と修正をしやすくなります。
とはいえ
「やさしい自分」のほうが平和ですし
たいていの場合は
人との関係もうまくいくことが多いので
「やさしい自分」が
メインの自分になるように
していきたいですね。
私もカウンセリングのお仕事に入る時は
自分の中にある優しさで
心をいっぱいに満たしてから
お話を聴くようにしておりますので、
安心して相談にお越しください(笑)
人生は流れるプール(2025/5/7)
先週のメルマガが
配信エラーにより文字化けみたいに
表示されてしまっていた方が
いらっしゃるようで
大変ご迷惑をおかけしました。
ご報告いただいた方々、
ありがとうございました。
運営会社には調査依頼をしておりますが
もしまた、今回も
同様のエラーが起きておりましたら
教えていただけると助かります。
(先週分のメルマガはホームページにも
アーカイブで掲載しています)
https://engawa.hp.peraichi.com
さて、人生は「川の流れ」に
例えられることも多いですが、
今日は、「流れるプール」に例えて
考えてみましょう。
中高年になったみなさんも
小さい頃に「流れるプール」で
泳いだ経験はありますかね。
昭和時代には、たくさんありました。
浮き輪なんかに乗っかっていれば
プカプカと流れで運んでいってくれる、
あれです。
「流れるプール」あるあるですが、
誰かが漏らした排せつ物に
追いかけられた恐怖体験を持つ方も
いらっしゃるかもしれませんね(笑)
「流れるプール」で泳いでいると
流れの方向であれば、
スイスイと楽に泳いでいけますが、
流れと反対の方向に進もうとすると
そうとうな力を使わないと
押し戻されてしまいますよね。
まあそれがプール遊びとしては、
楽しかったりもするのですが・・・
目には見えませんが、
「流れるプール」と同様、
人生にもゆったりとした
自然の流れがあり、
生まれた時・場所から
死ぬ時・場所にむかって
ゆっくりと流れています。
ちょうどいい感じで
流れに乗れている時は
あまり苦労をしなくても
人生がうまくいき
幸運にも恵まれたりしますが、
流れに乗れていない時は
苦労や不運が続いたりもします。
なんだか最近、
人生がうまくいかないなという時は、
不安に駆られて自分の努力の方向が
流れに逆らっていないかとか、
過去の幸せや栄光にしがみつきすぎて
流れの中で立ち止まってしまって
いないかとか、
少し俯瞰して見つめてみると
ヒントが出てくるかもしれません。
若い時は少々流れに逆らって
筋肉を鍛えてみるのも
大事かもしれませんが、
中高年に差し掛かってからは
流れを意識して
少しだけ力を抜いて泳いでみる
というのはいかがでしょう?
ただし、力を抜きすぎると
筋肉が衰えてしまって
流れについていけなくなりますのでね、
これも要注意です。
落ち着いて自分の泳ぎのペースを
人生の流れに合わせてみれば
これまで見えていなかった
「今」の中にある幸せが見えてきたり、
流れとのギャップが
ストレスを生み出していたことが
わかったするかもしれません。
挫折はチャンスになる(かもしれない)(2025/4/30)
人生には時折、
いろんな形で
挫折が訪れることがあると思います。
かく言う私も、挫折の数では
人に自慢できるくらい
味わってきました。(笑)
そういう人生でなければ
カウンセラーという仕事に
たどり着いていなかったと思います。
心に刻まれて
いまだに深い傷になったままの
挫折もありますが
自分の生き方・働き方を変える
きっかけになった
今にしてみればありがたい
挫折もあります。
会社員として
責任の重い仕事を担当していた時も
大きな挫折を経験しました。
しかし、あの時の挫折がなかったら
ストレスを感じながら働き続けて
体を壊して取り返しがつかないことに
なっていたかもしれないと思います。
すべてとは言いませんが
あなたの人生に
挫折が訪れたということは
なんらかの軌道修正をしなさいという
サインなのかもしれません。
これまで走り続けてきたのであれば
いったん立ち止まって
冷静に過去を振り返り
マイナーチェンジをして
明るい未来を築いていく
チャンスにすることができる
かもしれません。
今は辛くても
人生は最後に「いい人生だった」
と思えた人の勝ちです。
ただ、挫折したときは
体に例えるとコケて膝をすりむいたり
酷い時には骨折している状態ですから、
挫折から立ち直って
前向きに捉えていくには
援助があったほうがやりやすいですね。
そういう時こそ、
カウンセラーの扉を
ノックしてみてくださいね。
(私のところはオンラインなので
リンクをクリックですが)
暖かいお茶でも入れて、
縁側でお待ちしております。
「今ここ」に注意を集める(2025/4/23)
おはようございます。
医療者用に開発された ”GRACE”
というプログラムがあります。
対人援助職の方が、
自分のことも大切にして、
仕事で燃え尽きてしまったり
しないように、
ということが目的なのですが、
一般の人にも参考になる
アイデアがあるので、
今日は、ご紹介させてください。
”GRACE”のGは、
Gathering Attention の頭文字
「今ここ」に注意を集める
という意味になります。
手順としては、
①息を吸いながら、
前にやっていたことや
この先の計画から、
注意を「今」に引き戻す。
②息を吐きながら、
その注意を体の感覚に向ける。
と、これだけです。
なにかに集中したいけれど
気が散ってしまう時や、
過去の後悔や将来の不安を考えてしまい
止めたいけれど止められない時、
この手順に従って
注意を「今ここ」に
戻してくることができます。
②の手順では、
地面についている足の裏を感じたり、
手をこすりあわしたり
自分の手で体をなでて
その感触を感じてみたり、
してもよいと思います。
基本的にはマインドフルネスと
やりたいことや理屈は同じですが、
この方法は
さらに簡単にできるかと思いますので
ぜひ、試してみてくださいね。
「怒り」をマネジメントしよう 完結編(2025/4/16)
おはようございます。
「怒り」のマネジメントの話も、
ようやく完結編です。
”自分の「怒りの地雷」を知る”
怒ってしまった時の
きっかけを振り返ってみると
だいたい似たようなことが
多いのではないかと思います。
たとえば、
バカにされた 、騙された、
無視された、なめられた、
恥をかかされた、
感謝されていない、
裏切られた、差別された、
などなど。
自分の「怒りの地雷」は、
トリガー(引き金)思考
と言われるもので、
だいたいいくつかに
集約されると思います。
自分が、どのトリガーに
反応してしまいやすいか
知っておけば
避けたり、対処したり、
の助けになります。
また、自分のトリガー思考は、
過去の辛い経験、苦しみ、悲しみが
元になっていることが多いので、
その経験を癒していく
というアプローチも有効です。
怒りの地雷探し同様に有効なのが、
自分が怒ってしまう
パターンを見つけることです。
いつも似たような状況、場所、
相手に腹が立つのなら、
自分側の行動・思考のパターンを
変化させてみるアプローチです。
この話題の最初のほうで
お伝えした通り、
怒りは必要な感情でも
ありますので、
完全になくしてしまおう
という発想ではなく
ここまでご紹介してきた
短期的な対処法と
中長期の対処法とを組み合わせて
うまく付き合って、
適切な範囲でコントロール
していきたいですね。
「怒り」をマネジメントしよう その3(2025/4/9)
「怒り」に関する話、
長くなってきましたねぇ。
すみません、
もうちょっと続くので、
お付き合いください。
日頃から、
穏やかであろう、
人には優しくしよう、
と気をつけていても、
ちょっとしたきっかけで
ほとんど反射的に
「怒り」が爆発してしまった!
ということは誰でも起こります。
お伝えしているように
「怒り」は生死にかかわる
根源的でとても重要な感情なので、
敵から身を守るため
手遅れにならないように、
刺激に反応して
時には、
すごいスピードで発生するから
仕方ないのです。
あなたが悪いわけではありません。
今日は、
こういった「衝動的な怒り」への
対処のアイデアをお伝えします。
”怒りの「7秒」をやり過ごす”
幸いなことに、
こういった反射的な怒りは
なんとか7秒間だけ、
やり過ごすことができたら
長続きはしません。
怒りによる即時反応プロセスを
邪魔してやればよいのです。
方法としては、
・大きく深呼吸する。
・目をつぶって胸に手を当てる。
・カウントバック:
100から、7とかの数字を
順番に引いていく。
・コーピングマントラ:
「大丈夫」「許したる」
「これも修行」
などの言葉を唱えたり、
「可愛い動物」「好きなアイドル」
などのビジュアルを
見たり・想像したり、
自分なりの落ち着くポーズ、
ジェスチャーを取ったり、
してみる。
・グラウンディング:
目の前のものを詳細に観察する。
観察対象は何でもいいのですが、
自分の好きなものなら、
なお効果的です。
・いったん、その場所から離れる。
・鏡やスマホカメラで
自分の顔を見る。
(できたら、ニカッと笑う)
などなど。
日頃から試してみて、
自分のやりやすい方法を
見つけておくと安心です。
ということで、
今日からしばらくは、
ムカッと反射的に思う物事を
あえて探していただき、
ここに挙げたアイデアを
試してみてくださいね。(笑)
「怒り」をマネジメントしよう その2(2025/4/2)
先週に引き続いて
「怒り」のマネジメントに関して
お伝えさせていただきます。
基本的に「怒り」は、
自分が
「してほしいことをしてもらえない」か、
「してほしくないことをされたとき」
に起こるとされています。
そこで、 「怒り」のマネジメントの
第一歩としては、
「怒り」の裏側にある
自分の価値観、
すなわちあなたが
「してほしいこと」
「してほしくないこと」、
あなたが
「~すべき」「~すべきでない」
と思うこと、
を見直してみることです。
あなたの価値観はあなたそのもの
とも言えるので、
もちろん大事にしていいのですが、
それと同様に、
他の人にはあなたと違う価値観
がありますので、
それも認めなければ
フェアじゃないですよね。
また、価値観の根底にある「常識」
(あなたが当たり前と思うこと)は、
唯一絶対というより、
人や立場、時代や地域、状況によって
あっさり変わることもある
けっこうあやふやなもの
であったりします。
自分の価値観が見えてきたら、
次は、「怒り」よりも
平和かつ効果的な方法で、
こちらの要望を伝えるように
してみましょう。
「怒り」の裏側には、
あなたの相手への期待や要望
があるのですから。
仮に力づくであなたの言うことを
無理やり聞かせたとしても
相手の恨みを買ってしまったり、
気が付かないところで復讐されたり
長期的にはあなたのメリットにも
なりません。
どうしたら、わかってくれるか?
たとえ、わかってくれなくても、
自分が望むような言動に
変えてくれるか?
冷静に作戦を練ったほうが
得策です。
~次回へと続きます~
「怒り」をマネジメントしよう その1(2025/3/26)
今週からしばらくは、
ネガティブ感情の中でも
他人とのトラブルにも関わる
「怒り」という感情について
考えてみたいと思います。
そもそも「怒り」は、
目の前の敵と戦うために
自分の態勢を準備する
(心拍数や血圧を上げる、
筋肉を緊張させる、
胃腸の動きを抑えるなど)、
生存に関わる
原始的で重要な感情です。
怒りの感情があるからこそ
人類は生き延びてこられた
とも言えます。
まったく怒らないのがいい
というわけでもありません。
これはネガティブ感情全般に
言えることですが、
「必要な感情だから
自分に備わっている」
というスタンスで
付き合い方を考えるほうが
現実的で有効になります。
ところで最近なにか、
ムカッと腹の立つことは
ありましたか?
と聞かれて思い出していると
忘れていたのに
また、だんだん腹が立ってきたり
するかもしれませんね。
そうすると、
体が戦闘モードになりますから
頭に血が上ったり、
呼吸が浅くなったり、
体に力が入ったり、
してくると思います。
あなたの闘争本能が
正常に機能している
ということではありますが、
この状態が長く続いてしまうと、
自分自身を消耗してしまいます。
また、あなたの側に
なんだか理由はわからないですが、
「怒り」のオーラを
むき出しにしている人がいると
考えてみてください。
そんな人には
近づきたいと思いませんよね。
「怒り」は大切な人との
円滑なコミュニケーションを
邪魔する要因にもなります。
自分のためにも、他人のためにも、
「怒り」を適切な範囲で
コントロールして
穏やかに生きるすべを
身につけたいものですね。
~次回へと続きます~
あなたの「べき」をやめるべき!?(2025/3/19)
あなたには、
いくつの「べき」が
あるでしょうか?
・子どもの前では、
いつも優しい母親であるべき
・親からの期待に応えるべき
・パートナーは、
いつでも私を愛するべき
・男なんだから
人前で弱音を吐くべきではない
・人にはいつも親切にすべき
もちろん、
それぞれの価値観があるので、
いくつかの「べき」は
誰でも持っていますし、
悪い事でもありません。
さらに、
・人のものを盗むべきではない
・仕事で得た情報を
他の目的で使うべきではない
といった、社会のルール、
仕事のルール、のような
重要な「べき」もあるのですが、
あなたの中に、あまりにたくさんの
「べき」を持ちすぎると
とても、苦しくなってしまいます。
自分を苦しくする
物事の見方・捉え方は、
認知行動療法で、
「認知の歪み」とか「偏り」、
と言われるものです。
強すぎる「べき」は
自己肯定感の低下や、
他人への攻撃性に繋がり、
結果として自分も他人も
苦しめてしまいますので、
「~すべき」「~すべきでない」
が口癖になっているような方は、
少し見直してみませんか?
どうしてその「べき」を
自分が持つようになったか、
きっちりと分析してみるのも
アプローチ法ではあるのですが、
ここでは、もっとお手軽に、
語尾を変えてみましょう。
「べき」と言う(思う)代わりに
「できれば、~のほうがいい」
あるいは、
「~だったらいいかも(笑)」
くらいでもいいです。
これだけで、強すぎる「べき」が
なんだか柔らかい感じに
緩みませんか。
ということで、
あなたの「べき」はやめる「べき」
というお話でした。
お気を付けください!本当にあった怖い話(2025/3/12)
今日は
心理学と関係がない話なのですが
この週末に、
ちょっと怖い思いをしまして
いつもこのメルマガを
読んでくださっている方には
バカな私の失敗を教訓として
共有させていただきます。
土曜日の朝、
インスタグラムでフォローしている
お店の方から
ダイレクトメッセージが入り、
「ネットの釣り番組の
アンバサダーの座を争っているので
投票に協力してもらえませんか?」
と依頼がありました。
まあ、それぐらいいいか、と思って
「いいですよ。
どうしたらいいですか?」
と返信したところ
「投票用のコードを
SMSメッセージで送るから
電話番号を教えて」と言われ
しばらくすると、それらしき
メッセージが送られてきて
今度は、「そのメッセージを
スクショで撮って送って」
と言われ、
素直に送り返したら・・・
ほどなくして、自分のインスタに
ログインができなくなりました!
これは、まさか騙されたのか!
と思って開店時間を待って
お店に電話してみたら、
「うちのお店の
インスタのアカウントが
乗っ取られてしまった
みたいなんです・・・」
とのことでした。
そうなんです、
まんまと騙されて自分のインスタの
アカウントを
乗っ取られてしまいました!
その後、必死になって
アカウントを取り返す方法を見つけ、
なんとかホッとしたのですが、
夜中に今度はFacebookのアカウントが
乗っ取られるというオマケまで!
同じMeta社のアプリなので、
取得された情報を使って
Facebookの乗っ取りも
できてしまうようなんですね。
こちらも、
なんとか早めに気が付いたので
取り戻すことはできたのですが、
久しぶりに
パニックになってしまいました。
こうやって振り返りながら
文字にしてみると
なんで途中で
気が付かなかったんだろうと
冷静に感じますが
人からの依頼に応えて
感謝されたかったのか、
いいカッコがしたかったのか、
自分の中のバイアスが
騙される要因を作ったように
思います。
賢明なみなさんは、
こんなバカな失敗は
されないと思いますが、
個人情報の管理には、
お気を付けくださいませ(-_-;)
最後に付け加えておくと、
夜中にパニックになって
眠れなくなってしまったので、
最近、このメルマガでも流行りの
「スージング・タッチ
(そっと胸に手を当てて目をつぶる)」
をしたところ
落ち着いて眠ることができましたよ。
こんな時にも役立つテクニック
だなあと再認識しました。
過去は変えられる(かもしれない)というお話(2025/3/5)
過ぎ去った過去は
変えられない・・・
それは不変の真理のように
思えますが、
実は変えられるかもしれない・・・
というお話です。
一説によると
おおよそ成人の7割は
程度の差はあれ、
過去の出来事による
なんらかの心の傷を
抱えているのだそうです。
お読みくださっている方の中にも
過去の不幸な出来事、
取り返しのつかない失敗など、
タイムマシンで戻れるなら
変えたい過去があるという方も
いらっしゃるかもしれませんね。
残念ながら、
過去に起こってしまった
「出来事」そのものを
変えることはできませんが、
それをどう自分が理解するか、
ということなら変えることが
できるかもしれません。
考えても見てください。
私たちは、現在目の前で
起こっていることですら、
一人一人が自分の価値観や捉え方
というフィルターなしには
見ることができません。
同じ出来事を、同時に見ながらも、
異なる立場から眺めれば
まったく違った感想を持ちますね。
たとえばスポーツ観戦であれば
どちらのチームを応援しているか、
自分でも自覚があるので
自分の見方のバイアスを
意識するのは比較的簡単ですが、
日常の出来事では
物事がそうシンプルでは
ありませんし、
自分の見方が
浅かったことや偏っていたこと、
相手の深い意図や事情を
理解していなかったことに
あとになって気が付くという経験を
することも多いと思います。
過去の辛かった出来事の
理解を書き換えるのは
簡単ではありませんが
その辛さを少しでも和らげるには、
「今」が幸せだと感じ、
感謝することが
スタート地点になります。
「今」が幸せであれば、
そこに繋がってきた過去の出来事や
過去の人々(自分も含めて)
の存在や行いを受け入れて、
許すこともできるのでは
ないでしょうか。
たしかに辛かったけれども、
過去の出来事や人々が
少しでも違っていたら
「今」とまったく同じ状況には
なっていなかったわけですから。
辛い過去の傷が癒えずに苦しい
という方は
「今」の幸せを感じられるように
エネルギーや意識を
向けてみるのも一つの方法です。
アタマ・ココロ・カラダ(2025/2/26)
人間には、
頭(思考)と、心(感情)と、
体とがありますが、
悩み事や辛いことがある時は、
どうも頭と心の間でグルグルと
止まることのない無限ループに
入ってしまいがちなようです。
自分にとってネガティブな
出来事や状況があり、
そのことを考えていると
気分がどんよりと
落ち込んできてしまいます。
その、どんよりした気分で
物事を眺めると
普段より悲観的に
見えてきますので、
「ああ、なんでまた・・・」
などと考えて、
さらに落ち込んでしまう、
といった具合です。
こんな時に
苦しみから逃れるために、
考え方を変えてみようとか、
気分を変えてみようとか、
そういったアプローチも、
もちろんアリなのですが、
頭と心の無限ループから
いったん離れて
「カラダ」へと意識を集中する、
というのも効果的な方法です。
先日ご紹介した
自分の手のひらを胸にあてて
その温もりを感じるという
「スージング・タッチ」も
わかりやすく自分のカラダに
意識を集中するにはよい方法です。
いろいろと考えたりせずに、
ただ、手のぬくもりを感じる…
また、悩み事やストレスが重なって
心が辛い時は、
自分のカラダの不調や疲労を
見過ごしやすくもなります。
時々立ち止まって、
カラダからの声やサインに
意識のチューニングを
合わせてみてくださいね。
バスから見た世界(2025/2/19)
訳あって、ここのところ
路線バスに乗ることが多く
空いていれば後ろのほうの座席に
座るようにしています。
私は自家用車を持っていないので、
いつもは歩きか自転車なのですが、
バスの後部座席は
一段高くなっていますから、
いつも見ている街の風景が
少し違って見えたり、
気づいていなかった看板やお店に
気づけたりして
新鮮な気分になります。
自分のことを俯瞰して
客観的に見つめる視座として
「メタ認知」と呼ばれる
ポジションがあります。
よく「幽体離脱」して
自分を上から見ているイメージ
とご説明していますが、
バスの後部座席も、
いつも見ている景色を、
視点を高くして客観的に見る
効果があると思います。
歩いている人を
上から観察するのも楽しいですよ。
バスの高さといい、
ちょうどいいスピード感といい、
絶妙な感じなので、
ぜひ、お試しください。
普段から満員のバスで
通勤している方には、
何をのんきな事をと、
叱られるかもしれませんが・・・
そうやって、視点のレベルを
どんどん上げていき、
宇宙の視点から見たら
すべて小さなこと
人の人生も一瞬のまたたき
自分の悩み事も、
どうでもいいように
見えてきたりして・・・
悩んだ時は、
少し視線のレベル感を上げて
上から眺めてみると
ヒントが見つかるかもしれません。
靴を磨いて出かけよう(2025/2/12)
おはようございます。
今日もお出かけになると
思いますが、
あなたの靴は綺麗ですか?
どうも人からぞんざいに
扱われることが多いとか、
いつも身勝手な人に
振り回されてしまうとか、
自分は男運・女運が悪く
ろくでもない男(女)とばかり
縁ができてしまう、
などという気がする方は
自分で自分のことを
大切に扱えているか、
チェックしてみましょう。
自分の都合で
他人を振り回したり
利用するような人は、
自分のことを
大切にしていない相手が
一番の好物です。
こういう人から身を守り、
他人から大切に扱われるためには
自分自身を
大切に扱うことが先決です。
大切にするといっても
なにも高価なブランド品を
身につけるとか、
高級外車を買いましょう
ということではありません。
・ちゃんと自分の心身を
ケアできているか?
・自分のやりたいことや
好きなことを
優先できているか?
・自分の家族や持ち物を
丁寧に扱っているか?
・自分がしたくないことを
頼まれたときに嫌と言えるか?
といったことです。
そいうことでは
身だしなみというのは
自分を大切にしているかどうか?
ということが
表面に現れやすい部分ですし、
特に靴などは、身だしなみの中でも
その人の油断や余裕のなさなど、
本質が現れやすいんでしょうね。
たとえ古くても、安くても、
きちんと汚れを取ったり、
手入れしてあるかどうか。。。
身なりや持ち物で
人を判断するのは
感心したことではありませんし、
怒りを表す定番フレーズとして
「人の足元を見やがって!」
というのもありますが、
一流ホテルのサービスマンは、
お客さんの靴は、
やはり確認するそうですね。
さて、足元を見てください。
あなたの靴は、汚れていませんか?
インド人から教わったこと その1(2025/2/5)
若い頃に、
インド人の英会話の先生
と親しくなって、
先生の自宅でヨガを教えてもらう、
というレアな機会がありました。
ヨガのほうは、
もう忘れてしまったのですが、
「人生で大事なこと」として、
教えてもらったことがあります。
先生は鉛筆で丸を描いて、
7割くらいまでを黒く塗りつぶし
ここの塗っていないところ、
「スペース=余裕」が大事だ
と教えてくれました。
飲んだり・食べたりするときも
胃や膀胱の限界まで
詰め込むのではなく、
もうちょっとほしいかな、
という所でやめておく。
仕事をする時も
限界まで働くのではなく、
もう少しできるけど、
という所で休みを取る。
人のケアをする時も
自分がやれることは
何でもしてあげる、
ではなく自分のケアの時間も取る。
なんでも
(気力・体力・お金・・・)
少しの余裕を残しておくことが
肝心だと。
若い時は、
ピンとこなかったことですが
その後教えを忘れ、
限界まで頑張るというスタイルで
自分を痛めつけて苦しんだ結果、
今になって、
先生の言ったとおりだなぁと
思い知らされました。
せっかく教わっていたのに、
その後の人生で
実践できていませんでした。。。
年を取ったこれからは、
もう少し賢く、
余裕を心がけ、
自分をいたわりながら
生きていきたいと思いますが、
自分でブレーキをかけるのって、
難しいですね・・・
相変わらず飲みすぎて、
二日酔いに後悔しながら
このメルマガを書いている私。。
思いやりのパイプが詰まるとき(2025/1/29)
人は本来、誰しもが
「思いやり」を持っている
とされています。
「思いやり」には、
①自分から他人へ
②他人から自分へ
③自分から自分へ
の3つの方向があります。
人生が穏やかにすすんでいる時には
この3つの流れがスムーズで
私たちを取り巻いて「思いやり」が
うまくパイプの中を
循環しているイメージです。
いっぽう、
何らかの心の問題を抱えている時は
「思いやり」が
3つの流れのどこかで
パイプ詰まりを起こしているかも
しれません。
①自分から他人へ
わりと理解しやすいと思いますが、
親しい人が悩んでいたり、
困っているお年寄りがいた時には、
多くの人が
「大丈夫かな」「心配だな」
という感情を持つと思います。
(実際に、何か行動できるかどうか
は別にして)
人は本来やさしいんですね。
他人の困難を理解して
助けようとするのは、
体力的に
決して強くない動物である人間が
生き残れてきた所以でしょう。
しかし、自らが
強いストレス下にあるときなどは、
余裕がなくて、
他人の困難に気が付けず、
この流れが滞りがちです。
②他人から自分へ
こちらは①と比べると
苦手だとおっしゃる方が
多いかもしれませんね。
人に親切にされたり、
好意を示してもらうと、
「何か、裏があるんじゃないか」
とか「受けた好意を返さなきゃ
いけない」
などと感じてしまったり。
たしかに世の中には、
悪意を持って「親切なフリ」で
近づいてくる人もいるので
適度な警戒心は必要ですし、
受けた好意を返していくのも
人間関係では大切ですが、
あまりこういった意識が強すぎると
良好な人間関係を構築する阻害要因
になってしまったりします。
残念ながら、幼少期に
養育者からの無償の愛を
受ける体験が少なかった方は、
この流れがうまくいかないことが
多いようです。
③自分から自分へ
意識しないと
これが一番難しいと思いますが、
ここの所繰り返しお伝えしている
「セルフ・コンパッション」
ということになります。
ほとんどの方は、これまで
自分で自分を思いやるなんて
教えてこられなかったので、
最初は難しいかもしれませんが、
練習によって
育てていくことができます。
この流れがあるからこそ、
他人にやさしくする
余裕が生まれたり、
自分は他人からのやさしさを
受け取ってもいいんだと思えたり、
他の流れの改善にも
つながっていきます。
「思いやりのパイプ」の
詰まりでお困りの場合は、
最寄りの水道屋さん、ではなく、
カウンセリングでご相談ください。
あなたの部屋のもう一人の住人(2025/1/22)
想像してください。
あなたは、
小さな部屋で一人暮らし
のはずですが、
気が付いたら、いつからか、
あなたそっくりの居候が
ずっと一緒に住んでいます。
自分はゴロゴロして
何もしないくせに
たまに口を開くと
「お前、イケてないな」とか
「何やらせてもダメだよね」とか
「いつもツイてないなー」とか
嫌なことばかり、
あなたに話しかけてきます。
あなたは、「何じゃ、こいつ」、
と腹立ちながらも、
まあまあ痛い所をついてくるので、
その都度、
気分が悪くなったりします。
そうです、居候の正体は
「自己批判」くん(ちゃん)です。
本当にこんな居候が部屋にいたら、
早々にたたき出すのが
いいのですが、
「自己批判」くんは
自分でもあるので、
追い出すことはできません。
うまいこと
付き合っていくしかないんですね。
でももし、「自己批判」くんの
性格がよくなって、
「お前、まあまあやるじゃん」
「けっこう頑張ってるよね」
「こういうこと得意だよね」
とか言ってくれるようになったら
どうでしょう。
すごく心強い応援団が
ずっと自分を励ましてくれる感じに
なれませんか?
ここのところ
セルフ・コンパッション
(自分への優しさ)
の話が多いのですが、
今回の例え話も、
そういうことです。
自分の心に住んでいる
居候の性格は、
セルフコンパッションの
考え方・アプローチを
あなたが採用することで、
変えることができます。
「自分の中のもう一人の自分」と
いい関係を作っていきたいですね。
あなたもやってる「すごいこと」(2025/1/15)
車を持っていないので
普段は運転しないのですが、
年末に用事があって
久しぶりに
レンタカーを借りました。
若い頃は、
地方で営業の仕事をしてましたので
1日何百キロとか、
ふつうに運転していたのですが
久しぶりの運転となると
神経も使いますし、
すごく疲れました。
運転と同じで
普段やっているようなことは
自分にとってはあたりまえで
たいしたことをやってないように
思いますが、
人というのは
けっこうすごいことを
毎日やっているものですね。
カウンセラーという職業柄
他の方の人生を
垣間見させていただくのですが
どなたとお話ししていても
「それは、すごいことを
されているなぁ」
と思うことが常です。
それをお伝えしても、
たいていのかたが
「いや、それほどでも・・・」
とおっしゃいますが。
ちょっとだけ
他人になったつもりになったり、
あるいは
初心者だったころの自分にもどって
今の自分のしていることを
その視点から見てみたら
けっこう、
すごいことをしていませんか?
もし、
そういうことが見つけられたら
迷わず素直に
「すごい。頑張ったね」と
自分を褒めてあげてくださいね。
日々、すごいことを続けながら
人生を送っているのだから
気づいていなくても
みえない緊張やストレスに
晒されているということです。
自分自身への優しさと
セルフケアをお忘れなく・・・
親切のネタ探し!(2025/1/8)
新しい年がスタートして
一週間が経ちましたが
滑り出しはいかがでしょうか?
ゆっくりできたのも束の間、
さっそく仕事でバタバタ、
少し忘れていたイライラや
モヤモヤも戻ってきてしまった、
という方は、
いらっしゃいませんか?
今日は、そんなあなたに、
簡単に気分を「少しだけ」よくする
小手先のテクニックを
ご紹介します。
街中で困っている人を
手伝ってあげたり、
忙しいだろうにとても丁寧な
対応をしている店員さんだったり、
人に親切にしている人をみると
こちらまでいい気分に
なったりしますよね。
私は残念ながら、
だいぶ意識しないと
人に親切できないほうなので、
さりげない親切を
自然にできる方を見かけると、
本当に清々しくて尊敬します。
同時に自分が恥ずかしくなったり。
今日の小手先テクニックは、
私のように
親切が苦手なタイプの方に、
より効果的かなと思います。
方法は簡単で、
通勤・通学・お出かけの道すがら、
「何か、人に親切にできることはないか?」
と考え、観察しながら、
歩いてみてください。
いつもと違って、
少し客観的に
世界をみることができる自分に
気が付くと思います。
しかも、
「何か、親切をしてあげる」
ということは、
少し自分の心に
余裕がないとできません。
逆説的ですが、
「何か、人に親切にできることはないか?」
と考えるということは、
強制的に、
世界に対して客観的になり、
心に余裕を生む効果があります。
その気持ちのまま、
実際に親切にできればよいですし、
たとえ親切できなかったとしても、
クヨクヨする必要はありません。
「今日は、私が親切にしなくても、
みんな幸せそうだったから、
ま、いいか」
くらいに考えてくださいね。
あなたの気分が、
少し良くなったとしたら、
それでこの方法の目的は達成です。
そう、
「情けは人のためならず」
ですから。
この世界は、
心をネガティブにするような
出来事には事欠きません。
小手先のテクニックやら、
本格的な思考法やら、
いろいろと組み合わせて
試しながら、
自分に合った方法を見つけ、
少しでも幸せを感じる時間を
増やしていきましょう!
自分にやさしくタッチ(2025/1/1)
みなさま、
新年あけまして
おめでとうございます。
今年はちょうど
1月1日が水曜日ですので、
このメルマガも
切りよくスタート
させていただきます。
せっかくの新年第一号なので、
今日は、きっとみなさんにも
役に立ちそうな
「スージング・タッチ」という
簡単なエクササイズを
ご紹介させていただきます。
soothingは「心を落ち着かせる」
とか「なだめる」
といった意味です。
基本のやり方はとても簡単で、
1.両方の手のひらをこすり合せる
2.手のひらがだんだん
温まっていくのを感じる
3.目を閉じて、手のひらを
胸にあて温もりを感じる
以上です。
やっていただくと
不思議と安心したり、
あたたかい気持ちになることを
体感できるのではないでしょうか。
これは、何度も紹介してきている
「セルフ・コンパッション」
(自分に優しくすること)
を高めるためのエクササイズで、
この動作を一日20秒、
一か月続けるだけで、
あなたの
「セルフ・コンパッション指数」
が向上すると言われております。
基本動作はこれだけですが、
手をあてる位置を
別の場所に動かしてみたり
(首の後ろ側とか、顎とか)
自分をハグするような
動作を入れてみたり、
自分が「気持ちいい」「落ち着く」
という方法を探してみてください。
あまり気分がよくならない場合や、
触れる場所によって
嫌な感じがする場合は
けして無理をせずに。
気が進まないなら
止めても大丈夫です。
みなさんのご感想や、
気持ちいい方法が見つかったら、
ぜひ、教えてくださいね。
今年は、
自分に優しい一年
にしましょう!
今年を気持ちよく締めくくるミニワーク(2024/12/25)
今年も残り1週間となりましたね。
このメルマガも、
今日が年内最終号です。
ということで、
今日は気持ちよく今年を締めくくる
簡単なワークのご紹介。
紙を2枚ご用意ください。
1枚目の紙には
「今年できたこと」を
書いていきます。
・〇〇の資格を取った
・〇〇の目標をクリアした
・新しく○○を始めた
・休みを取って○○に旅行した
といった派手なものは、
割と思い出しやすいと思いますが、
・〇〇の練習を続けた
・○○さんと飲みに行った
・〇〇の薬を飲み続けた
・〇〇というイベントに参加した
・〇〇さんの手伝いをした
とか細かいものは
忘れてしまいがちです。
些細なことでも、
できるだけ書き出して
いきましょう!
日記や手帳を付けている人は
それを頼りにしてもいいですし、
自分が投稿したSNSや、
送ったメッセージなども
やったことを思い出す
材料になりますね。
少し時間を取って
この作業をしてみると
意外に多くのことをした自分に
「よく頑張ったな―」と
気づけるのではないでしょうか。
また、年の初めの頃と
状況や考え方が変わったことにも
気が付くかもしれません。
ともかく、できるだけ書き出して
頑張った自分を
褒めてあげましょう。
オプションとして、
書き出したものから10個選んで、
今年のベスト10を選んでみるのも
楽しいかもですね。
2枚目の紙には
1枚目を書きながら浮かんできた
「やりたかったけど、
できなかったなー」
と思うことのうち、
「やっぱり、近いうちにやりたい」
ことを書いていきます。
できなかったことでも、
興味がなくなったりしたことは
あえて書かなくてもいいですね。
こっちの紙は、
そんなに真剣に
取り組まなくて大丈夫です。
反省しすぎると
落ち込んでしまいますので (笑)
こちらの紙のタイトルも
「今年できなかったこと」
ではなくて
「来年やること」
にしておきましょう。
それでは、みなさま、
よいお年をお迎えください。
今年も一年、
拙いメルマガをご覧いただき
ありがとうございました。
来年も、
よろしくお願いいたします。
カレーとストレスの関係?(2024/12/18)
突然ですが、みなさん、
カレーはお好きでしょうか?
もし、カレーにスパイスが
入っていなかったとしたら!?
それは、もはやカレーと呼べず、
別の汁物ですよね・・・
「ストレスは
人生のスパイスである」とは、
「ストレス」という概念を提唱した
ハンス・セリエさんが残した
名言だそうです。
「ストレス」は重なったり、
溜まったりすると、
私たちを悩ませる厄介者ですが、
適度なストレスは
自分を頑張らせたり成長させる
材料にもなります。
ストレスのない人生が
あるとしたら、
それはスパイスの入ってない
カレーのように
何の味わいもない
そもそも人生と呼べないもの
かもしれませんね。
人生からストレスを
取り除こうとするより
いかにうまく付き合って
コントロールしていくかを
考えるほうが、
うまくいきそうです。
あなた好みの
カレーのレシピを考えるように
あなたに合った
ストレスマネジメントを
考えていきましょう。
味の好みも、
年と共に変化するようです。
私も若い頃は
激辛カレーが好きでしたが、
今は、ほどほどの辛さが
美味しく感じます。
人生に必要なスパイス(ストレス)
の量も、
年を取ったら、
ちょっと控えめで
いいかもしれませんね。
【お手軽心理実験?】他人から見た自分の姿を知る(2024/12/11)
人間だれしもですが、
他人のことはよくわかるのに、
自分のこととなると
よくわからないことが多いですね。
それもそのはず、
他人の姿は、
自分の目で見ることができますが、
自分の姿を、
自分の目でリアルタイムに
見ることはできませんもんね。
日常的にテレビ出演など
されている方ですと、
自分の姿を見ることにも
慣れているかもしれませんが、
一般人の場合そうはいきません。
ということで、
今日は一つみなさんに
試してもらいたい実験があります。
といっても簡単なことですが、
パソコンからZoomに接続し、
ビデオ(カメラ)の設定から
「マイビデオをミラーリング」
のチェックを外してみてください。
これだけです。
(すみません、スマホ版Zoomでは
設定の変更方法を
見つけられませんでした。
知ってる方は教えていただけると
助かります。)
Zoomの初期設定では、
「マイビデオをミラーリング」
がオンになっています。
つまり画面には、いつも見慣れた
鏡の中の自分と同じ画像が
見えているのですが、
この設定を変更すると、
他人の目線で見た自分を
見ることができます。
これが、とっても
気持ち悪いんです。
人にもよると思いますが、
私の場合、この設定にすると
ものすごい違和感を感じ、
自分の顔の左右バラバラなことや、
年取ってたるんでしまった頬や、
薄くなった髪が気になって、
5分と見ていられません。
いつも鏡では
自分に都合の悪い部分は
見ないようにしたり、
自分に都合のいいように
「脳内補正」している
ということでしょうね。
同じようなことが、
自分の心についても
起こっていると思います。
他人から見た自分と、
自分が心で思う自分のギャップが
ひょっとすると、
あなたの生きづらさの原因
になっているかもしれませんね。
自分の心の中を見るには、
Zoomのように
簡単な装置がないので、
そういうときはやっぱり・・・
カウンセリングです。
自分と向き合う作業は、
他人から見た自分を
Zoomで見た時と同様に、
目をそむけたくなったりする
かもしれませんが
自分に迷った時には
必要な作業です。
アサーションへの道は1日にしてならず(2024/12/4)
人と人との
理想的なコミュニケーション
のあり方として、
「アサーション」
「アサーティブネス」
という手法があり、
このメルマガでも
何度か取り上げています。
簡単に言うと、
「相手の考えや意見の違いを
違いとして認め尊重しつつ、
自分の意見や要望も
冷静に伝えるスキル」で、
両者がこの手法で、
対等な立場から
コミュニケーションを取るのが
理想的と考えられます。
確かに、
理想的だなぁと思う一方で、
現実世界ではお互いの役割や
立場などもあり、
なかなか実践が
難しかったりもします。
さらに、人間誰しも、
自分の考えや意見が
「正しい」と思いたいので、
他人から自分と異なる意見を
出されると、
ついムッとして、
「なんだよ」「そんなのおかしい」
と反応したくもなります。
そんな時は、
反射的に反応するのではなく
一呼吸おいて、
「これはアサーションを
身につけるための応用問題だな」
と考えてみてはどうでしょうか。
アサーションを態度として
定着させるには、
何度も繰り返しながら、
体に馴染ませていくしか
ありません。
「多様性を認める」ことは
今や常識になっており、
そこから逸脱する言動があれば、
ネット上で袋叩きになるような
風潮もありますが、
一方で「多様性を認める」という
綺麗な言葉の裏で、
社会の分断が進んでいます。
この時代に多くの人が
アサーションを身につけることは、
さらに重要になっているように
思います。
偉そうなこと書きましたが、
多分に自戒と反省の念をこめて、
自分へのメッセージ
でもあります (^_^;)
未熟な私もアサーションへの道を
ゆっくりながら修行中です。
青臭い気持ちを新たにしました(2024/11/27)
先週末は久しぶりに、
「ポジティブ心理学」の
オンラインセミナーを
実施させていただきました。
今回のセミナーは、
私同様にカウンセリングの勉強を
している方々向けでしたので、
とても積極的に参加していただき、
ポジティブなフィードバックも
いただいて
私のポジティブ感情も、
だいぶチャージすることが
できました。
自分で話をしながら、
実践できていないことも多く、
「そうだったよな」と反省したり、
質問をいただいて
新たな気づきがあったり
とても貴重な機会でした。
そもそも、
私がポジティブ心理学に
憑りつかれた?のは
50歳を過ぎたころ、
幼少期のような
赤貧の生活からは逃れ、
それなりに仕事にも家庭にも
恵まれているのかも
しれないけれど、
「なんだか、
あんまり幸せじゃないな・・・」
と感じており、
いい歳をして、
「人生とは何か?」
「幸せとは何か?」
「俺の人生、これでいいのか?」
なんていう答えの出にくいことを
考えて悶々としていたころです。
今考えると、
ミッドライフ・クライシス
真っただ中、だったと思います。
そんな状態の私に、
一条の光のように差し込んできたのが、
ポジティブ心理学の考え方でした。
具体的な工夫によって、
自分で自分の幸福度を
上げていく方法は
自分の人生に
主体的に向き合い直す
きっかけにもなりました。
今、「人生とは何か?」
の私なりの答えは、
「人生は、自分らしく、
幸せになるためにあるんだ」
ということです。
ミッドライフ・クライシス
をはじめ、
人生の困難の中にいる方に、
カウンセリングと
ポジティブ心理学を通して、
「それぞれの方らしい幸せ」を
感じていただく
お手伝いをしたい・・・
悲しいくらいの微力だけど・・・
と青臭い気持ちを新たにしました。
いつも、みなさんには、
メルマガを読んでいただき
「いいね」やら
コメントやらをいただいて
ありがとうございます。
とても励みになっております。
たいした内容ではありませんが、
これからも、
よろしくお願いいたします。
求めすぎないお付き合い(2024/11/20)
新しい人と知り合いになって
最初はウマが合うと思っていたのに
だんだん、
「あれ?こんなことする人なの?」
「そんなこと言うの?」
なんてガッカリすることは
ないでしょうか?
これはあたりまえの現象
でもあるんですよね。
特に親しくないうちは
相手に関して
知っていることが少ないので、
人間は自分の先入観に従って
「こんな人だろう」と
不足している情報を
補っていますが、
付き合いが深くなっていくと
情報が増えてきて
自分が勝手に思っていたこととの
ギャップがはっきりしてきます。
ごくまれには、
自分が思っていたより
相手の美点・長所があとになって
わかることもありますが、
たいていの場合、
自分が期待していたことと違って
ガッカリ、
ということが多くなります。
人づきあいが苦手
という方の中には、
せっかく出会えた心を許せる人から
自分の期待することを
全部得ようとし、
深く親しくなろうと
我慢や努力を重ねて、
結局、期待を裏切られてガッカリ、
というパターンが多いようです。
そもそも、自分が求めることを
すべて与えてくれる人なんて
どこにもいませんので、
むしろ浅い関係の
友人・知人を増やし、
それぞれの人には
多くを期待しない、
1つでもいい所があればよし、
悪い所は目をつむる、
というスタンスが、役に立ちます。
これであれば、
一人の人から得られるものは
少ないですが、
失った場合のダメージも
少なくてすみます。
人と親しくなるのが
苦手だとか怖い、
と感じている方は、
ヒントになれば幸いです。
人は一人では
生きていけない生き物。
いたずらに友人を増やそうと
躍起になる必要はありませんが、
幸せな人生を送ろうとすれば、
人間関係が
自分にとって快適であることは
とても重要な要素になります。
好き嫌いせず、残さず食べなさい!(2024/11/13)
昭和生まれの中高年の皆さんは、
幼い頃に
「好き嫌いせず、
残さずしっかり食べなさい!」とか
「わがまま言って、
人様に迷惑かけちゃいけません」
とか親から言われて育った人も
多いかもしれません。
そうやって躾けてもらったおかげで
栄養のバランスも取れて
すくすくと育ち
他人と大きなトラブルを
起こすこともなく
こんなに立派な大人になれました。
と、ここまでは
親への感謝でよいのですが、
もしあなたが、
人生後半の幸せについて
考え始めているのであれば、
このような親からの
ありがたい躾けは、
いったん押入れにしまっても
いいかもしれないですね。
そしてもう一度、
自分に問いかけてみましょう。
いったい自分は何が好きで、
何が嫌いなのか。
何が楽しくて、
何は面白くないのか。
人生の後半戦で幸せを
再構築しようとするときには、
自分の「好きなこと・もの」
「楽しいこと・もの」を
優先して取捨選択、
意思決定していきましょう。
これまで、家族のため、
会社のため、他人のためと
自分の欲望を抑えて
頑張ってきた人は、
そう急に言われても「好きなこと」
「楽しいこと」がわからない、
ということが
あるかもしれませんが、
そういう時は、いろいろ試してみて
「何が好きなのかを見つけること」
自体を楽しむ、
というスタンスでも
いいと思います。
若いころと違って、
人生の残り時間は
ふんだんにはありません。
他人の好きに付き合ってる
場合じゃありません。
自分の食べたいものを食べ、
嫌いなものは残し、
他人のやりたいことより
自分がやりたいことを優先し、
好きな人と付き合い、
嫌いな人と付き合わない。
ずいぶん身勝手なようですが、
大丈夫です。
常識人に成長しているあなたは、
そう心がけたって、
そんなに他人に迷惑をかける
ようなことはありませんから。
街角の匠に学ぶカッコいい年の取り方(2024/11/6)
先日、私の愛車(ママチャリですが)
の調子が悪く、
カタカタと変な音が
するようになってしまいました。
自分で直そうとしたのですが
原因がよくわからず、
「チェーンか何かの部品交換かなー」
と、多少の臨時出費と修理時間も
覚悟しつつ、
近所の自転車屋さんに
持っていくことにしました。
自転車屋さんの店先では、
ご高齢の職人風のご主人と
その奥様と思われる方が
何やら自転車の修理を
されていました。
声をかけづらい雰囲気なので
しばらく待っていたのですが、
ようよく「どうしたん?」
と聞いてくれたので
「じつは、自転車から変な音が
するようになってしまって・・・」
と事情を説明していると、
ご主人のほうはプイと
店の奥に入ってしまいました。
奥様のほうは「すみませんねぇ」
と困ったような顔をされて、
しばらく待っていると
ご主人が戻ってこられました。
ご主人は、
先ほど修理していた自転車を
作業スペースからどかして、
目配せで、
「私の自転車をそこに置け」
と示されました。
自転車を
作業スペースに移動させると、
しばらく私の自転車を
無言で見つめていたかと思うと
おもむろに、
グーッと、工具も使わずに、
手で曲がったフレームを元に戻され、
「はい」と、言われました。
おそるおそる自転車を漕いでみると、
あの変な音は消えて、
元通りスムーズに
動くではありませんか!
私は、普段、あまり感情を
大げさに出さないほうですが、
思わず「すごいですね!」と言うと、
ご主人は、照れくさそうに
「まあ、こんなこと、
50年もやってるから・・・」
とボソリと言われました。
修理時間、ものの30秒くらい。
「あの、お代は?」と聞いたのですが、
「そんなもん、いらん」というように
ジェスチャーで早く行け、
というように示されました。
自転車屋さんを後にして
快適に戻った自転車を漕ぎながら
おもわず、
「カッコええなぁ」と思いました。
「老害」なんて言葉が定着し、
今は、年を取っていることが
リスペクトされない時代に
なってしまいましたが、
今回出会った
自転車屋のご主人のように
年を取ったとしても、
自分のできることで
世の中に貢献し続けることが
できる人というのは
カッコいいですよね。
たいしたことはできないとしても、
自分も、そういう年の取り方を
したいなと憧れた次第です。
「がんばらぬわい」と歌ってみる?(2024/10/30)
アイドルグループNMB48の新曲は、
「がんばらぬわい」
「頑張らない」を
柔らかくした言葉のようですが、
なかなか斬新なタイトルですね。
例によって秋元康さんの作詞で、
アップテンポな楽曲と
アイドルのノリノリなダンスと
「がんばらぬわい」
という歌詞の
ギャップが面白いですので、
まだの方は聴いてみてくださいね。
「頑張れー!」
「頑張ります!」
日頃、何気なく
使っていると思いますが、
冷たい言い方をすると
「頑張る」とは、
「やり方はそのままで変えずに、
量だけを増やす」
という意味で使われることが
多いのではないでしょうか?
もちろん、努力することは必要で、
それを否定するのではありませんが、
量を増やすのには限界があると
心得ておかないと
悲しい結末に繋がりかねません。
もし努力をしているのに
結果が出ない、うまくいかない、
という時は、
あなたの努力不足というよりも、
努力の仕方が間違っていないか、
という視点を持つことも大切です。
冷静に頭を働かせて、
べつの方法、べつの工夫がないのかを
探してみましょう。
そんなときのBGMには
「がんばらぬわい」
がいいかもしれませんね。
個別カウンセリングでは
べつの方法、べつの工夫を
探すお手伝いも
させていただいております。
「こころの庭」を手入れしよう(2024/10/23)
あなたの「こころの庭」は、
きちんと手入れされていますでしょうか?
人間は一人一人、
自分の中に
「こころの庭」を持っています。
放っておくと荒れ放題、
気がついたら雑草だらけ、
ということにもなりかねません。
「こころの庭」を
あなたが安心できる場所、
くつろげる場所、にするためには
日々、少しずつの手入れがポイントです。
水をやったり、肥料を与えたり。
長いことサボってたからといって、
まとめてドバーっとやるのではなく
できれば毎日、少しずつ。。。
そして、このメンテナンス作業は
どこかで終わるのではなく、
死ぬまで続けるものです。
そうしておけば、
「こころの庭」は、
あなたが、お花の香りで癒されたり、
ちょっとお茶を飲んで一息ついたり、
たまには親しい人と
バーベキューで楽しんだりと、
あなたのエネルギーを回復する
すばらしい場所になるでしょう。
手入れ以外の注意点も
いくつか記載しておきますね。
・あなたの「こころの庭」は、
あなたのものです。
そこに土足で入ろうとする人がいたら、
「ここはあなたの庭ではない」と
主張し、守ることが必要です。
言葉巧みに誘ってくる人がいても
他人に明け渡してはいけません。
・だからといって、
高すぎる塀をつくったり、
庭を屋根で覆ってしまったり、
地面をコンクリートで固めてしまったら、
そんな庭では
あなた自身もくつろげないでしょう。
「こころの庭」は、
うっすら隣の人の気配が感じられる位の
ちょうどいい垣根で囲いましょう。
・となりの芝生は青く見えますが
他人の庭を羨んでも仕方ありません。
本当に綺麗な庭かどうかも、
他人にはわかりませんしね。
「こころの庭」は一人に1つ。
むやみに広くても手入れが大変です。
自分に合ったサイズの、
手入れの行き届いた庭を目指しましょう。
・あまりに忙しすぎて、
もう自分だけの力では
手入れできないような時は
専門の庭師の力を借りることも
検討してください。
「こころの相談所 陽のあたる縁側」
では、
ご主人であるあなたの「こころの庭」を
少しの間、
縁側から一緒に拝見させていただき
元の美しい姿を取り戻す方法を
一緒に考えさせていただいています。
まぜるな危険!(2024/10/16)
洗剤の話ではありません。
困難や不運が続いたり、
人生の調子が悪い時には、
やることなすこと
うまくいかないような気がしたり、
誰も自分の味方がいないような
気がしたり。
ネガティブバイアスとか、
認知の歪みとか、
言われるような状態ですね。
こういう時は、
ポジティブな出来事と
ネガティブな出来事の間に
心の中で線を引いて
両者を混ぜないように
してみましょう。
人生の中ではたしかに
環境に恵まれていなかったり
続けて不幸に見舞われたり
することがあります。
ネガティブなことを
無理やりポジティブに
考えようとするのも
自分を混乱させてしまいます。
ネガティブなことと
ポジティブなことの間に線を引いて、
ネガティブなことはネガティブと認め、
ポジティブなことはポジティブと認める。
そういうスタンスです。
ただし、
ネガティブなことは、
努力しなくても意識に昇りやすい一方で
ポジティブなことは、
意識してみないと見えてこないものです。
あなたの中にある「心のライト」を使って
暗闇の中にあるポジティブなことに
光を当てて見つけていきましょう。
一人で見つからないときは
カウンセラーがお手伝いします。
足りないのは自己肯定感じゃない?(2024/10/9)
先週のメルマガでは、
1つも「いいね」がもらえなくくて、
自己肯定感が下がっている中今です。
悩みやストレスを抱えて、
落ち込んでしまっている時は
自分は「自己肯定感が低い」と、
考えていらっしゃる方も多いようです。
もちろん自己肯定感が高いほうが
何かと都合は良いですが、
なにか失敗してしまったり
不運なことが続いたり、
人生があまりうまくいってないなー
と思うような時に、
自己肯定感を上げよう、
というのは難しいかもしれませんね。
このメルマガでも何度かお伝えしている
「セルフ・コンパッション」は、
「自己肯定感を上げる」アプローチとは
少し違って、
ダメな自分、失敗する自分、
ツイてない自分、イケてない自分、
であったとしても、
それも含めて、
「ありのままの自分を受け入れ、
思いやる」というコンセプトです。
幼少期に、
無条件に存在そのものを
親から愛してもらえた人は
この「セルフコンパッション」を
自然と持ちやすいようですが、
親の期待に沿えた場合にだけ愛される
「条件付きの愛され方」だった人は
「セルフ・コンパッション」を
自分に持つには、
ちょっと練習が必要になってきます。
また、人生のいろんな辛い出来事を
経験するうちに
持っていた「セルフ・コンパッション」を
見失っている場合もあると思います。
自分のことを一番の親友のように
大切に思う気持ち、
どんなにヘマをやらかしても
無条件に自分を愛する気持ち、
「セルフ・コンパッション」が
あなたの中にあれば、
人生のハードな状況でも
ダメージを少なく、
回復を早くすることができるはずです。
「スマホ断食」ありふれたライフハック(2024/10/2)
人生の質をよくするヒント=
「ライフハック」の中でも、
ありふれている事とは思いますが
「スマホ断食」は、
やっぱり、効果的ですね!
この前、スマホの本体を
新しいものに入れ替えようと
データを移す作業していた時のこと。
思いのほか時間がかかってしまい
更新中のグルグル表示が止まらず
その間、スマホを使うことが
できませんでした。
はじめはイライラしながら
待っていたのですが、
もう今日はいいやと観念し、
早々に寝ることにしたら、
なんだか久しぶりに、
ぐっすり眠ることができました!
夜のスマホ操作は
睡眠によくないということは
わかっているのに
ついつい遅くまでベッドで
ネットショッピングを見たり、
夜中に目が覚めた時に
メールをチェックしたり、
ということが
習慣になっていたのですが、
強制的に「プチ・スマホ断食」
になった結果、
思いがけない効果がありました。
私に限らず現代人は、
程度の差はあれ「スマホ依存」に
なっている方も多いと思います。
アルコール、ギャンブル、
その他の依存も同様なのですが、
自分がコントロールできる範囲で
楽しんでいる分には
ストレス解消にもなるのですが、
適正な範囲を越えると
ストレス解消どころか
それ自体が生活を破壊する
脅威にもなってしまうから
ホントに怖いですね。
スマホは便利ですし
多くの恩恵ももたらしてくれますが、
その反面で、
余計な情報をインプットされて
心配になったり、
無駄なことに時間を奪われたり、
大事なことから
目を逸らされてしまったり、
デメリットもあることは、
みなさん実感されてますよね。
便利だなと思って
使いこなしていたスマホに
いつの間にか気が付いたら、
コントロールされてしまっている・・・
そんな「スマホ依存」も怖いものです。
忙しい毎日の中で、
気分転換をしようと思っても
なかなか時間がなかったり、
何もやる気もしないというような時に、
すぐにできる「スマホ断食」は
人生を自分でコントロールできる感覚
を取り戻す
きっかけになるかもしれません。
今回は偶然でしたが、
私も、これを機に意図的に
「スマホ断食」を取り入れてみようと
思っているところです。
ということで、
今日は、皆さんわかりきっている
お話だったかもしれませんが、
何事もきっかけと
実際に行動してみることが大事。
よろしければ週末に数時間でも
「プチ・スマホ断食」
いかがですか?
線を引いて頑張ろう(2024/9/25)
今日は、「頑張り屋さん」に向けて
お伝えしたいお話です。
「できる限り、一生懸命、頑張る」
という態度は、
間違いなく長所ではあるのですが、
自分で線を引いて、
ここまでは頑張る、
これ以上は、頑張らない。
というルールを決めたうえで
頑張ってほしいのです。
そういうルールなしに、
できる限り頑張る、
精一杯頑張る、
限界まで頑張る、
という頑張り方をしていると
最悪の場合、心身が壊れるまで、
自分を止めることが
できなくなります。
ちょっと失礼な言い方ですが、
精一杯頑張る、というのは、
あくまで自己満足です。
あなたが、
精一杯頑張っているかどうかは、
ごく身近な人以外、
遠くから見ている他人には
わかりません。
他人には、「結果」だけしか、
わからないのですね。
どんなに優秀な人であっても
できることには
能力や時間の限界があります。
それを「頑張ること」で
乗り越えようとするのは、
短期間なら必要かもしれませんが、
長期間続けることは
お勧めできません。
また、精一杯を越えて、
あなたが頑張って
もし壊れてしまったとしても、
最後は組織は救ってくれません。
自分のことは、
自分で守るしかないのです。
とはいえ、頑張り屋さんのあなたは
頑張らないことが
苦手かもしれないですね。
そういう場合は、具体的に
「頑張らないルール」
を作っておくのがいいと思います。
例えば、
・夜19時以降は仕事のメールに返信しない
・土日はPCを持ち帰らず仕事もしない
・定期的に休暇を取る
・必ず家族が起きているうちに帰宅する
・友人から飲み会の誘いがあったら仕事より優先する
とか・・・。
あなたと、あなたの大切なものを
守るためのルールを
どうか、考えてみてください。
81めざせ三割打者(2024/9/18)
暗いニュースや
悲しいニュースばかりの毎日で、
海の向こうから
明るいニュースを届けてくれる
大谷翔平選手のことは、
野球ファンでなくても
ご存じだと思います。
今年は前人未到の
50本塁打・50盗塁という
記録に向かって
着実に進んでいます。
本当に、同じ日本人として
嬉しいですし、
応援したくなりますよね。
その大谷選手の打率はというと
9月16日現在、
.290(2割9分)です。
つまりヒットを打つ確率は
10回に3回以下なんですね。
野球をあまり好きでない方に
お伝えすると
プロ野球では打率3割を越えれば
超一流と言われますので、
.290(2割9分)もすごい数字です。
逆に言うと
そういう超一流の選手でも
10回のうち7回も
失敗するわけです。
これを考えた時に
一般人の私たちが日常の中で
生活、学業、仕事上で
ちょいちょい失敗するのは
やむを得ないことと
思えないでしょうか?
「絶対に失敗してはならない」
「自分は完璧であるべきだ」
というように
考え方が硬直していると
自分にプレッシャーや
ストレスを与える結果になります。
ちょっとしたミスや失敗が
気になったり忘れらなくなる
かもしれません。
自分にプレッシャーをかけることで
よりよいパフォーマンスを
出せるんだという方は
そのままで大丈夫ですが、
プレッシャーがしんどい、とか
過去の失敗が忘れられない、
という方は、思い出してください。
大谷選手も10回に7回は、
失敗して悔しい思いをしています。
失敗したって、
それで終わりではなく、
だいたいのことは
次のチャンスがあります。
一流の選手ほど
失敗しないのではなく
失敗を引きずらない「リセット法」
に長けているようですよ。
こういう考え方は
自分を救うだけでなくて
「他者の失敗への不寛容」
を防ぐことにもなります。
あなたの家族や友人、同僚も、
時々は失敗します。
そりゃあ、
大谷選手だって失敗するんですから。
自分の外に目を向けて(2024/9/11)
悩み事があったりして
気持ちが
落ち込んでいるような時は、
意識がほとんど「自分」に
向かってしまうことが
多いですね。
結果として
他人や周りのことに向ける
意識の量が
減っていますから、
集中力が落ちたり
ボーっとしてみえたりするのも
やむを得ません。
ましてや、
周りの人の気持ちや困りごとに
配慮を向ける余裕など
ありませんので、
そうなると、
人の迷惑になることをしても
気が付かなかったりして、
自分でも知らないうちに
人を傷つけたり、嫌われていたり、
ということも起こりかねませんね。
自分のことに注意を向けたり
考えたりすることを、
心理学では「自己注目」と呼び、
抑うつ傾向のある人は
ネガティブな出来事の後に
「自己注目」が高まり
『こんなことが起こったのは自分のせいだ』、
ポジティブな出来事の後には
「自己注目」を避け
『うまくいったけど、
自分の力ではなく
たまたま運が良かっただけ』
のように考える
特徴があるとされています。
落ち込みを長引かせないためには、
特にネガティブな出来事が
あったときに
意識を「自分の心」以外のことに
向けてみましょう。
推しのタレント、好きな音楽、
スポーツ、映画鑑賞、
「自分の心」以外であれば、
意識を向ける対象は
なんでもかまいません。
心ではなく、自分の「体の感覚」
に意識を向けるのも
手軽な方法です。
落ち込んでるときは、
人からどう思われるだろう、
変な風にみられているんじゃないか、
などと自分のことが
気になってしまうと思いますが・・
大丈夫です!
アイドルでもない
あなたのことを、
あなたほど気にしている人は
いませんから(笑)
「自己肯定感」を取り戻すには(2024/9/4)
心身の疲労で
メンタルが弱っている時は
いろいろ自分の欠点や、
できないこと、
不運なことに目が向きがちです。
・どうして自分は○○なんだろう・・・
・こんなこともできななんて・・・
・なんで自分はツイてないんだろう・・・
「自己肯定感」が下がってしまい
自分への信頼感が落ちるので
将来のことも不安になりますよね。
ストレスが重なった時には
誰しもが、
経験する可能性のあることです。
こういうときは、いわば、
「自分のことを自分で嫌い」
になってしまっていますので、
回復するには、
「自分のことを好きになる」
ことが必要です。
困難の最中には
難しかったりしますが
一つのアイデアとしては、
自分が「好きだ」、「楽しい」、
と思えることを
やってみるのがよい方法です。
パッと思い浮かぶことがあれば、
それでいいですし、
「好きなことって言われても
なかなか思い浮かばない」
という場合は、
「子どもの頃に好きだったこと」
の中にヒントがあるかも
しれません。
いろんな邪心がなく、
ただ単純に「楽しい」と思えた
子どもの頃にすきだったこと。
あなたにも、
きっとあると思います。
束の間でも
ストレスから解放されて
「好きなことを
純粋に楽しむ自分」なら、
好きになれそうじゃ
ありませんか?
自分を好きになること、
それこそ元気を取り戻す
大きな一歩です。
運転手に休憩を(交流分析その2)(2024/8/28)
先週に引き続き、
5種類の
「心の運転手(ドライバー)」
のお話について。
何かトラブルや
ストレスフルな出来事
があった時に、
「あれ、この感じ、
前にも似たようなことで
嫌な思いをしたな」とか
「自分でも、
ちょっとやりすぎかな
とは思うけど、
いつもこうなってしまう」
というような時に
役に立ってくると思います。
そういう時には、
あなたの「心の運転手」が、
少し暴走気味かもしれません。
「運転手」は悪気がなく、
必死で教官(親)に
教えられたとおりに
あなたのために
運転しているので、
落ち着くような声掛けを
してあげると効果的です。
専門的には、
「自分に”アロワー(許可)”
を与える」
と言われているものになります。
どんな声掛けかというと・・・
『完全であれ』の運転手には、
「いつも完全じゃなくても、
ありのままでいいよ。
70%でいいよ。」
『一生懸命にやれ』の運転手には、
「そんなに頑張らなくてもいいよ。
たまには少し休もう。」
『人(親や世間)を喜ばせなさい』
の運転手には、
「もっと自分を大切にしていいよ。
自分優先でもいいんだよ。」
『急げ』の運転手には、
「自分のペースでいいよ。
じっくりやってみよう。」
『強くあれ』の運転手には、
「もっと感情を出していいよ。
弱音をはいてもいいよ。」
のような感じです。
運転手がいるおかげで、
あなたは人生を
進んでいけていますし、
他人から見た時の
あなたの長所や能力が
形作られているとも言えます。
5人の運転手が
調子よく活躍している方は
仕事や学校、家庭でも
「頼りがいがあって優秀な人」
という評価を
得られていると思います。
ただ、そのおかげで
自分が苦しくなってしまう時には、
少しだけ運転手を
休めてあげましょう。
運転手さんも走りっぱなしでは、
事故を起こしかねませんよね。
人生という長距離ドライブを
安全運転で進めるために。
あなたの心の運転手はどんな人?(2024/8/21)
人の心には5種類の
「運転手(ドライバー)」がいる、
というのは「交流分析」
という心理学の考え方です。
これを知っておくと、
悩み事や生きづらさを抱えたとき、
その原因を紐解くのに
役立ちますので
今週と来週にわたって、
ご紹介させていただきます。
ここでいう
「心の運転手(ドライバー)」
とは、
「主に親のしつけや態度
の影響で発達し、
大人になった今でも、
人生の重要な場面での行動基準
になっているもの。」
のことです。
人生の支えにもなっていますが、
過剰(否定的)に働くと
生きづらさの元にもなる、
と言われています。
では早速、5種類のタイプを
紹介していきますね。
それぞれのタイプごとに、
→(親から受けたメッセージの例)
〇(ポジティブな側面)
▲(生きづらさの例)
という形でまとめてみます。
タイプ①『完全であれ』
→ きちんと最後までやりなさい
〇 ミスなく、きちんとこなす人
▲ 完全主義で、自分にも他人にも
完璧を求めてしまう
タイプ②『一生懸命にやれ』
→ 常に努力しなさい
〇 手を抜かない頑張り屋さん
▲ 結果よりもプロセス重視。
努力さえしていればよい
という発想になることも。
タイプ③『人(親や世間)を喜ばせなさい』
→ 人に親切にしなさい、
お姉(兄)ちゃんなんだから
妹(弟)の面倒をしっかりみなさい
〇 世話好きで、優しく頼りがいのある人
▲ 自分を犠牲にしてしまう。
他人に拒否されるのが怖い。
タイプ④『急げ』
→ さっさとやりなさい、
早くしなさい
〇 やることがテキパキと早い人
▲ せっかち。いつも落ち着かない。
慌てるため何事にも
中途半端になりがち。
⑤『強くあれ』
→ しっかりしなさい、我慢しなさい
〇 辛抱強い人
▲ 喜怒哀楽を表さないので、
何を考えているのか分からない人
どうでしょうか?
ご自身に当てはまることは
ありますか?
これを知ったうえでどうするか?
続きは、また来週お届けします。
夏の小さな贈り物(2024/8/14)
暑い日が続きますね。。。
応援しているプロ野球チームも
不調が続いており、
心身ともに、
少々、夏バテ気味の中今です。
今週はお盆休み、
という方も多くいらっしゃるかと
思いますので、
今回は難しい内容ではなく
いつも読んでくださっている
皆様への感謝を込めて、
ささやかなプレゼントを
ご用意しました。
↓ ↓ ↓
ソーシャルサポートネットワーク記入用紙
上のリンクをクリックしていただくと
簡単なワークシートを確認していただけます。
(1枚目が記入見本、
2枚目がブランクシート)
こちらは、
あなたの心にとって
プラスの関係がある人・モノなどを
書き出してみるための
ワークシートになります。
これを作成しておくことは
大きな安心材料になりますし、
いざ、困ったり悩んだりしたときに
あなたを助けてくれる
大事なお守りにもなります。
紙に印刷したうえで、
取り組んでみてくださいね。
このお話は以前のメルマガ
「あなたの小さな応援団を探す」
という回てお伝えしていますので、
再掲させていただきます。
それでは、体調にご留意いただき、
よいお休みをお過ごしください。
(お休みではない方は、
ごめんなさい。
私も働いてますんで、頑張りましょう)
スマホを使いすぎると鬱になる?(2024/8/7)
老若男女を問わず
「歩きスマホ」してる人、
多いですよね。
「歩きスマホ」の人を見ていると
混雑してる場所でも
人の流れを無視したペースで
歩いたり、
急に立ち止まったりして
ぶつかりそうになって、
他人をイライラ、
ハラハラさせてても
本人はそのことにすら
気が付いていないようです。
「歩きスマホ」中は、
視野と意識(心の視野)が、
スマホを中心とする
ものすごく狭い空間に
限定されてしまっているから
周りの世界で起こっていることが
見えなくなってしまっている
わけですね。
また、
スマホを見ている時の姿勢って、
だいたいが前屈み、
猫背になって、
人間が落ち込んでいる時の姿勢に
よく似ています。
体と心は
強い相関関係にありますので、
割り箸をくわえるなど、
口角を上げて笑顔を作っていると
自然と気分もよくなる
ということが知られていますが、
その逆に、スマホの操作で、
落ち込んだ時に似た姿勢を
長時間続けていると
脳が
「自分は今、落ち込んでいる」、
と勘違いする可能性もあります。
で、今日のお話の結論としては、
「歩きスマホは危ないので、
やめましょう」
ということでもあるのですが、
もう少し考察を進めると・・・
心が落ち込んだ時は、
人間、視野狭窄に陥りがちです。
文字通りの視野も、
意識(心の視野)も。
そんな時は、顔を上げて、
視線をいつもより高い所、
遠い所に合わせてみましょう。
きっと、見えていなかったもの、
気付いいていなかったものを
発見できると思います。
ネガティブなことだけで
八方塞がりに
見えていた心も、
じつは明るい材料や
小さな幸せが存在することを
再発見できるのでは
ないでしょうか?
あなたの夢はなんですか(2024/7/31)
「あなたの夢はなんですか?」
と聞かれて、
パッと答えられることがあるなら、
とても素晴らしいですね!
誰に何と言われようと、
その夢は大切にしてください。
未来のことを創造する能力は、
人間の素晴らしい力の一つですが、
未来を考えた時に
不安しかなかったら
どれだけ苦しいでしょうか。
夢は、未来への希望、
活力になります。
人は希望が持てれば、
困難があっても強く生きられます。
小さい頃は誰しも
夢があったはずですが
大人になるに従い、
現実を検討する力が成長し
それに伴って、
夢なんて叶わない、
夢なんて見ててもしょうがない、
などと諦めていってしまいます。
たしかに、
小学生のころの夢が
プロ野球選手になること
だったとして
その夢を50歳、60歳を過ぎても
持ち続けるというのは難しい
と思いますので、
人生のステージにあわせて
夢の内容の修正は
必要になっていきますが
大人が夢を持っていけないことは
ありません。
大事なことは、
夢は叶わなくてもいい、
ということです。
だって、もし叶ってしまったら、
その夢は夢じゃなくなってしまい
未来の希望を生み出す力は
失われます。
(夢に見た宝くじの一等が
当たってしまった人の不幸は
繰り返し映画や物語の
テーマになっていますね・・・)
だから、叶う可能性が低い、
という理由で
夢をあきらめる必要もありません。
夢はビジネスなどで求められる
「目標」とは違います。
夢は、あなたが、今、この瞬間に、
幸せになるためにあるものです。
夢が大きい小さいも
関係ありません。
もし、思い当たる夢がなかったら、
ぜひ、自分が楽しくて
ワクワクするような夢を
考えてみてくださいね。
きっと少し元気が出てきますし
考えるだけならタダですから!
向上心もほどほどがよろしいようで・・・(2024/7/24)
あなたには、
もっと、こうなりたい自分、
理想の自分、
というイメージはありますか?
自分を高めていこうとする
「向上心」があるということは、
前向きに努力していく
エネルギーになりますから、
あなたの優れた特性と言えます。
特に若いうちは
「向上心」が乏しいと
自分の可能性を狭めてしまう
ことにもなるかもしれません。
しかし、「向上心」も、
よいことばかりでもなく
あまりに強すぎると
・自分はまだまだ足りない
・もっと変わらなければならない
・今のままではダメだ
と、現在の自分への
否定的な考え方に繋がり
自己肯定感を下げてしまうと
結果として、
今の幸せから遠ざかってしまう
ことになりかねません。
人が悩んでしまう時は、
だいたい現状の良い部分が
見えにくくなっていますので、
真面目で努力家、
という方の場合は
悩んだ時には、
強すぎる「向上心」が
自分を苦しめてはいないかと、
確認が必要かもしれません。
本来、自己肯定感と向上心は
相反することではありません。
今のあなたは、
今のままでも十分に素敵で、
長所がたくさんあるはずです。
まずは、そんな自分自身の魅力を
十分に認めたうえで
「向上心」でその魅力が
ブラッシュアップすれば
さらに素敵なあなたになれますね。
また、年齢を重ねていくに従って
いつまでも「向上心」
とも言ってられませんので、
「向上しない自分」
「むしろ、衰えていく自分」
でも嫌いにならずに
うまく付き合っていく方法を
学んでいくことも
大切になってきますね。
固くなった心のマッサージ(2024/7/17)
首や肩が凝ってガチガチ、
なんて方はいらっしゃいますか?
私も会社員時代は
時々、マッサージ店を利用して
「めちゃくちゃ凝ってますねぇ!」
と施術師の方に
驚かれていました。
ふだん過ごす姿勢が悪かったり、
ストレスで体の緊張状態が続いて
力が入り続けている
結果だったようですね。
誰でも不調時には、
体だけでなく心のほうにも
凝りのような「固さ」が
現れることがあります。
例えば、
・○○なんだから、必ずこうすべきでしょ
・絶対に失敗することはできない
・人に負けてはいけない
・弱音を吐くなんて、恥ずかしいことだ
・どうせ自分なんて、何をやってもダメ
・○○のこと、絶対に許せない
・みんな頑張ってるんだから、休んじゃいけない
こういう「固い」考え方は、
「信念」と捉えれば
悪いことばかりでもないのですが、
一方で、心を緊張状態に
してしまいますので、
心のしなやかさを制限し
ストレスに対処しにくくなります 。
筋肉はできるだけ、
しなやかなほうが
可動範囲が広くて
ケガをしにくいのと同様に、
ものごとのとらえ方も
しなやかであるほうが
ストレス社会を生きていくうえで
つまづく可能性が下がる
と思います。
もし、心が不調かも?と思う時は、
自分の心が固くなっていないか?
考えてみてはいかがでしょうか。
体の疲れがたまったから、
マッサージに行く。
それくらい気軽にカウンセリングを
受けていただけたらなぁ
と、いつも思うのですが・・・
自分も苦しかったころ、
ガチガチの「固い」心を抱えても、
カウンセリングを受けようとは
思いませんでした・・・
今となっては、
早くほぐしに行ってればよかった
と思います。
自分の心の不調に気づいて
ご相談に来てくださる方は、
先週お伝えしたとおり
優れた「援助希求」する力
をお持ちの方だと思います。
援助希求行動:今は「ピンチ」と考える(2024/7/10)
毎日、猛暑が続いていますが、
体調を崩されたり
していませんか?
しっかり、水分・塩分補給して
できるだけ無理しないように
してくださいね。
もし、体調に異変を感じた時は、
迷わず誰かに助けを求めましょう。
困った時に
誰かに助けを求めることを
「援助希求行動」と言います。
熱中症で体調不良になった時に
誰かに助けを求めることは
だれでも割と普通にできると
思いますが、
心の不調、深刻な苦悩や悩みを
抱えている時に
誰かに助けを求めることには
抵抗を感じる人が多いようです。
(私もその一人でした)
・助けを求めるのは弱い人間のすることだ
・だれも自分の悩みを理解できるわけがない
・相談したらバカにされるのではないか
・相談したところで解決するはずない
・みんな忙しいのに相談したら迷惑だろう
・自分はまだ病気じゃないから頑張れる
理由は、いろいろですが
心の不調も、
人生に起こる「ピンチ」
のひとつだと考えて
人の助けを借りるということを
考えてみてはどうでしょう?
「ピンチ」はいつまでも
続くことではありません。
いつも他人の助けを
借りるのではなく
「ピンチ」だから、
助けを借りるのです。
人の力を借りて
「ピンチ」を乗り越えられたら、
次は、あなたが誰かの「ピンチ」に
手を貸してあげればよいのです。
これだけストレスの多い
現代社会です。
人の力を借りられるのは、
けして弱さではなく、
非常に優れたライフスキルだと
考えてください。
周りを見渡して、
誰か、あなたに
手を貸してくれそうな人がいたら、
助けを求めてみてください。
まずは、愚痴を聞いてもらうこと
だけでもいいと思います。
誰も適当な人がいない時は、
公的機関の無料相談や、
良心的なカウンセラーも、
あなたを助けられる「誰か」、
になれるかもしれません。
周りにつらそうな人がいたら、
今は「ピンチ」と考える、
と教えてあげてくださいね。
人生のハンドルから手を離すな(2024/7/3)
乗用車の自動運転システムは、
年々、精度が上がっていますね。
これから高齢ドライバーが
ますます増えていくことを考えると
すばらしい技術進歩だと思います。
いずれ人為的な操作ミス等による
不幸な事故が無くなれば
よいですね。
自動車の技術進歩といえば、
「ナビゲーションシステム」
が登場したときも革新的でした。
ひどい方向音痴な私など、
今では、ナビの付いてない車には
乗れなくなっているほどです。
しかし、
ナビに頼りきった運転の結果、
・長年住んでいる町でも
道を覚えない
・もっと近道があるのに遠回りする
(しかも、
そのことに気が付いていない)
・混雑する基幹道路ばかり通って
渋滞に巻き込まれる
なんてことが起こります。
最近は減っているのかも
しれませんが、
もう少しで到着というところで、
「目的地周辺です」と言われ
ナビゲーションが終了してしまう
ということも、あるあるです。
「えっ、ここから先が
知りたいんじゃん」
と思わずナビに突っ込んだり。
まあ、自動車の運転であれば、
ナビゲーションや自動運転に
頼ることのメリットは、
デメリットを大きく上回る
と思いますが、
「自分の人生という車」の運転
となると
これを何かに頼りっぱなしに
するのは感心できません。
自分の人生の決断について、
「信頼する〇〇さんに
言われたから」、
とか、
他人のせいにはできないのです。
あなたが人生の岐路に立った時、
「ぜったい、こっちのほうがいい」
「ぜったいに、
こうしてはいけない」
とか言ってくる人がいたら、
まぁ、当てにならないと
思っておいたほうがいいですね。
世の中に、
絶対なんてものはありませんので、
例え好意で言ってるとしても
「ぜったい」って、
口に出している時点で要注意、
眉唾な人だと思いましょうね。
これからどんなに
自動運転が発展したとしても
自分の人生のハンドルは
他人に委ねてはいけません。
意見は参考にすればいいですが、
最終的な判断は
自分でしていきましょう。
とはいえ、
悩んでいる時、苦しい時に
冷静な判断をするのは
難しいこともありますね。
そんな時に、
良心的なカウンセリングは
あなたの判断の「お手伝い」を
していきます。
苦手な人がやってきたゾ!③完結編(2024/6/26)
長くなりましたが
苦手な人への対処を考えるシリーズ
これで最終回になります。
>「自分の気持ち」を伝える
苦手な相手を批判するのではなく、
相手とのコミュニケーション
によって影響した「自分の気持ち」
を伝えてみるという方法です。
「胸が締め付けられて苦しいです」
「とても寂しく感じています」
など、あくまで「自分の気持ち」
を自分の言葉で伝えます。
相手が良識のある人で、
自分のコミュニケーションで
人を傷つけているということに
気が付いてなかった場合、
効果的な場合があります。
>観察して、例外を探す。行動実験をする。
ブリーフセラピーの考え方
の応用です。
苦手な相手であっても、
冷静になって観察すれば、
意外とうまくコミュニケーションが
取れることもあると思います。
そんな「例外」を
見つけることができたら、
その方法・パターンを
意識的に利用するようにします。
なかなか「例外」のパターンを
見つけられない場合は、
試しに、いつもと少し違った
コミュニケーション方法を
取ってみて、
その結果を評価してみます。
「行動実験」と考えて
やってみるとよいですね。
>笑えるあだ名をつける
やや姑息な(笑)方法ですが、
その人には聞かせられない
「あだ名」を付けて心の中で呼ぶ。
差別的なものではなく
ちょっとユーモアがあって
クスっと笑えるものがいいですね。
以上、3回にわたって
苦手な相手に対応するヒントを
お示ししてきましたが、
これらの方法から、
使えそうなものを
組み合わせてみてくださいね。
最後に、
苦手な相手に対する心構え、
その原則をあげておきます。
・人間、誰とでも仲良くすることは
できません。
苦手は苦手でもよい、
と自分に認める。
間違っても、
自分で自分を責めたりしない。
・ほんとに苦手な人、だろうか?
ただ相手に慣れていないだけでは
ないだろうか?
・相手に問題があったとしても、
相手を変えようとしない。
・攻撃的な相手は、
何らかの事情がある
「気の毒な人だ」と考える。
(本当に幸せを感じれてる人は
他人を攻撃したりしません)
・上手に、心の距離を取って、
自分の安心領域を守る。
苦手な人がやってきたゾ!②(2024/6/19)
先週に続いて、
「苦手な人」への
現実的な対応アイデアを
ご紹介します。
>クヨクヨしてみる
嫌なことがあって落ち込んでいると
「クヨクヨするな」と
言ってくる人がいますけれど
嫌なことを見ないように
・考えないようにするのではなく、
ちょっとの間クヨクヨすることで
自分を嫌なことに慣れさせる
という作戦もアリです。
人間は、たいていのことには
慣れてしまう生き物ですから、
その性質を活用します。
できれば、一人でクヨクヨするより
先週お伝えした
「誰か人に聞いてもらう」
方法と併用して
聞いてくれる人を見つけて
クヨクヨ語ってみると
よいと思います。
最初は嫌な気分が
ぶり返したりするかもしれませんが、
3回くらい喋っていれば、
だんだん慣れてきて
最初ほど嫌な気分にならなくなる
と思います。
>忘れられることをする
クヨクヨするのと
逆のアプローチになりますが、
苦手な人と全く関係ない
別の熱中できることをする方法です。
できれば、ちょっとした運動とか
体に意識が向くような
行動がよいですね。
苦手な相手のことを
「考えないようにする」、
というのは脳の性質上難しいので、
まったく別のことを
「考えるようにする」
という方法です。
>「期待の相違」と考える
人と人とのコミュニケーションでは
お互い相手になんらかの期待を
持っているものですが、
あなたが「苦手だ」と感じている
ということは
相手からの期待と、
あなたができること、
したいこと(したくないこと)が
ズレている可能性が高い
と考えられます。
相手があなたに何を期待するのかは
相手の勝手(権利)ですが、
その期待には必ずしも
応える必要はありません。
応えるかどうかは、
あなたの勝手(権利)です。
あなたが期待に応えない結果、
相手の機嫌が悪くなっとしても
他人の機嫌の責任を
あなたが負う必要はありません。
(長くなってきましたので、次回に続きます)
苦手な人がやってきたゾ!①(2024/6/12)
以前にも話題にしていますが、
苦手な人とのお付き合い、
プライベートな関係で
距離を置けるならまだしも
仕事上の関係などで、
付き合っていかざるを得ない人
の場合は、
ホントにストレスの種になりますね。
今朝はそんな、
「逃げられない苦手な相手」
への対応作戦を、
あらためて考えてみましょう。
>ほんとに逃げられないか?
「逃げられない相手」といいつつ、
ほんとに逃げることはできないか、
そう思い込んでいないか、
は選択肢として持っておきましょう。
もし、各種のハラスメントにあたる
可能性があるのであれば、
問題があるのは相手のほうですから、
適切な相談窓口に相談するのは
賢明な方法です。
自分を守るために、「逃げる」のは、
決して弱いことや悪いことでは
ありません。
>人に聞いてもらう
いろいろな悩み事に共通しますが、
一人で抱え込んで
あれこれと思い悩むより、
誰か信頼できる人(いない場合は
カウンセラーも有力な候補)に
話を聞いてもらうことは、
とても役に立ちます。
人に話を聞いてもらう一番の目的は
あなたの悩み事の状況、気持ち、
あなたの考えを
頭からアウトプットして
(外在化といいます)
客観的に捉えてみることです。
二番目の目的は、
人にわかってもらうことで得られる
癒しの効果です。
(カタルシスといいます)
苦しい胸の内を吐露して、
人に理解してもらえると、
それだけで、心は落ち着くものです。
ですから、ここでの相談相手は、
なんか役に立つアドバイスや
示唆をくれる人
でなくてもかまいません。
むしろ、あなたが頼んでもないのに、
いろいろアドバイスしてくれる人は
避けたほうがいいです。
人に話を聞いてもらうことには
抵抗を感じる、という方も
いらっしゃると思いますが、
ここでも、
自分を守るために、
「話を聞いてもらう」のは、
決して弱いことでも恥ずかしいこと
でもありません。
(次回に続く)
心が折れた時の音を聞いたことがありますか?(2024/6/5)
今朝は、
変なタイトルのメルマガに
なっておりますが、
じつは私、聞いたことがあるんです。
私の場合は、
仕事上のストレスや
孤独感などが重なっていたころ、
単身赴任の部屋で、
上司から電話で
仕事上の質問(詰問?)
を受けていた時に
「ボキィ~」っていう
嫌な音を立てて、心が折れました。
いえ、たしかに聞こえた気がします。
その後は、机の上に突っ伏して、
電話の向こうでは
上司が何かを言っているのですが
心が折れてしまっているので、
もう、よく聴こえていませんでした。
自分で言うのもなんですけど
私、真面目で、責任感が強く、
頑張り屋さんだったんです。
だから、あなたにも言いますよ。
真面目で、責任感が強く、
頑張り屋さんなのは、
たしかに、あなたの長所であり
仕事をするうえでは
大いに役に立ってきているはずですが
その性質があなたを追い込んだり
苦しめることもある
ということに注意してくださいね。
あなたの長所は力がありますから、
好き勝手にさせておくと、
自分の限界を越えて頑張ったり、
すべてを一人で抱え込んで、
心が折れるまで突き進んでしまう
危険性もあります。
ちょっと不真面目で、無責任で、
頑張らないあなただって、
十分に魅力的だし、価値はあります。
時には立ち止まって、
休んでみたり、
なんでそんなに頑張ってしまうのか、
そのことに向き合って、
考えてみるのが必要なことも
あると思います。
それでも、
「そんなこと、わかってる」
「そんな呑気なこと言ってられない」
って、
まだ頑張っちゃうんだろうなー。
頑張り屋さんは
人の忠告に耳を貸さない
頑固者でもあるので。
人生は短距離走ではありません。
サステナブル(持続可能)な
働き方も大切なことです。
自分を大切にしましょう・・・
(今日のお話は、
自分のケアができる多くの方には
関係ないかもしれません。
周りにいる「あの人頑張りすぎじゃ?」
と心配な方に、
よかったら共有してあげてください。)
心が美しすぎるあなたへ(2024/5/29)
今日の話は、
心がきれいな方から、
ちょっと怒られてしまうかも
しれませんが・・・
ある調査によると、
半数以上の人が
「墓場まで持っていくつもりの秘密」
があるそうです。
これを聞いて、どう感じますか?
私は、「みんな、そうなのか!」
と、ちょっとホッとしました。
これもまた聞いた話ですが、
ある男性が亡くなる直前に
「実は、以前、
不倫をしていたことがある」
ということを奥様やご家族に
告白され、謝罪されたそうです。
ずいぶん昔の話で、
不倫関係は、とっくに
終わっていたようですが、
聞いてしまった以上、
奥様やご家族は心穏やかではおられず、
それまでの、
男性への思いやりや感謝の気持ちも
萎えてしまったようです。
男性としては、亡くなる前に、
正直に伝えて謝罪し、
スッキリしたかもしれませんが、
墓場まで持って行ったほうが、
みんなの為だったのかも
しれませんね・・・
正直であること、
家族間でうそや秘密がないこと、
いつでも公明正大、
やましいことなど一つもない、
それは素晴らしいこと
ではあるのですが、
杓子定規にいかないのが人生です。
なんでもかんでも
正直に伝えるのがよいのかは、
正解はありません。
もし、あなたが
親しい人に言えない秘密を
抱えているとしても
少なくとも世の中の半数の人は
同じだということです。
必要以上に、
自分を責めないでくださいね。
美しすぎる水に
魚は住めないとも言いますしね。
そんな時も、
「利害関係がなく都合のよい他人」
であるカウンセラーを
利用していただくタイミング
の一つです。
あなたの小さな応援団を探す(2024/5/22)
何かにチャレンジするとき
困難に立ち向かわなくてはならないとき
自分の味方になって
応援してくれる人がいると
心強いですよね。
考えてみれば
人が生きていくということは
多かれ少なかれ
チャレンジや困難が
つきものでもありますので
いつでも自分を応援してくれる人が
いるのは大きな力になります。
しかし、実際には、なかなか都合よく
そういった人がいないことも
多いですよね。
カウンセリングでは、
相談者の方の
問題を解決する助けになったり
悩みや苦しみを癒してくれるもの
を「リソース」と呼んで、
一緒に探していく作業をします。
カウンセラーが手伝えば
より探しやすくなりますが
自分でもできなくはありません。
・問題解決を手伝ってくれる人
・ヒントがもらえる本
・勇気づけられる生き方をしている人
・触れたり目にすることで心が休まるもの
・思わず笑ってしまうこと
などなど・・・
あなたの心にポジティブに
働くものならなんでもよいですし
一つ一つのリソースは
小さくてもかまいません。
いえ、むしろ小さいほうがいい
かもしれないです。
一つの大きなリソースに頼りすぎる
というのも
いざ、それが使えなくなった時の
ダメージが大きいからです。
また、自分の外にあるものだけでなく
自分の中にあるもの、例えば
あなたの長所や、あなたの経験
なども、大事なリソースです。
あなたのリソースを探すのは、
いわばあなたの「小さな応援団」を
探す作業になります。
紙などを使って書き出してみると
いいでしょうね。
自分を応援してくれるものが
意外とあるんだということを
実感できます。
こうやって
ふだん、意識していないリソースも
意識して使ったり、頼ったり、
アクセスを増やすこと、
これが苦しい時にあなたを助ける
ポイントになります。
あなたが信頼できるカウンセラーも
大きなリソース(応援団)になる
可能性があります。
お悩みの時は、ご相談ください。
セルフコンパッションの先に(2024/5/15)
以前のメルマガで、
自分に優しくする
「セルフコンパッション」
という考え方について
ご紹介しました。
とかく人間は
(真面目で責任感の強い人ほど)
自分に厳しくなりがちですが、
自分のことを
あたかも一番の親友のように
取り扱ってあげよう
というコンセプトです。
・頑張っている親友(自分)を労う
・親友(自分)に無理をさせない
・親友(自分)に酷いことを言わない
ということでした。
この考え方を取り入れるだけでも
十分に役立つものですが、
今日は、さらにもう一歩進めて
自分のことを
大切な子供のように取り扱う
という方法を考えてみましょう。
自分の弱い所、もろい所、
ダメなところが目に付いて、
自分に対してガッカリしたり、
腹立たしく思ったりすることが
あるかもしれません。
でも考えてみてください。
世界中どこにも
完璧な人間などいませんし
もし、いたとしたら、
個性や面白みがなく
付き合いづらいはずです。
あなたの不完全な部分こそが
あなたに個性を与えてくれている
とも言えます。
まるで、
自分の子供を見るような視線で、
ダメなところも含めて
自分の存在自体を
愛しく思うことができたなら。
頑張っているあなたは
きっと癒され、
心も安定することでしょう。
難しいですか?
でも、
誰かに何か行動してもらう
のは難しいですけど
自分で自分への見方、
接し方を変えるだけ、
とも言えますから、
練習によって
近づくことはできます。
素敵なあなたを、あなた自身が
認めてくださるように
祈っています。
「幸せモデル」に気をつけよう(2024/5/8)
一流大学を出て
一流企業に入り
美しくて性格のよい
パートナーを見つけて結婚し
可愛い子供に恵まれて
一家団欒楽しい我が家
昭和~平成の幸せモデルは
こんな感じだったと思いますが
もはや過去のことですね。
しかしながらメディアなどでは
いまだに、わかりやすい
「幸せな家庭のモデル」
を創り上げて押し付けてくるので
そのモデルから外れていると
まるで自分がNGのような
気分にさせられますが
捉われる必要はありません。
どういうことに幸せを感じるかは
極めて主観的なもので、
一人一人違います。
たとえ家庭だとしても
「自分以外の他者」
との集まりですから
一律の「幸せモデル」に
収まるわけがないんです。
メディアから流されてくる
「幸せモデル」は
他人から「幸せに見える」
モデルです。
「幸せに見える」モデルを
自分の幸せだと思って
目指してしまうと
不幸の源になりかねませんから
注意したいですね。
「自分だけの幸せモデル」
を作り上げることが
人生の一大事業かも
しれませんね。
病床で考えたこと(2024/5/1)
まだ本調子ではないのですが、
コロナの症状も収まって
おかげさまで
徐々に普段の生活を
取り戻してきています。
(アルコールも飲めるように
なりました!)
療養中は、こちらの精神が
ナイーブになっているので、
いつもより、
いろんなことを感じました。
優しい言葉をかけていただき、
ほんとにありがたいなと
思うこともある一方で、
相手には全く悪気はないと
わかっていながらも、
弱っている気持ちを
逆撫でされるように
感じることもありました。
・自分の経験からの、
よくわからないアドバイス
・無駄に元気づけしてくる
・根拠のない情報や
悲観的な見通しを伝えてくる
・決断を促すような投げかけ
困ったことに、
これらのコミュニケーションが
SNSなどでやってくると
それにいちいち反応する
必要に駆られ
エネルギーを消耗しました。
(今考えれば、無視して
寝ておけばよかったかも)
放っておいてくれることで
優しさを示す人もいましたが、
これはこれで、
「心配してくれていないのか」
「忘れられているのかも」
と寂しい気持ちに
なったりもしました。
(人間はやっかいですね)
じつはこの療養期間中に、
長期間、準備をしてきた
大事な仕事の予定
(オンラインでのセミナー)
が入っていたのですが、
だいぶん悩んだ末、
お願いしてキャンセル(延期)に
させていただきました。
会社員時代の自分であれば、
間違いなく無理して
決行していたと思うのですが、
「セルフコンパッション」
=自分への思いやり
の大切さを学び、
それを人に伝える立場では、
ここで無理するより
ご迷惑をおかけするけれども
自分の回復を優先させ
元気になってから、
万全なものを提供し、
恩返ししようと考えたのです。
管理職や重要な職責に
就かれている方は、
責任感が強いからこそ、
そのポストに就かれているので
こういう自分優先の決断を
するのは難しいかもしれませんが
ご自身を大切にするのは、
とても大事なことだと思います。
また、部下の方が不調の時には
無理をさせないように、
ときには上司の権限を使って
「ストップさせる」「休ませる」
というのは、
管理職の大事な仕事だと思います。
(これも、自分は
できていなかったのですが)
しんどいので
もう罹るのは御免ですが、
それでも、
たまに調子を崩すことは
弱っている人の気持ちが
理解できたりして
得られる部分もありました。
体も心も健康でなければ
人のことを思いやるのは
難しくなりますね。
あたりまえに
健康でいられることに
あらためて感謝した
コロナ体験でした。
コロナにかかった私はダメ人間?(2024/4/24)
先週の半ばから発熱しまして、
検査の結果コロナ陽性と
判明しました。
これまで幸い
罹患することがなかったので、
人生初コロナでした。
約束していた仕事や
プライベートの予定を
キャンセルし
多くの方にご迷惑を
おかけしてしまいました。
日頃は、
だいぶ慎重に行動している
つもりだったんですが、
参加したプライベートの集まりで
感染したと思われ、
後で考えると、
少し油断がありました。
人に迷惑をかけたこと、
自分の不注意があったこと、
などは事実ですから
行動を反省するのは必要ですが、
こういう時に、
必要以上に落ち込まないためには
楽観的な「説明スタイル」
が大切です。
「説明スタイル」とは、
自分に起こった出来事を説明
するときのスタイルのことで、
・その出来事の原因は、内的なものか外的なものか?
・その出来事は、一時的なものか永続的なものか?
・その出来事は、特殊なものか普遍的なものか?
という切り口で見てみると、
個人によって、それぞれ
一定の傾向があるそうです。
たとえば、
「コロナに罹ってしまうなんて、
自分は、なんて不注意な
人間なんだ。
みんなに迷惑かけちゃって。
昔から失敗が多いし、
これからも、また何か
やらかしそう・・・
だいたい自分は
ついてないんだよな。
この前だって・・・」
のように、悲観的に説明するのと、
「感染症なんだから、
全部がわたしのせいでもないし、
注意してても限界がある。
これまで3年間も
罹患しなかったんだから、
たまにはこんなこともあるか。
いつも、
ツイてないわけでもなく、
この前はレアなプレゼントが
抽選で当たったし・・・」
のように、楽観的にするのとでは、
コロナに罹ったという
事実は変わらなくても
自分にとっての意味合いが
大きく変わってきます。
「楽観的な説明スタイル」は
否定的な出来事の
ダメージを小さく、
立ち直りを早くする効果があり、
しかも、後天的に身につけられる
とされていますから、
ちょっと自分は悲観的かも、
と心当たりがある方は
スキルとして練習してみては
いかがでしょうか?
カウンセリングでは、
こんな練習も提供していきます。
こころのカメラ(2024/4/17)
少し前に趣味として
写真撮影をお勧めする記事を
書かせていただきましたが、
自分の心を穏やかに保つ方法
としても、
写真撮影の考え方が
応用できます。
「必要なところだけを切り取る」
目の前に見えている景色の中から
どの角度で、どの部分を切り取り
「写真」にするか?
は基本的な撮影技術です。
社会生活の中でも、
自分の心を乱すような事柄は
見ないようにするとか、
ある人の中にある嫌な部分は
見ないようにするとか、
あなたの心の平和にとって
「必要なところだけを切り取る」
と考えてみては
いかがでしょうか?
「どこに焦点を当てるか?」
写真では強調したい部分、
メインにしたい部分に
フォーカス(焦点)を当てて、
それ以外をあえてぼかす、
という表現方法があります。
どれくらいぼかすか?
というのも
撮影者が決めることができます。
これも社会生活に応用すると
自分にとってよい事柄に
焦点を当て
嫌な事柄はぼかすとか、
ある人の美しい部分に焦点を当て
醜い部分・未熟な部分には
あまり注目せず
ぼかして捉えるとか、
撮影者であるあなたの意図で
決めることができます。
だれもが感動するような
美しい写真は、
最低でもこの2点の技術は
上手に、そして意図的に、
使われています。
あなたの人生のアルバムが
できるだけ美しい写真で
満たされますように。
「苦手な人」とのお付き合い(2024/4/10)
4月になって、
新しい環境がスタートすると
新しい人とのお付き合いも
始まっているかもしれませんね。
あなたの人生の物語に登場した
新しい人物たち。
気の合う人ばかりであれば
よいのですが、
なかには「苦手だな」と感じる
人もいるかもしれませんね
今日は、そんな「苦手な人」に
どう対応していこうか
ということについて
考えてみたいと思います。
大前提として、多かれ少なかれ、
誰でも苦手な人はいるので、
それは仕方のないこと、
それが普通です。
誰とも仲良くすることは
できません。
逆に言えば、あなたも誰かから
「あの人、苦手だな」
と思われているかも
しれませんしね。(笑)
最初の可能性として
考えてほしいのは、
新しく付き合いが始まった相手
であれば、
「まだ、慣れていないだけ
では?」ということです。
何度か述べていることですが、
人にはそれぞれ、
人生の中で培ってきた
コミュニケーションスタイル
があるので、
今まで、
かかわりが少なかったスタイル
の相手だと慣れるのに少し
時間がかかります。
人間の習性として、
自分の身を守るために
「この人は、敵か味方か?」を
早めに判断したくなる
ものですが、
あまり即断しないほうが
よいと思います。
実は後々、
自分を助けてくれる人になる
可能性もあるわけですから。
しばらく付き合ってみたうえで、
「やっぱり苦手」という場合は、
自分とは
コミュニケーションスタイル
が違う人なんだ、
と考えてみましょう。
ポイントは「いい・悪い」
ではなく、「違う」
という捉え方をすることです。
相手を変えようとするよりは、
苦手な人とは、
いかに距離を置くか、
ということを工夫しましょう。
大人になったことの
大きな特権の一つは、
選べる人間関係の幅が
広がることです。
子ども時代は、
学校を中心に与えられた環境で
人間関係を構築するしか
なかったわけですが、
大人になったあなたは
「苦手な人とは付き合わない」
という選択肢も
一定の範囲で使えるはずです。
特にプライベートな関係では、
「苦手な人」と無理に付き合う
必要はありません。
やっかいなのは、
避けられない人間関係の中で、
自分の心の平和を
乱してくるような相手
とのつき合いですが、
一つの方法としては、
相手のことを、
「何か事情のある気の毒な人」
と見てあげることです。
心が満たされて「自分は幸せだ」
と感じている人は、
自分の不機嫌で
周りを嫌な気分にさせたり、
人を攻撃したりすることは
ありません。
他人には詳細はわかりませんが、
攻撃的な人は間違いなく
「何か気の毒な事情」
をお持ちの方です。
満たされない欲望が、
攻撃という形に
変化してしまうわけですね。
あなたは巻き込まれて
ネガティブな気分に
ならないように、
「何がこの人を
そうさせているのか?」
と観察してみましょう。
物理的な距離を
置くことが難しくても、
心の距離は、あなたの意志で
置けるはずです。
あとは、以前に紹介した、
「例外を探す」という方法も
有力なアイデアになります。
苦手な相手と、
意外とうまくいったときの状況、
やり方、などを見つけて
応用・再利用する方法です。
一人でうまくいかないときは、
あなたの気持ちを
カウンセラーに
吐き出したうえで、
一緒に考えるのも
良い方法になります。
春は「変化」の季節(2024/4/3)
いよいよ4月になりましたね。
長かった冬も終わって
暖かくなり、
桜の花も開き始めて
新生活にワクワクしてる、
という方も多いと思います。
もしかしたら
これまでの努力が実って
ご自身やご家族が
入りたかった学校に
晴れて合格したり、
会社で重要な役職に就かれたり、
という方もいらっしゃるのでは?
新しい環境で成功されることを
心よりお祈りします。
いっぽうで、
新生活による
環境や役割の「変化」は
それがたとえおめでたい事
であっても、
人間には大きなストレスになる
ものです。
もちろん、
「変化」に適応するため
頑張ることは
必要なことではありますが、
頑張りすぎるのは禁物です。
生来、真面目な人ほど、
周囲からの期待に応えようとして
頑張りすぎてしまいますので、
自分は真面目だなという
自覚がある方はご注意ください。
・忙しくても、
自分をケアするための時間、
好きなことをする時間を確保する
・変化の中でも、
あえて変化させない部分も
意識してつくる
・しんどいなと思ったら、
一人で頑張りすぎずに
早めに周囲を頼る
・期待に応えるのもほどほどに。
なんでも完璧でなくてもよい
など、「変化」は
メンタルヘルス上のリスクがある
ということを念頭に置き、
いつもより丁寧に自分の状態を
観察するようにしてくださいね。
もし、新しい生活に、
うまく馴染めないなと思っても
それは、あなたがダメ
ということではありません。
ピンチかも・・・と思った時は、
私たちカウンセラーを
利用していただくのも
賢明な方法です。
自分でできるストレスチェックの
リンクを添付しておきますね。
自分の状態のモニタリングに
お使いください。
⇒5分でできる職場のストレスセルフチェック
僕たちはどう死ぬのか(2024/3/27)
宮崎駿監督の
「君たちはどう生きるか」が、
アカデミー賞を受賞しましたが、
シニア世代の我々にとっては
「どう死ぬのか」も大事な問題です。
そんな不吉なことは
考えないようにしている、とか
考えると怖くなるので
避けるようにしている
という方も多いかもしれませんが。
昔は自宅で亡くなる方も
多かったりして
日常の中で、
「死」の存在を感じることも
珍しくなかったと思うのですが、
現代では、
ほとんどの「死」に関するプロセス
が病院の中で行われており
「死」というものを実感する機会が
減っています。
その結果として、
自分自身の「死」というものを
しっかり考えることも
少なくなっているようです。
しかしながら、
「誰でもいつかは死ぬ」
ということだけは、
避けることができない事実です。
不確定な要素が多い中で、
唯一、明確に決まっている未来
とも言えます。
年がら年中考える必要はないですが、
自分なりの死生観といいますか、
「死」の受け入れ方、考え方は
決めておいたほうが
いざとなってから
パニックにならずにすむと思います。
子どもの頃に、アニメ「一休さん」で
お正月に一休さんが
「どくろ」を掲げながら、
「お正月にご用心」と唱えて
町を歩くという
シュールな物語を見て、
ざわっとした記憶が鮮明にあります。
浮かれてばかりいないで、
お正月のような時にも(時こそ)
死を忘れないようにしなさい
という逸話だったようです。
キリスト教の世界でも
「メメント・モリ(死を忘れるな)」
という教えがありますね。
人間はいつか死ぬ、
ということを意識するからこそ
今できること、今会える人、
今という時間を
より大切にできるということですね。
たまにでよいので、
「自分も死ぬ」という事実に
目を向けることは
人生の残された時間を、
自分にとって大切なこと
に使うために、
必要なことのように思います。
・死後の世界はあるのかないのか
(自分はどう思うのか)
・どうなっていたら、
「いい人生だった」といえるのか
・やっておきたいこと、
会っておきたい人はいないか
・自分の死を素直に
受け入れることはできるか
「死」を意識してみると、
いろいろ考えるべきことが
ありそうですね。。。
写真撮影のススメ(2024/3/20)
自分が熱中できる
趣味を持っておくことは、
ストレス対処のためにも
よい方法なのですが、
中でも「カメラでの写真撮影」
はおススメです。
もちろん、
本気でやろうとすると
奥が深くお金もかかりますが、
とりあえずは入門レベルの
手頃なカメラでも
最近は技術が進化して、
基本だけ、ちょっと学べば
だれでも、それなりに
きれいな写真が撮れます。
私も下手の横好きですが、
たまには、気に入った
「奇跡の一枚」
が撮れることもあります。
写真撮影がいいなぁと思う点は
いろいろありますが、
なにしろ簡単なので
シャッターを押す
指の力だけあれば、
年を取って体力がなくなっても
続けらる趣味だということ。
また、
特に用事がない日でも
写真撮影という口実で
出かけようという
気になりますし、
カメラさえ持っていれば、
一人で出かけても
寂しくありません。
散歩しながら
撮影するのも楽しいですし、
家に帰ってきてから
撮影した写真を見返すと
2度楽しめます。
そしてなにより、
身の回りにあるものの美しさを、
カメラのレンズを通して
再発見することができます。
私はあまり
自然に興味がなかったのですが、
カメラでの撮影を始めてから
花や木、鳥や動物などが
美しいということに
気付くことができました。
この世界の美しさを
丁寧に味わうことは
とってもマインドフルで
心の平和にも繋がります。
特に、これといった
趣味がないなぁという方は
ご検討されてみては
いかがでしょうか。
やってはいけない餃子の食べ比べ(2024/3/13)
餃子が好きで、
よくテイクアウトして
食べるのですが、
私の住んでいる大阪には、
○○○(数字3文字)と
○○(将棋の駒)の
2大チェーンがあります。
どちらも個性があって美味しく
買ってくると、ついつい
ビールが止まらなくなります。
(ダイエットが続かない
一因でもあります)
先日、好きが高じて
前の日の餃子が
残っているにもかかわらず
次の日に別のチェーンの
店の前を通りかかり、
衝動を抑えられず、
また買ってきてしまいました。
成り行き上、
2つのチェーンの餃子を
食べ比べてみるという
贅沢なことを
してしまったのですが、
比べてみると意外なことに
片方のチェーンのもののほうが
断然、美味しく感じたのです。
(前の日の残りだということを
割り引いても)
比較さえしなければ、
これまでは、
それぞれを味わって、
どちらも美味しく
感じられていたのに
比較してしまうということを
したために
片方は美味しく、
片方はイマイチに
感じてしまったのです。
きっかけは
馬鹿馬鹿しいのですが、
このことは一つの真実を
象徴しているように思いました。
人だって、モノだって、
比較さえしなければ、
それぞれによい所があるのに
比較したことで
価値がないように感じてしまう。
多くの不幸は、比較から
始まるのかもしれませんね。
という自戒をこめて、
2週間ほど間隔を開けて、
イマイチに感じたほうの餃子を
買ってきましたが、
前と同じように、
やっぱり美味しかったです!
ということで、
もう餃子の食べ比べはしないと
誓いつつ、
ダイエットへの道のりは、
さらに遠く・・・
なんでも慣れるのが人間だ(2024/3/6)
早くも3月になりましたね。
4月から新しい環境、
新しい役割を控えて、
少し不安になっている
という方もいらっしゃる
かもしれませんね。
でも、大丈夫。
人間、大抵のことには
「慣れ」てしまいます。
あなたも、これまでの人生で
最初はドキドキしたり
違和感があったことでも
いつの間にか、慣れて上手に
できるようになったことを
たくさん経験してこられた
のではないでしょうか?
いろいろな緊張、不安、
ストレス、があっても
「慣れてしまう」というのは
人間の大きな能力です。
不安を軽減する方法としても
不安な事柄を回避するのではなく
少しずつ直面してみて
「慣れていく」というのが
効果的と言われております。
この「慣れ」が
うまく機能しないときには、
強すぎる不安など、
いろいろなメンタル不調に
発展してしまうこともあります。
一人ではうまく
「慣れられない」ときには、
無理をせずカウンセラーなどを
使っていただくのも
よい方法だと思います。
いっぽうで、
人間の「慣れる」という特性には
注意点もあります。
苦労して、せっかく手に入れた
もの、事柄、人間関係など
最初は大きな幸せを
感じられたとしても
人間はすぐに「慣れ」てしまい
幸せだと感じないどころか、
不満が湧いてきたりします。
また、DVや虐待、
パワハラ・セクハラなど
客観的には、
とても酷い状態で、
離れたほうがいい人間関係でも
人間は「慣れ」てしまい、
いたずらに悪い状態を
維持してしまうということも
起こり得ます。
ともかく人間は「慣れるもんだ」
という性質を覚えておいて
上手く使っていきたいですね。
簡単に元気を出すエクササイズ(2024/2/28)
このメルマガを
読んでくださっている方は、
世間でいうところの責任世代、
中高年の方も多いと思いますが、
最近は、何か
楽しいことはありましたか?
ある程度の年齢になって、
最近、どうも気力が湧かない、
楽しいと思うことが少ない、
というような時に、
とても簡単に元気を出す方法を
ご紹介します。
それはズバリ、
「お金を使うこと!」です。
もちろん、
お子さんが小さかったり、
生活に困窮しているような
状況では、
「お金を使う」なんて、
ふざけるなと言われそうですが、
今の日本では、
あまりに多くの方が
必要以上の蓄えを残して、
亡くなっていくようです。
マスコミから流れてくるのは
「老後不安に備えて、
お金を貯めよう。
運用で増やそう」
という情報ばかりです。
もちろん、一定の範囲で
正しい考え方と言えますが、
流れてくる情報に
無抵抗でいると、
老後不安に抗うために
とにかく、使わずに
お金を溜め込む、
という行動を
取ってしまいがちです。
あなたが頑張って稼いだお金は、
あなたが幸せになるための
手段として、
ぜひ、有効に使いましょう。
不安を軽減させるだけの
ツールにしておくのは
あまりに勿体無いです。
実際にお金を使う前に、
すぐにできる
エクササイズとして、
仮に「年収の3ヶ月分」のお金が
宝くじで当たったと思って、
何に使おうかなーと、
空想しながら使い道を
リストアップしてみてください。
(実際に、紙などに
使い道と金額を
書いてみてくださいね。)
これだけでも脳が活性化して、
楽しい気分が味わえるはずです。
次のステップでは、
出来上がったリストを
眺めてみて、
それぞれの使い道で、
あなたの幸せ指数が
どれくらい上がりそうか
考えてみましょう。
できれば+10点とか、
感覚でよいので
数値化してみてください。
中には、
意外に低コストで幸せになれる
「幸せコスパ」の高い
使い道も見つかるはずです。
第3段階では、
作ったリストの中から、
実際にお金を使ってみて、
その効果を確認してみましょう。
実際に使ってみると
想像したより幸せになれたり、
期待したほどでもなかったり、
ということが実感でき、
自分がほんとうにやりたいこと
なども見えてくると思います。
もう一度、
当たり前のことを言います。
お金は、あなたが幸せになる
ための手段です。
不安から逃れるツールだけに
しておくのはもったいないです。
あなたが頑張った代償ですから、
胸を張って使ってください!
あっ、第3段階の実行にあたっては
パートナーの方との相談を
忘れずに行ってくださいね(笑)
新しいことが続かないわけ(2024/2/21)
今年ももう、
2ヶ月が過ぎようとしていますが、
新年の誓いは、順調でしょうか?
私のダイエットは・・・
・・・例年通りです。
ダイエットに限らず、
何か新しい行動を
始めようという時に、
うまく続かない理由として
人間には根強い
「現状維持バイアス」という
ものが存在するということは
ご存知の方も多いと思います。
人間にとって、
根源的に大事なことは、
「とにかく生き残ること」
なので、
いろいろな不都合がある中でも、
なんとか生き残っている
現在の状態をなんとか
維持しようとするのですね。
やはりダイエットの例が
わかりやすいのですが、
痩せたいからといって
急激な食事制限などで、
無理やり体重を落とすと、
生体が「これは危機だ!」
と認識し、
できるだけ体重を
落とさないように
代謝を抑えたり、
食欲を増進させようと
したりしてきます。
たとえ標準体重を
大幅にオーバーしている
といっても、
生体としては、
これまでその太った体重で
生き残ってこれているのだから
それを維持しようと
するのですね。
加えて、
人間というものは
自分だけじゃなく、
自分を取り巻く人間関係も含めて
現状維持しようとしますから、
せっかく娘が頑張って
ダイエットしようとしているのに
お母さんが
ケーキを買ってきてしまう、
ということが起こったりします。
お母さんにとっては、
太った状態の娘さんが
現状なわけですから、
無意識にそれを
維持しようとしてしまうだけで
悪気はありません。
ということで、
あなたのダイエットが
続かないのは
あなたの「意志が弱いから」
ではありません。
(・・・ダイエットが続かない
筆者の言い訳に聞こえますね)
こんな「現状維持バイアス」
の抵抗に負けないためには、
意思とか気合の問題にせずに、
・行動を変える。
・環境を変える。
そして、家族や友人には黙って、
こっそりやる。
できれば自分の無意識さえも
気づかないくらいに、
そっとやることがおススメです。
長持ちさせる大人の友達関係(2024/2/14)
新しい人間関係を作るのが得意、
という方もいらっしゃいますが、
一般的には年齢とともに
新しい友達をつくるのが
難しく感じる方が
多いのではないでしょうか。
そんな中で、
気の合う友達ができた時は
大人になっても
嬉しいものですね。
仕事場での友達は
苦しい時に頼りになりますし、
趣味やボランティアなどで、
興味を分かち合える
友だちがいれば、
その分喜びが増しますから、
できるだけ大切にして、
よい関係が長く続くように
したいですね。
長続きのヒントとしては、
「距離感」と
「期待値のコントロール」です。
自分と感覚も近そうだし、
この人なら何を言っても大丈夫、
と油断して近づきすぎると
ギクシャクの元になりやすいです。
大人になってからの友達は、
これまで過ごしてきた
背景が違いすぎるので、
培ってきた価値観は
自分と大きく異なります。
お互いが気持ちよく過ごせる
適度な距離感を
保っておくほうが無難ですね。
もう一つは、
相手に対する自分の期待を
欲張りすぎないこと。
ボランティア仲間ならそのことだけ、
山登り仲間なら山のことだけ、
音楽仲間なら音楽のことだけ、
その人に期待することは、
基本的に一つだけに
しておきましょう。
人間の幸福がテーマの
「ポジティブ心理学」でも、
友達関係の良好さは、
その人の幸福度と
大きな相関があるとされていますが、
友達の数や関係の深さより、
異なるタイプの友達が
複数いることが望ましいとされています。
年齢とともに、
友達が少なくなったなぁ、
という方も
大人になった特権の一つとして、
無理して好きでもない人と
「友達のふり」をしなくても
いいわけですので、
親友を作ろう、
などと肩肘張らずに、
リラックスして
気の合う人を探したいですね。
「真実は、いつも一つ」ではない⁉(2024/2/7)
正義感の強い人は、
「真実は、いつも、必ずひとつだ」
という価値観を
持たれているかもしれませんが、
残念ながら
「真実は一つとは限らない」
という話題です。
巷で話題の芸人さん
ではありませんが、
過去の出来事をめぐって
自分と他の人との
理解が食い違う、
ということが私たちにも
起こり得ます。
人間は誰しも、
自分が見たもの、聞いたこと、
感じたことが
すべて「絶対的真実」
と思ってしまいがちですが
残念ながら私たちは、
不完全な「目」、「耳」、
「心のフィルター」を通して
物事を認識しています。
たとえば、
ドキュメンタリー映画で見たものが
すべて真実かといえば、
カメラには映せる範囲(画角)
があるので、
実は映像には、全体の一部が
切り取られているだけです。
人間の耳も、
空港のそばや工場の中で、
大きな騒音があっても
次第に慣れて、
必要な情報だけを
聞き分けられるように
不必要だと思う音声情報は
切り捨てられている
可能性が高いです。
心のほうだって、
その人の生まれ持った感受性、
育ち方、これまでの経験によって
同じような刺激・状況でも
感じ方は人それぞれです。
さらには、
過去の出来事の話ともなれば
「人間の記憶」という、
とても不完全なフィルターが
もう一つかかっています。
こういったことを考えれば、
安易に
「相手は嘘をついている!」
ということはできないはずです。
もちろん嘘をついている
可能性もありますが、
それが「相手から見た真実」
である可能性もあります。
裁判で争う時には、
そうも言っていられませんが、
日常で、他人と出来事の認識が
食い違ったような時には、
絶対的な真実というのはない、
と思っておいたほうが
無用なトラブルを避けるためには
賢明と思われます。
これらのことを、
いいほうに応用していけば
自分が真実だと思っている
否定的な状況でも、
見かたを変えれば
そんなに悪くないかもしれない
というように、
自分を楽にするほうに
利用できる可能性もありますね。
歯医者の椅子で考えた(2024/1/31)
今朝もまた、
治療中の歯医者さんの椅子で
口を空けながら考えたお話です。
(またっ!)
前回お伝えした通り、
虫歯などの
「原因があって、
それを取り除くことができる
(可能性がある)」
ようなタイプの
悩み・ストレスに関しては、
クヨクヨと考えてないで
早く治療(行動)に移すほうが
いいですね。
また、一人で抱え込んで、
あれこれと悩むより、
誰か(できれば頼れる専門家)
の助けを、早めに求めることが
重要ですね。
こういった行動を取らずに、
ひとりで、痛みや不安と
格闘していた時間は
もったいなかったです。
そして、治療用の椅子に座って
口を開いたら、
もう自分では
何もできることはないので
覚悟を決めて
ただ歯医者さんを信頼して
任せるだけです。
ところが、
いざ治療が始まってから、
いつ痛みが来るか来るかと
身構えてしまっていると、
まだ痛くもないのに
苦痛を感じるということに
なります。
実際に治療時の痛みは
ほんの一瞬だけなのに、
その一瞬の痛みを予測して
苦しむのはなんとも残念ですよね。
苦痛を味わうのは、
ほんとに痛い一瞬だけで充分です。
ということで、
2週にわたって、
心の悩み・不安・ストレスに
対処する時の注意点を
歯医者さんでの治療に
例えてみましたが、
いかがでしたでしょうか。
かえってわかりにくくなって
いなければよいのですが・・・
そうだ、歯医者さんに行こう(2024/1/24)
年末から冷たいものが
歯にしみるようになりました。
以前のメルマガで
どこも悪い所がなかったのに
不安が増幅して
実際に歯の痛みを感じた、
という経験を
書かせていただいたことが
ありました。
あのときは、
歯医者さんに行って
「どこにも虫歯はありませんよ」
と言ってもらったら
痛みが、すーっと
無くなったんです。
あれから反省して、
3か月に一度は
歯のクリーニングに通うようになり
その都度、
虫歯のチェックも
してもらっているので、
今回、歯がしみるのも
「これはまた、
痛みに過敏になってしまって
実体のない痛みを
自分で作り出しているんだな」
と思ってあまり気にしないように
していたのですが、
いっこうに収まる気配がありません。
結局、観念して
歯医者さんに行ってみたところ
今回は気のせいじゃなく
古い虫歯の治療跡が
劣化で炎症を起こして
痛みの原因になっていたようでした!
なにか、
悩みごと・困りごとがある時に、
問題解決の方向性として、
①ストレスになっている状況そのものを変えるアプローチをしていく方法
②状況は変わらないが、自分の考え方・対処の仕方を変えて楽になる方法
とがあると思います。
今回、私は、
①の方向で対処すべきところを
②の方向で自分の心を変えようと
してしまったわけですね。。。
歯の痛みという問題を起こしていた
はっきりした原因があったわけで
これは①のアプローチで、
速やかに専門家に治療してもらうのが
ベストでしたね。
なまじ、
カウンセラーなんかをしているため、
なんでもかんでも心の問題に
してしまいたくなる悪い癖がでて
問題を長引かせてしまった感じです。
いっぽうで、人生でぶつかる問題には
老いや、死、不慮の災害・事故、
などに代表される
状況を変えることができないこと
もあります。
こういう時は、
②のアプローチが有効になります。
変えられないものを
変えようとしたり、
くよくよしすぎると
問題がこじれていきます。
一番良いのは、
問題の種類や状況に応じて
2種類の解決法を
柔軟に使い分けたり、
併用していく
ということですね。
新年の誓いを長続きさせよう(2024/1/17)
新しい年になって
「今年こそは、○○しよう!」
と一念発起。
しばらく続けてみたものの
仕事も忙しくなって
気がついたら忘れている・・・
と、こんなことは
ないでしょうか?
私も、毎年のように
「今年こそはダイエットするぞ!
目標マイナス○○キロ」
とかやっていますが、
なかなかうまくいかず
家族にバカにされています。
そこで、そんなあなたに
ヒントになるかもしれない
アイデアをご紹介。
「行動分析学」という
なかなかユニークな
心理学の一分野があります。
簡単に言うと、
人間がどうして、
そのような行動をするのか
を心の問題ではなくて、
行動に随伴することから
分析していく手法です。
人の行動が増えたり
・続いたりするのは
ある行動をした「直後」に、
「よいことが起きる」か、
「悪いことがなくなる」か、
によるとのことです。
たとえば、
コンビニで買い物をするときに
ポイントアプリを見せて
店員さんにスキャンしてもらう
→すぐにポイントが獲得できたのがわかる
(よいことの発生)
トイレで用を足し終わったとき
悪臭が発生したので
消臭スプレーを使う
→悪臭がなくなって
よい臭いになる
(悪いことがなくなる)
という感じです。
なので、新年にやると
決めたことを定着させるには、
その行動をしたら、その直後に、
小さくていいので何かメリットが
得られるというものを
セットで作っておくとよい
ということになります。
小さなご褒美と
考えてもいいですね。
学校で先生が、
生徒がなにかいいこと
ができたら、
ノートにシールを貼ってあげる
とかいうのも、この考え方です。
行動の「直後」
(できれば60秒以内)
になにかのメリットが得られる
ということが
ポイントのようです。
ただ残念なのは、
時間がかかるメリットでは
効果が得られない
ということです。
今日頑張って、
ラーメン大盛りは我慢し、
腹筋運動を3セットやれば、
1か月後には少し体重が減る
というような「長期的メリット」
では行動は増えない
のだそうです。
これが、私が毎回
ダイエットに失敗する
メカニズムなわけですね。
いかに行動「直後」の
小さなメリットを設定するか、
がポイントですね。
私も、今年はこの考えで
ダイエットに再挑戦!
と思っているのですが、
はたして、どうなることやら。
知っておきたい心理的応急処置(2024/1/10)
元日からの震災のニュースで
救出作業や避難所の映像を見ていると
本当に辛くなりますね。
優しい方は
「自分も何かしなくては」と
そういう気持ちになるかもしれません。
以前の東日本大震災の際に、
大量の「善意の心理カウンセラー」が
被災地を訪れ
苦しみを傾聴することで
被災した方々を癒そうとしたのですが、
結果的に一部の被災者の方から
「カウンセラーお断り」
という貼紙を仮設住宅に出された
ことがあったそうです。
ご存じの方も多いかと思いますが、
心理的応急処置
(サイコロジカル・ファーストエイド=PFA)
という概念があります。
WHOが作成したガイドがありますので、
リンクを添付いたしますね。
000805675.pdf (mhlw.go.jp)
大きな災害や紛争などに合って、
心理的な苦悩に直面している方に対応するときの
大事な原則が記載されていますので、
行動を起こす前に、
ご一読をお勧めいたします。
もちろん、
くだんのカウンセラーの方々は
悪意があったわけではありませんし
当時はこういった知見も
まとまっていなかったはずですが、
たとえ善意であろうとも
結果的に苦しんでいる方を
傷づけることがないように
したいですね。
私は危機対応の専門家ではありませんので
心理的応急処置について
安易な解説は慎みたいと思いますが
個人的に大事だなぁと思うポイントとしては
・苦しんでいる方に無理に語らせない(傾聴の押し付けをしない)
・自分ができることの限界を知っておく(適切に専門機関・専門家につなぐ)
・被災した方自身の回復力を信じる(依存させるような関係を作らず、その方が自分の力で生きていけるような支援をする)
こう書いてみると、
大きな災害の時だけでなく、
心理的に苦しんでいる方がそばにいる時に
その方と接する大事な原則になりますし、
私たちカウンセラーが、
ご相談を受ける上でも
忘れてはいけないスタンスだなぁ
と思います。
災害は短期的な応急処置だけでなく
長期にわたる支援が必要とされます。
災害のことを忘れずに、
被害に遭った方々に心を寄せて
自分ができる支援を続けることが
大切ですね。
今年も幸せに向かって(2024/1/4)
みなさま
新年あけまして おめでとうございます。
穏やかなお正月を お過ごしでしょうか。
・・・と 新年なので、
のどかなメルマガを お送りしようと考えていたのですが、
大きな地震と航空機の事故 一気に胸が詰まるような
厳しい現実に引き戻されて 文章を書き直していました。
ご自身や関係の方がこの度の災害で 被害を受けてしまった方々には 心よりお見舞い申し上げます。
忙しくて苦労の多い人生の中で 多くの人々が ほっと一息つけるお正月に、
こういう災害や事故が 起きてしまうとは。
本当に、人生の無常や理不尽、 幸せな時間の大切さ、
危うさを 感じずにはいられません。
大きな災害の報道に接すると、
私たちは、 様々な感情で心がかき乱されて 頭も混乱します。
心優しくて、共感力の高い方は
自分が楽しんだりするのが 申し訳ないような 気持ちになるかもしれません。
もちろん 被災した方々を傷つけるような 不謹慎な言動には 厳に慎まなければいけませんが、
こういう時であればこそ、
あなたや周りの人が 幸せでいられる時間を いつも以上に大切にしてください。
幸せは連鎖しますので、 あなたが幸せであることが
いつか、今、苦労をされている方々の 力になることにもなります。
辛い状況におかれている方々へ 気持ちを寄せながら、
自分ができる役割を果たしていくこと。 自分の幸せを追求すること。
今年も着実に 歩みを進めていきましょう。
それでも、ピンチだという時は、
カウンセリングがあるということも 覚えておいてくださいね。
2024年がみなさまにとって、 幸せな年になりますように。
スギル君に注意(2023/12/27)
早いもので、
今日が2023年の最後の水曜日
このメールマガジンも
今年の最終号です。
毎週ご覧いただいて
ありがとうございました。
最後なので、
短めに軽い話題をお送りします。
穏やかに暮らしていくためには、
何ごとも極端になると
よいことはないようです。
・働きすぎる
・我慢しすぎる
・くよくよ考えすぎる
・食べすぎる、飲みすぎる
・怒りすぎる
・羽目を外しすぎる
・SNS、ネットをしすぎる
・おせっかい、しすぎる
などなど・・・
こういうのを「スギル君」と
名付けています。
物事に熱中したり、
短期的に頑張ったりするのは
悪いことではないですが、
「スギル君」があなたの意志を越えて
勝手に動き出しているのなら
要注意です。
「スギル君、
ちょっと、やりすぎだぞ!」
とたしなめてあげましょう。
少し調子が悪いなぁと感じる時は、
あなたの中の「スギル君」を
チェックしてみてくださいね。
それでは、
よい年末年始をお過ごしください。
この期間もお仕事いう方は、
本当にご苦労様です。
別途、自分のための休息時間は
確保してくださいね。
私は、この時期に暴れやすい
「食べ スギル」「飲み スギル」君
たちに気を付けたいと思います。
人生後半 加齢するのに必要な力(2023/12/20)
小さな文字が見えない・・・
すっかり白髪が増えた・・・
前ほど酒が飲めない・・・
すぐに疲れてしまう・・・
人によって、
感じ方や、
感じるきっかけは違いますが、
年齢を重ねていくと、
知力・体力・外見の衰えは
認めざるをえないものですね。
私たちの肉体も
一つの「モノ」だと考えれば、
長年の使用による
経年劣化はいたしかたない
とはわかっていても、
寂しい気持ちにもなります。
もちろん、
アンチエイジングで
いろいろな手を尽くしたり
規則正しい生活を心がけたり
筋トレに励んだりすることで
劣化のスピードに
多少抵抗することはできますし
そういう努力も大切とは思いますが、
若い頃と違って、
衰える方向に進んでいるのは
避けられない事実ですから
こういう努力だけでは
加齢に伴う寂しさから
逃れることはできません。
そこで、
練習しておきたい心の持ち方としては、
・失われたもの・できなくなったことには、あまり執着しない
・今、あるものに感謝をする
・まだ残っているもので、できることに集中して楽しむ
ということでないでしょうか。
偉そうに書いてる私自身は、
加齢問題に取り組みだした初心者なので
まだまだ「若さの喪失感」
に捉われることがありますが、
こういう考え方ができるようになれば、
どんなに年をとっても安心ですし、
高齢になってもイキイキしている方は、
実践されているのだと思います。
いい年の取り方をして、
最後の日に、
「いい人生だった」
と思いたいですね。
音楽はマインドフル(2023/12/13)
音楽はお好きですか?
こころを穏やかに、
レジリエンスを高める方法として
なんども「マインドフルネス」がいい
ということを書かせていただいていますが、
どうもイメージが湧かないとか
うまく続かない
というお話もよく聞きます。
マインドフルネスの
大切な要素として、
こころを過去や未来に飛ばさずに
「今、ここ」にとどまる
ということがありますが、
それを手っ取り早く体感する方法として
「音楽を集中して聴く」
というのは、いかがでしょうか?
あなたのお気に入りの音楽を選んで、
いつものように
何かを「しながら」聞き流すのではなく、
スピーカーやイヤホンから流れる
音に全神経を集中して、
聴いてみましょう。
何度も聞いてる曲なのに
今まで聴こえなかった音や
アーチストの息づかいが
聴こえてきたりします。
もし、可能であればライブ演奏を
聴きに行くのもいいですね。
私も、小さな会場で
演奏を聴くのが大好きなのですが、
まさに、こういった音楽を通しての
マインドフルネス体験が
こころに栄養を与える効果が
あるように実感しています。
音楽に没頭している時の
ミュージシャンの表情や
醸し出すオーラが
聴いているこちらにも
幸せのエネルギーを
与えてくれるようです。
さらに少しだけ、
難易度は上がりますが、
あなた自身が歌ったり、
楽器の演奏を
してみてはいかがでしょうか?
音楽というものは
聴く人以上に演奏する人が、
こころのパワーを得られるそうですよ。
あなたのお気に入りの一曲、
教えてもらえると嬉しいです。
孤独とのつきあい方②(2023/12/6)
前回に引き続き、
孤独とのつきあい方について。
作戦としては二つの方向性が
あると思います。
①物理的に孤立しないようにする
②孤独のとらえ方を修正していく
もちろん、
人間は人との関係性の中で、
幸せだと感じることが多いので、
「物理的に孤立しないようにする」
というのは大切なことです。
家族や職場のみならず、
趣味、ご近所、ボランティアなど、
できれば複数のコミュニティに
繋がりを持ち続けるように
しておきたいですね。
以前、ご紹介した
「ソーシャルサポート・ネットワーク」
を書き出して、
自分を応援してくれるリソースを
再認識することも
役に立つと思います。
ただし、この方向性だけだと
うまくいかないことも多いものです。
頑張って新しいコミュニティに
参加してみたものの、
気が合う人がいないとか、
自分は必要とされていないとか、
かえって疎外感を感じて
辛くなってしまう、
ということも考えられます。
「孤独感」というのは、
実際に一人でいる時よりも、
周りに人がいるけれど
繋がりを感じられないときのほうが
感じやすいものです。
そこで、もう一つの、
「孤独のとらえ方を修正していく」
ほうのアプローチも考えてみましょう。
「孤独感」
(=寂しい・悲しいと感じること)も
ネガティブ感情の一種ですから、
「その出来事や状況を
自分がどのように捉えるか」
という考えに基づいて発生します。
何事にも良い面と悪い面があるもので、
ひとりであるからこそ、
誰にも気を遣わずにリラックスできたり
自分の楽しみに没頭したりできたり
することもあるものです。
すぐれた芸術作品など、
ほとんどの創造的なものは
孤独な状況で生み出されたもの
ですよね。
最近は「ミー・タイム(=自分時間)」
という言葉も流行っているようです。
これは、毎日忙しすぎて、
自分のための、ゆっくりとした時間を
取りたくても取ることが出来ない
という人が多いということの裏返しです。
もしあなたが、孤独で寂しい、
と感じているとしたら、
たっぷりと「ミー・タイム」を持っている、
と言い換えられるかもしれません。
どのような状態が、
心地いいと感じるのかは
人によって違います。
いずれにしても、
「いつでも誰かと一緒にいないと嫌だ」
とか、
「人間は煩わしいから一切付き合いたくない」
などの極端に走らず、
①・②のアプローチを
バランスよく使って
自分が快適な孤独とのつきあい方を
探っていくのがよさそうですね。
孤独とのお付き合い①(2023/11/29)
人間は、
この世に生まれてきたときは一人で
この世から去っていくときも、
また一人。
それは、わかっていても
「不安」とともに「孤独」は、
多くの人にとって、
悩みの原因になります。
「孤独と、どうやって
上手につき合っていくのか」
ということは、人生において
とても大きなテーマですが、
特に人生後半にさしかかり、
だんだんと周囲に人が
少なくなっていく過程では
自分なりの孤独への対処法
を持っておくことが
穏やかに生きる上で
大切なことです。
「人間」というくらいなので、
私たちは、人との関係性がないところで
一人で生きていくのは辛い事です。
これは、進化の過程で「群れ」を作って
協力しながら生き延びてきたので、
「群れから切り離される」ということに
私たちの脳が耐えがたい苦痛を
感じるようにできているからです。
ちょうど、 「不安」が人間にとって
生存の危機を知らせる
アラート機能をもって
進化してきたけれど、
時には人を苦しめることになるのと
似ていますね。
孤独とのつき合い方について考える時、
まず、
物理的に「孤独」であること
(=周囲に人が少ない状態)と、
孤独「感」
(=寂しい・悲しいと感じること)は
別のことであるということを
抑えておきましょう。
人間が孤独に悩まされる場合、
物理的に「孤独」であることよりも、
主観的な「孤独感」であることが
多いようです。
つまりは、「孤独」を
どういう風に捉えるかという
自分の考え方を 調整する
認知行動療法的なアプローチが
使えそうですね。
・・・大きすぎるテーマなので、
続きは次回に。
自分のミカタを探すワーク(2023/11/22)
今日は、
「ソーシャルサポート
・ネットワーク」を描く
という認知行動療法のワークを
一つご紹介します。
添付の画像を確認できる方は
そちらを見ていただけると
イメージしやすいのですが、
自分を中心に置いて、
「自分に対してポジティブな関係」
のある対象を書き出していきます。
・何でも話せる親友
・いつも支えてくれるパートナー
・相談に乗ってくれる先輩
・飲み仲間の同僚
などはもちろんのこと、
・よく行くカフェの店員さん
(少しだけ言葉を交わす)
・疎遠になっている学生時代の友達
でもいいですし、
・飼っているインコの○○ちゃん
・大好きな推しのアイドル
でもいいですし、
・亡くなったお婆さんからもらった
ネックレス
・お気に入りのぬいぐるみ
など自分が勇気づけられたり、
気分がよくなるものなら
なんでも大丈夫です。
気持ちが落ち込んだり、
メンタルの調子が悪い時は、
人は「この世界でひとりぼっち」
みたいな気分に
なってしまうことがありますが、
自分の周りには、
こんなに自分のミカタに
なるものがあるんだ、
と思えることで、
支えられるものです。
自分専用の
「ソーシャルサポート・ネットワーク」
の図を描いておいて、
いつでも見ることが
できるようにしておき、
少し時間が空いた時には、
これらのミカタと
積極的に触れ合う時間を取りましょう。
きっと、あなたが、
困難やストレスの多い
この世界を渡っていくのに
心強いお守りになってくれる
はずです。
そうそう、
あなたのミカタの1つとして、
「信頼のおけるカウンセラー」を
加えておくのもお勧めですよー
風邪をひいた日には(2023/11/15)
先週は、久しぶりに
風邪をひいてしまいました。
幸いにコロナでも
インフルでもなかったので
高熱などの激しい症状は
なかったのですが
やはり仕事もしんどく感じ、
プライベートも
イマイチ楽しめませんでした。
人生では、大波・小波、
常に好不調の波がありますが、
風邪をひいちゃったなんていうのも
小さな不調の波のひとつですね。
こうなってみると、
「普通の状態」であることが、
いかにありがたいことか、
あらためて身に沁みました。
特に年を取ってくると
「普通の状態」といっても
どこか体に痛いところや
不調を感じる部分があったりして、
そこに気持ちがいってしまいがちですが
まぁ70%くらい調子がよければ
完璧じゃなくても
十分、幸せなんですよね。
こうやって寝込んでみないと
なかなか気がつかないのですけれど。
日常に起こる、
ちょっとした不幸な出来事も、
「普通の状態」の中にある
「小さな幸せ」に
私たちを気づかせてくれるために
やってくるのかもしれませんね。
もし、ずっと幸せだったら、
私たちは「幸せ」と
感じないかもしれませんね。
また、自分自身の
コンディションがよくなければ
なかなか、他の人に気遣いをする
余裕も持てないものです。
人様の悩み事を聞かせていただく
仕事をするためには、
もっと自分を整えておくことに
気を付けなければ、
と改めて思った次第です。
お仕事がカウンセラーでなくても、
ふだんから、
自分を大切にしてケアすることが
周りの人々も幸せにするために
必要なことです。
心の整理やケアが必要だなと感じたら
「無料お試しカウンセリング」から
ご利用ください。
https://engawa.hp.peraichi.com
運動公園の利用ルール(2023/11/8)
今日も、ちょっとした例え話を。
その町には
大きな運動公園があって、
野球場も、
サッカー競技場も、
陸上のトラックもあります。
体育館もあって、
中では柔道等の練習も
できるようです。
それぞれの競技場で
プレーをしている選手たちは、
ルールを守って
最高のパフォーマンスを
発揮しようとしています。
ある時、大事な試合の日に
寝坊してしてしまった
サッカー選手が
間違って野球場に
やってきたとします。
いくら、その選手が
優秀だったとしても、
なかなか、よいパフォーマンスを
することは難しいですね。
あるいは、野球の審判が間違って
サッカーの競技場に
行ってしまったとします。
いくら、その審判が優秀だとしても、
野球のルールは野球のためのもので、
サッカーには当てはめられません。
当然、サッカーの審判としては、
役に立ちませんね。
何を言いたいのかといいますと、
私たち一人ひとりも、
自分の価値観(マイルール)を持って
それぞれが人生という競技場で
最善を尽くそうと
頑張っているのですが、
それは自分だけのルールであり、
他人に当てはめようとすると
おかしなことになってきます。
自分から見て理解できない人、
腹立たしく感じる相手、
でも、その人は
自分自身のルールに基づいて
最善のプレーをしている、
と考えてみたらどうでしょう?
彼(彼女)は、
自分とは違う種類の競技を
プレーしているのです。
もちろん、
運動公園には、
・利用時間は何時から何時まで、
・ゴミは残さず持ち帰る、
など、すべての人が共通して
守るべきルールはあります。
また、他人が自分の競技のルールに
口出しをしてきたら、
「これは、あなたの競技ではないですよ」
と、自らの競技場を
守らなければならないことも
あると思います。
それでも、
自分と他人の競技場を意識して、
他人を自分のルール・価値観で
ジャッジしたり、
変えようとすることを止められたら、
心は、だいぶん穏やかになりませんか?
それぞれの人の競技場は
高いフェンスで覆われているので、
となりの競技のルールを理解するには、
自分のルールで判断せずに、
じっくりと、
話を聞くしかありません。
「なんで、そんな不合理な
ルールになっているのか?」などと、
自分のルールのモノサシを当てて
考えないことです。
人生という川の流れ(2023/11/1)
言い古された例えではありますが、
人生は川の流れに似ていますね。
穏やかに、ゆっくりと流れたり、
ときには激しい勢いで流れたり、
川底が見えそうなくらい
水量が少ないかと思えば
豪雨の後には
溢れそうなほど増水したり。
様々に表情を変えながら、
たとえ障害物にぶつかったとしても、
大海原を目指して流れ続けていきます。
止まっているように見える時でも、
一瞬も同じ状態はない。
人の一生も、まさに、
このようなイメージですよね。
いつも順風満帆でおだやか、
というわけにはいきません。
たまにはトラブルが重なって
濁流に吞まれそうになることが
あるかもしれません。
順調な時はよいのですが、
ピンチな時に大切なことは、
いまの濁流も、
いつまでも続くことはないと知ること。
そして、大きな人生の流れに
抗おうとしすぎないこと。
流れに逆らって
上流(過去)に戻ろうとしたり
逆に、今幸せだからと、
いつまでも、
そこにしがみつこうとしたりすると
ろくなことにはなりません。
最近、少ししんどいなぁという時は、
大きな人生の流れを意識しながら
少し力を緩めて
流れに身を任せてみてはいかがでしょうか。
もがきすぎることが、
自分の気力・体力を
奪ってしまったりします。
力を入れなくても、
きっとあなたが行くべきところに
人生の川の流れが運んでくれます。
そして、エネルギーが回復したら、
あなたが進みたい「方向」を見つめ直して、
川の流れに少しだけ自分の力を足して、
どの方向に進むのか、
に意識を向けましょう。
流れ全体を変えることはできませんが、
進む「方向」は、
あなたが無限に選ぶことが出来ます
「ないものねだり」より「あるもの感謝」(2023/10/25)
今朝は、
とってもあたりまえの話
をします(笑)
若い頃は、
・もっと、お金が欲しい
・もっと、いい家に住みたい
・もっと、素敵な恋人を見つけたい
・もっといい車に乗りたい
と不足していることを嘆いたり、
歳をとると、
・もう、これだけしか生きられない
・もう、人から必要とされていない
・たったこれだけしか親しい人がいない
と失ったものを思って寂しくなったり、
人間の心は、
なかなかやっかいですね。
こういうときは、
「ないもの」に心の焦点が
当たってしまい、
次から次に
「ないもの」を考えては
気持ちが、
どんどん塞いでいきます。
こんなときには、
パッと視点を切り替えて、
「あるもの」に
意識的に焦点を
当ててみましょう。
・食うに困らないだけの仕事はある
・友達が何人かいる
・考えると嬉しくなるアイドルがいる
・夢中になれるスポーツがある
・大好きな本がある
・可愛いペットがいる
・大切な家族がいる
十分ではないにしても、
すでに手の中に「あるもの」
に意識を向けることができたら、
次は、それらに
愛しい気持ちを持って、
「ありがとう」と感謝をしてみます。
人間は、いつも
「ないもの」には気づきやすく
「あるもの」のことを
忘れてしまいがちです。
手に入れたときは
大きな喜びを感じたものでも、
いつの間にか
「あたりまえ」になってしまい、
失ってはじめて、
大切だったことに気がつく
なんてこともあります。
「ないものねだり」が始まったら
「今、あるものに感謝する」
「あたりまえ」ではなく
「ありがとう」
を覚えておいてくださいね。
そりゃそうなるよ、サラリーマン(2023/10/18)
サラリーマン=給料男
って、
なかなか自虐的な響きのある
言葉ですね。
そういうことで、
最近はあまり
使われないのでしょうね。
会社で働いているのは男だけでもないし。
ビジネスマン・ビジネスウーマン
というほうが
カッコいいですもんね。
私自身も長いこと会社に勤め、
サラリーマンとして
働いてきましたが、
安定した給料をいただく
ということと引き換えに、
知らず知らずのうちに
会社から期待されることに
過剰適応していたように
思います。
・余り周囲と波風を立てず、無難に過ごすために、自分の意見は控える
・会社からの業務命令は疑問を持たずに受け入れて、粛々とこなす
最初はなんとなく、
違和感を感じていたものの
違和感を持ち続けるのは
しんどいので、
だんだん会社の価値観と
自分の価値観を
同化させていきました。
会社員時代は、
こういった手法で
うまく乗やり過ごしてきた方が
いざ定年を迎えたり、
何らかの事情で
退職したりしたときに
会社員時代の考え方や
価値観が原因で
悩まされてしまうことが
よくあります。
多くのビジネスは
不確実な未来を予測して
対策をたてることで
事業を拡大したり、
リスクを軽減したりしています。
つまり、将来に「不安を感じる」
ということが大事なんですね。
また、常にライバル会社や
ライバル社員との比較で
優位に立つことを求められますので、
いつも「他者との比較」を気にして、
それをモチベーションにする状態。
不安や、他者との比較、
などのネガティブ思考・感情が
会社員時代には求められ、
重要だったわけですね。
とくに、まじめで、優秀、
頑張ってきた方ほど
そういったネガティブな
思考・感情を鍛え続けてきた
かもしれません。
しかし、老後を見据えて
セカンドライフの
立て直しを考える時に、
これらのネガティブな思考・感情は
あまり役に立たないどころか、
悩みの種になってきたりもします。
本来のあなたを取り戻し、
セカンドライフを充実させるためには、
会社員時代の価値観を
一度リセットする必要がある
かもしれませんね。
(私自身も、今でも根強い、
会社員思考をしてることに気づいて
ハッとすることが多いです。)
私のオンラインカウンセリングでは、
こういったお悩みの種を解きほぐして、
いっしょに対策を考える
ということもさせていただいております。
ピンときたら、
無料お試しカウンセリングに
お越しくださいね。
『怒り』のトリセツ②他人編(2023/10/11)
『怒り』のトリセツ
2回目の今日は、 「他人からの怒り」 への対応について。 他人から怒りをぶつけられるのは、 とてもストレスフルで、 心身を消耗します。 私もやってたことがあるのですが、
クレームの対応担当係など、
そういうことが職業上多い方は、 本当に大変ですよね。
ただ、「怒り」に限らず、
他人の感情を変えることは、
ほとんど不可能ですので、
それ以外の方法を考えましょう。
相手の怒りに正当性があって、
こちらに非があると
認められるときには、
意地をはらず、
誠意を持ってお詫びして、
長引かせずに
事態を収束するのが賢明でしょう。
しかしながら、
相手の怒りが度を越していたり、
理不尽で受け入れられない
と感じるときには、
相手の怒りに巻き込まれて
こちらも冷静さを失ったり、
反撃したくなったりもします。
ここで、自分も怒りを爆発させて
相手をやりこめようとしたら
もう「勝ち負け争い」になって、
泥沼の展開です。
こんな時に、
少し自分の冷静さを
取り戻す方法として、
「目の前のこの人は
私を傷つけようとしている のではなくて、
この人の魂が困って
悲鳴をあげているのだ」
と考えてみる方法が役に立ちます。
そうすると、
「何に困っているのかな?」
という視点に移ることが出来ます。
我を忘れて怒っている人は、
自分で自分の感情を
コントロールできなくなっている
「気の毒な状態」の人です。
そもそも、幸せを感じていて、
人生楽しいなぁと思っている人は
他人に怒りを ぶちまけたりしませんし、
前回、述べたように、
人間の「怒り」の背景には
「満たされない願望」
が隠れているのですが、
それを怒りという未熟な手段でしか
表現できない人なんですね。
こちらは一段、
心のレベルを上げて
冷静な大人の対応でいきましょう。
ちょうど、
まだ言葉をしゃべれない赤ちゃんが
泣きわめいて
必死に何かを訴えているのを
大人の私が 見ているイメージですね。
・お腹が減ったのかな・・・
・うんちでおむつが 気持ち悪いのかな・・・
・一人にされるのが怖いのかな・・
相手が大人なので、
赤ちゃんほど
可愛くはないですけどね。
相手の中の赤ちゃん(魂)
が泣いているイメージで。
・人から大切にされず
プライドが傷ついてるのかな・・・
・ストレスが強くて 余裕がないのかな・・・
・じつは孤独で
愛情に飢えているのかな・・・
・相手を下に落とすことで
自分の立場を守りたいのかな・・・
怒ることは、
とてもエネルギーを消耗しますので、
相手の怒りも、
そんなに長くは続きません。
うまくやり過ごすことができたら、
ここでもコーピングリストを使って、
自分の気分を転換し、
エネルギーを回復しましょう。
嫌な気分を引きずってしまったら、
相手の思うつぼですからね。
人間は、それぞれ、
自分の感情の責任は
自分で取らないといけません。 相手の怒りや不機嫌を、
あなたが何とかしなくちゃ
と思う必要はないのです。
大事なのは、
相手の気分に巻き込まれて、
こちらも気分が悪くならないよう
自分を守ることです。
それでもスッキリしないときは、
カウンセラーにご連絡ください。(笑)
『怒り』のトリセツ①自分編(2023/10/4)
「怒り」という感情は、
人間なら誰しもが持つ
原始的な感情の一つで、
感じること自体は正常なのですが、
非常に強いマイナスのパワーを
持っています。
自分自身にも他人にも
さまざまな悪影響を
与えることがありますので、
できれば上手に
付き合っていきたいですよね。
そこでまず今週は、
「自分の怒り」を
コントロールするヒントから。
①反射的な「怒り」をストップする
相手の言動に、
パッと反射的に反応して
「怒り」を爆発させると
後で後悔することが多いですよね。
6秒間だけ待つことが出来たら
反射的な怒りは
やり過ごすことが出来ますので、
そのためのアイデアをご紹介します。
・その場を離れる
・目をつむる。視界から消す。
・鼻から大きく息を吸う。
・鏡に自分の姿を映す。鏡を磨く。
・怒りを止める呪文を決めておく。(好きなアイドルの名前とか?)
・ジャンプする。(ジャンプやスキップしながらは怒れない)
・意味付けを変える。(例:割り込んできた人は、じつは漏れそうで焦ってるのでは?)
②ネガティブ感情をためこまない
自分のネガティブ感情を
貯めておくコップがあると
想像してみてください。
普段から「怒り」や「不満」などの
ネガティブ感情を抑え込んでいると、
コップに水が溜まっている状態
になっているので、
ちょっとした追加の刺激で
怒りが爆発(水があふれる)
してしまいます。
自分のコップの状態を観察して、
水が溜まったかなと思ったら、
コップの水を減らす行動
を取るようにします。
以前、紹介した、
コーピングリストを使ったり、
気の置けない友人に
愚痴を聞いてもらったり、
信頼できる専門のカウンセラー
を利用するのもいい方法です。
③自分の願望に気づく
人間が「怒り」を感じる時は、
1. 自分がしてほしいことを
してもらえないとき
2. 自分がしてほしくないことを
されるとき
のどちらかに
分類されることが多いものです。
自分はどんなことをしてほしくて、
どんなことはしてほしくないのか?
「怒り」の感情の背景にある
自分の「願望」に注目してみましょう。
そのうえで、その願望は正当か?
自分の勝手な価値観(モノサシ)
で測っていないか、と考えてみます。
願望が妥当であると思えたら、
怒りを爆発させるのではなく、
冷静に「願望を伝える」方法
を考えましょう。
今週も皆さんの心が、
穏やかでありますように。
困った時の必殺技『例外探し』(2023/9/27)
誰しも人生には問題がつきものですから、
もしかすると、今も何か問題を
抱えていらっしゃるかもしれませんね。
・特定の誰かとの関係が悪く、
いつもギクシャクしている
・人前で発言するのが苦手で、
いつも失敗してしまう
・子どもが、反抗的で
いつも素直に言うことを聞かない
などなど。
今日は、しばらく続いてしまっている
問題や悩み事を解決するために
ヒントになる
シンプルで有益な考え方のお話です。
まずは、自分自身に向けて、
次の問いかけをしてみてください。
「あなたを困らせているその問題が、
少しでもいいとき、または、
ちょっとでもマシなとき、
はありますか?」
その答えがYESであれば、
そのマシなときのやり方、状況、
を考えて、どんどん増やしてみます。
例えば、
誰かとギクシャクしてしまう
という問題に対し、
「その誰かと自分以外に、
もう一人、別の人(上司・同僚など)
がいるときは
ギクシャクが少しましである」とか、
人前でうまく発表できない
という問題に対し、
「急に指名されて
ちゃんと準備をする時間がないまま
発表したら意外とうまくいった」とか、
いつも子供が言うことを聞かない
という問題に対し、
「おばあちゃんが来た次の日は、
子どもの口答えが少しマシになる」
とか・・・
問題が少しでもいい時、
すなわち、「例外」を探して、
見つかったら、それを、
どんどん利用し拡大する方法です。
「マシな時があるか?」
の問いの答えがNO、
つまりは、例外なんてなく、
いつも漏れなく問題が発生する
ということであれば、
残念ながら、
今あなたが問題を解決しようとして
やっている努力自体が、
すでに悪循環の1プロセスとして
問題を維持してしまっています。
こういう時は、
なんでもいいので、
いつもと違うことをしてみましょう。
たとえ、それが小さなことでも、
なにか変化を起こせば、
その変化が次の変化へと連鎖していき
必ず問題は形を変えていきます。
また、注意してよく観察してみれば、
たいていは、
例外的なことは見つかりますし、
じっくり観察して「例外を探す」
というスタンスを取るだけでも
いつもと異なり、
問題と距離を置いて、
状況を客観視出来たり、
心に余裕が出来たり
状況が改善することもあります。
今日ご紹介した方法は、
「ブリーフセラピー(短期療法)」
という心理療法の
基本的な考え方になります。
実際のブリーフセラピーは
なかなか奥の深いものですが、
今日、ご紹介した質問法と考え方を
知っておくだけでも、
困った時に解決の糸口に
なるのではないでしょうか。
もっと、詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、個別カウンセリングをご予約ください。
ゴミと悩みは分別しよう(2023/9/20)
ゴミを出すときには
分別のルールがあると思いますが、
それと同様に
悩み事も分別しましょう。
(みなさんの大切な悩み事を
ゴミと一緒にして恐縮ですが)
お住まいの自治体によって
多少のルールの違いが
あると思いますが
ゴミの分別の基本は
「燃やせるか」「燃やせないか」
ですね。
悩み事の分別の基本は
「自分でコントロールできるか」
「コントロールできないか」
です。
まずは、あなたの悩みごとを
外から眺めてみて
それが、
「自分の力でコントロールできるか」
「自分の力ではどうしようもないことか」
を大きく分別しましょう。
結論から言うと
「自分の力でどうしようもないこと」を
いくら悩んでみても
事態は好転しませんから、
「自分のでコントロールできる」
ほうの悩み事に
あなたのエネルギーを
集中して使いましょう。
そっちのほうは、
あなたがやれること、
やるべきことが
たくさんあるはずです。
頭で考えているだけじゃなくて、
小さくてもいいので、
改善するための「行動」を
起こしましょう。
では、
「自分の力でどうしようもないこと」
のほうは、どうするか。
こちらは、諦めるか、
忘れる方法を考えましょう。
先週お伝えした
「ぐるぐる思考を止める」方法
を使ったり、
「人に話す」、
というのも有力な手段です。
たとえ状況は変わらなくても、
人は誰かに理解してもらえると、
心が落ち着くものです。
手近に適当な人がいないときは、
こういうときも、
カウンセラーの使い道です。
また、ストレスや疲れが
たまっていたり、
多くの悩み事を
抱えていたりして、
心がネガティブモードに
傾いていると
「あー、もう、なにもかも、嫌になった」
「自分って、なにをしてもツイてないな」
「あの人の、やることなすこと全部嫌い」
「今の仕事には、いい所なんて何ひとつない」
「自分には、何のとりえもない」
なんて愚痴りたくなることが
あるかもしれません。
こういうときは、
自分の考え方が、
極端になっていることが
よくあります。
冷静になってみれば、
「なにもかも」とか
「全部」とか
「何も」ってことはないはずです。
「嫌な部分とそうでもない部分」
「ツイてないこととそうでもないこと」
「悪い所といい所」
「ないものと持っているもの」
などを分別していくことが
大切です。
心の中を
「悩み事のゴミ屋敷」にせず、
分別して整理する。
試してみてくださいね。
いますぐ止める『ぐるぐる思考』(2023/9/13)
頭の中に、
ネガティブな考えや心配事、
腹の立つ相手のこと
などが浮かんできて、
考えないようにしようとしても、
いつまでも考え続けてしまう・・・
こんなことはありませんか?
このような状態は
誰にでも訪れるもので、
心理学では、
「反すう」とか「ぐるぐる思考」
などと呼ばれています。
アイデアや解決策を考える
のならいいのですが、
すんでしまった過去のことや、
変えられないことを思い悩むのは、
「今」という大切な時間を
味わうことを邪魔してしまいます。
休日や楽しいことをしている時に
こうなってしまうと、
せっかくの時間や、
楽しい気分が台無しですよね。
ということで、
今回はこの
「ぐるぐる思考」を止めるアイデアを
いくつかご紹介させていただきます。
戦略① 気づいて立ち止まる。
まずは、自分が今、
「ぐるぐる思考」をしてしまっている
ということに
気がつくことが大事です。
気がつきさえすれば、
一瞬、立ち止まることができます。
例えば、このパターンの思考に、
「ぐるぐる君」とか名前を付けて、
「あっ、また『ぐるぐる君』が
暴れだした!」
などと考えるのもいいですね。
もうひとつ、有効なのは、
「・・と、私は思った」
と付け足してみる方法です。
「くそー、腹が立つ」
・・・と、私は思った。
「自分は、何をやっても
うまくいかない」
・・・と、私は思った。
あたかも、ドラマのナレーターが
語るようにしてみると、
自分自身を
ドラマの登場人物のように
客観的に見ることができます。
戦略② アウトプット(書く・話す)する
ぐるぐる回っている考えを、
ノートに書き出したり、
誰かに話したりして、
頭の外に出してやる。
これで、スッキリしますし、
考えを客観的に見つめることが
できるので有効です。
戦略③ 別のことに集中する
何でもかまいませんので、
他にできることを見つけて、
それに意識を集中します。
できれば、運動、散歩など
体を動かすアクティビティが
効果的だと思います。
戦略④ 考え始めるきっかけを避ける
「ぐるぐる思考」が
始まるときの行動パターン、
時間や場所、状況が決まっているなら
それをできるだけ避けたり、
変えたりするようにします。
きっかけ・パターンが
わからないという人は、
まずは、それを見つけるように
自分を観察してみるのがいいですね。
戦略⑤ 先延ばし、時間を決めて考える。
これは、あのアインシュタイン博士が
やっていたという方法だそうです。
例えば、
「毎日21時から15分だけ、
まとめて、ぐるぐる考える。
それ以外は、考えない。」
など、考える時間を決めて、
それ以外は考えない、
という方法です。
思考の「先送り」作戦、ですね。
考える時間は、
先に確保されているので安心できますし、
やってみるとわかりますが、
先送りにしている間に忘れてしまう、
というのもよくあります。
戦略⑥ 五感で観察できるものへ注意をシフトする。
頭の中で、
考えがぐるぐる巡っている、
ということは、
意識が、自分の内側へ内側へと
向かっているということです。
そこで、なんてもいいので、
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚など、
五感で感じられるもの、
つまり自分の外側に意識を向けて、
それに集中するという方法です。
あなたに有効な方法は、
ありそうでしょうか。
「ぐるぐる思考」を止めて、
人生の「今」を
味わい尽くしましょう。
「今」に留まることができれば、
悩み事の多くは去っていきます。
大切なのは、
考えから
無理に目をそらそうとしないこと。
見ないようにすれば、
余計に気になってしまうものです。
また、ネガティブな考えが
浮かんでいるからと言って、
間違っても自分を責めないこと。
「ネガティブだっていいじゃないか、
人間だもの」(みつお風)
という感じですね。
リニューアル記念付録つき(2023/9/6)
おはようございます。
メールマガジンのタイトルを
変更させていただいて、
最初の送信となります。
今回は、以前にもお伝えしている
「コーピングリスト」について。
「ストレスコーピング」という
⾔葉をお聞きになったことは
ありますか︖
ストレスに対する
「意図的な」対処プロセス
と定義されています。
もう少し優しく⾔うと
「ストレスに対して、
⾃分に役⽴つ⾏動や考え⽅」
のことです。
例えば、
『職場にすごく嫌な⼈がいて
今⽇もチクチク嫌味を⾔われた』
という出来事があった場合に、
・友達を誘って帰りに飲みに⾏く
・友達に愚痴を聞いてもらう
・ヘッドホンで⼤⾳量で⾳楽を聴く
・サウナに⾏って汗を流す
などの「⾏動」で
気分転換したり、
・嫌な同僚を想像の中で張り⾶ばす
・美味しかった⾼級ずしを思い出す
・次の休みどこに⾏こうかと考える
・同僚は⼈に意地悪しかできない気の毒な⼈だと考える
などと「考えること」でも
気分を変えることができます。
どういった⽅法で
ストレスが軽減できるかは、
⼈それぞれ違いますし、
ストレスは多種多様ですので、
毎回、同じ⽅法で
うまくいくとは限りません。
できるだけ、
豊富なバリエーションの
ストレスコーピングの⽅法を
持っておくのが良いでしょう。
また、
いざストレスに晒されたときは、
なかなか余裕がありませんので、
とっさによい⽅法を思いつくのは
難しいことです。
「コーピングリスト」は、
⾃分にとって役⽴つ
ストレス対処の⾏動や考え⽅を、
⽇頃からリスト化して
持っておきましょう、
という⽅法です。
紙にプリントして
持ち歩いてもいいですし、
スマホのメモに
記載しておいてもいいですね。
今回は、メルマガ
リニューアル記念として、
コーピング「⾏動」のサンプルを
提供させていただきます。
(文末のリンクからDLしてください)
バリエーションを
増やすヒントとして、
ストレスに関連すると⾔われる
3つの脳内ホルモン
・セロトニン︓不安やイライラを抑える
・オキシトシン︓癒しや繋がりを感じる
・ドーパミン︓元気・活気が湧き出る
を意識しながら、
それぞれのホルモンが
出てきそうな行動、という観点で
リストにまとめてありますので、
これを参考にしていただき、
ぜひ、ご⾃分専⽤のリストを
作ってみてくださいね。
「コーピングリスト」は、
ストレス社会に⽣きる
現代⼈にとって、
強⼒なお守りになると思います。
サンプルのダウンロードはこちらから
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://peraichi.com/user_files/download/0115e0a0-1e28-013c-0491-0a58a9feac02
縁側のぽかぽか心理学(2023/8/30)
おはようございます。
いつも、
メルマガを読んでいただいて、
ありがとうございます。
さて今朝も、
お知らせの内容で恐縮ですが、
次回から本メルマガのタイトルを
「縁側のぽかぽか心理学」
に変更させていただくことに
しました。
いくつか理由があるのですが、
当初は、
ポジティブ心理学に関する内容
だけをお送りしてましたが、
だんだんとポジティブ心理学
ではない内容もお送りするように
なってきましたので、
タイトルの整合性を
とろうと思ったこと
ポジティブ心理学は
確かに私たちを幸せに
導いてくれる優れた知恵ですが、
それ意外の心理学にも素晴らしい
理論や実践があるので、
今後も自分自身が学びながら、
皆さんにもお役にたちそうだな
ということを、
お伝えしていきたいこと
そして本メルマガは、
私のカウンセリングを
受けてくださっていたり、
これから受けようかと
検討してくださっている方へ、
私の考えや思いを伝える
大切な媒体ですので、
私のオンラインカウンセリング
ホームページ
「こころの相談所
陽のあたる縁側」
との関連をより鮮明にすること
これまで約2年続けていますが、
自分がマンネリにならずに
フレッシュな気持ちで
続けるようにすること
などです。
カウンセラーとしての個人事業は
時に孤独であり、
なかなかビジネスとしては、
順調に進んでいませんが、
こうやってメルマガを通して
皆さんと繋がれていたり、
たまに「いいね」や、
「読んでるよ」と
メッセージをもらえると
とても癒されております。
また、お知り合いの方への
ご紹介も助かっております。
タイトルは変わりますが、
これからもご購読、
よろしくお願いいたします。
あっ、もちろん
無料配信は継続しますので、
ご心配なく。
(というか、タイトル以外は、
特に内容は変わりません
・・・(~_~;)
「幸せの家」を支える柱(2023/8/23)
最近、人生の調子はいかがですか?
ちょっとイメージして
いただきたいのですが、
あなたの幸せを、
「家」にたとえてみた時に、
その家を支えている
「柱」があると思います。
柱は1本だけではなく、
・仕事の柱
・家庭の柱
・人間関係の柱
・経済的状況の柱
・趣味や娯楽の柱
・健康状態の柱
など、たくさんの柱があります。
私たちは、
これらの柱のうちの
どれか1つでも状況が悪いと
「自分は、幸せじゃない」とか
「人生、うまくいかない」とか
と感じてしまうことが
多いようです。
たしかに、これらの柱のすべてが
揃って絶好調!という時は
少ないでしょうが、
逆に、すべてが揃って最悪
ということも、
実は、ほとんどありません。
ついつい、
調子のよくない柱のことで
頭がいっぱいになってしまって、
ほかの柱のことを
忘れてしまったり、
大切にしなかったり、
するものです。
仮に、
仕事がスランプであったとしても、
家に帰れば暖かい家族が待っていてくれるとか、
健康で趣味を楽しむことが出来るとか、
愚痴を聞いてくれる友人がいるとか、
自分が目を向けることが出来れば、
うまくいっているところが、
きっとあるはずです。
「幸せの家」を支える柱は
1本だけじゃありません。
1本くらい調子が悪くても
残りの柱が健全なら、
家は簡単に潰れてしまうことは
ありません。
調子の悪い柱の修理は必要ですが、
他の柱が支えてくれている幸せ
を忘れずに大切にしたいですね。
補足:
1本の柱だけが高くて
飛び出していたら、
家はバランスを崩して
傾いてしまいますから、
仕事やお金の柱ばかり
気にしている方もご注意を。
こころのメガネ、つづきの話(2023/8/16)
みなさん、
ゆっくりとお盆の休暇を
お過ごしでしょうか?
この期間もお仕事されている
という方は本当にご苦労様です。
ぜひ、別途、夏の休暇は
取得してくださいね。
さて、前々回に続き、
「こころのメガネ」のお話です。
こころのメガネとは、
これまでの人生で
経験してきたことや
学んできたことをもとに
できあがってきた
「個人の価値観・考え方」
のことしたね。
私たちは、
ほとんど一時もかかさずに
こころのメガネをかけて
物を見ているので、
ふだんは
メガネをかけていることにも
気が付かなくなっています。
おそらく最初は、
親御さんが良かれと思って
メガネを
かけてくれたんでしょうね。
その後は、学校の先生とか
友達とかの影響でしょうか。
社会人になってからは、
所属した会社や組織の
メガネを与えられ、
最初は違和感を感じた
と思いますが、
気がついたら、
そのメガネに慣れきって
しまいますね。
特に、
営利団体である会社のメガネは、
多分に組織の都合によって
色付けされていますので
注意が必要です。
つい先日も、
世間一般から見たら
信じられないような社内ルールが
まかりとおっていた自動車会社が
事件を起こしましたよね。
メガネをかけているのを
忘れてしまっていたのか、
うちの会社のメガネおかしいです
と誰も言えなくなっていたのか。
人生で、何か悩みや問題が
発生したときにも
自分のこころのメガネの曇りが、
原因の一部になっている可能性が
あります。
他の人から見たら、
・なんでそういう考え方をするんだろう
・どうしてそんな相手と付き合い続けるんだろう
・何がそんなに不安なんだろう
などと、不思議に思えることも
よくあります。
他人からすると明らかな曇りでも
本人が気が付くのは
難しいものです。
困ったとき・悩んだときは、
「自分は、事実そのものを
裸眼で見ているのではなく、
必ずこころのメガネを通して
見ている」
ということを認めたうえで、
カウンセリングに限らず、
誰かに話をしてみるというのは、
とても有効な方法です。
人は自分のメガネの曇りに
気づくことは難しいのですが、
他人がこころのメガネを通じて
世界を見てしまっている ことには
わりと気が付けるものです。
あなたの悩み事も、
違う人に話してみれば、
違ったメガネ=違った視点
から見てもらうことになり、
ヒントが得られる
可能性があります。
人生のピンチの時は、
「こころのメガネ」
思い出してみてくださいね。
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こころのメガネ、お手入れしてますか?(2023/8/2)
みなさんは、
日常的にメガネや
コンタクトレンズを
使われていますか?
ふだん意識していませんが、
私たちは誰しも、
「こころのメガネ」を通して
世界を見ています。
日本人の約1/3が
近視だそうですが、
「こころのメガネ」は、
ひとり一人がもれなく
自分専用のものを持っています。
同じような出来事や
状況に遭遇しても
ある人は平気だけど
ある人にとっては
大きなストレスになる、
自分からするとあり得ない
言動をする相手に腹が立つ、
というようなことが起こるのは、
「こころのメガネ」が
それぞれ違うので、
見えている世界が異なることが
原因ですね。
「こころのメガネ」の正体は、
これまでの人生で
経験してきたことや
学んできたことをもとに
できあがってきた
「個人の価値観・考え方」です。
これがないと物事を理解したり
判断したりすることができない
ので大切なものなのですが、
時々手入れをしてあげないと
知らない間に
自分を苦しめるような
偏ったモノの見かたの原因
になっていることがあります。
昔作ったメガネを手入れもせずに
使い続けていれば
レンズが曇ったり、
今の自分の視力と
合わなくなってきますが
それと似ていますね。
人生がうまくいっていないときは
この「こころのメガネ」
の存在を思い出して
手入れをしてあげることが
役に立ちます。
いろんな経験をするうちに
自分のレンズが
曇ってしまっている
のかもしれません。
レンズを磨いてみたら、
今まで見落としていたものが
見えてくるかもしれませんね。
また、
誰かとトラブルになるときや
腹が立つときは、
相手も「こころのメガネ」
を通して世界を見ている
ことに気がつけば
自分とは違う世界が
見えているのかもしれない
と想像し余裕が生まれます。
それによって、
問題を解決する糸口が見えたり、
少し怒りが収まったりしてくる
はずです。
自分の「こころのメガネ」
時々チェックして
いい状態を保つよう
メンテしてくださいね。
自分で不幸を呼び寄せるカラクリ(2023/7/26)
どうも自分はツイてなくて、
悪いことばかり次々に起こる・・・
人生にはそんなふうに思える時期が
あるかもしれません。
思わぬ災害や事故に遭うなど
たしかに自分の力では
どうしようもないことも
たくさんありますが、
自分の思考や行動のパターンが
「ネガティブ・スパイラル」
という悪循環に陥っていて
自ら不幸を呼び寄せている
ということもあります。
<ネガティブ・スパイラル>
①嫌な出来事が起こる
②嫌な気分になる
③一人で抱え込む
④嫌な気分・ネガティブ思考が続く
⑤頭が嫌なことでいっぱいになる
⑥人の気持ちに気づく余裕がなくなる
⑦人を不快にする行動をしてしまう
⑧人から嫌われる
⑨人からの厚意やサポートを得にくくなる
⑩よいことが起こりにくくなったり、問題が悪化しやすくなる
⑪悪いことが次々に起こる
→また①に戻る。という状態です。
こうなっている時は、
自分では気がつきにくい
ものですが、
このスパイラルのどこでもいいので
チョキンとハサミを
入れることが出来れば、
悪循環が止まり
状況は好転していきます。
例えば②のところで
認知行動療法を練習して
出来事への解釈・対処を
変えるとか、
③のところで、親しい友人や
専門のカウンセラーに
話を聞いてもらうとか、
④のところで休みを取ったり
気分を変えることをするとか、
ですね。
できるだけ普段から、
良い状態を維持できるように
心がけたいものですが、
ちょっと人生の調子が悪い時には
早めにカウンセリングを
利用していただくことも
効果的なものです。
人生は旅の如し(2023/7/19)
ここの所、
冒頭の写真に使っていますので
お気づきの方も
おられるかと思いますが
先日、久しぶりに
台湾へ旅行に行ってきました。
前回訪れてから、
約30年振りでしたので、
台北などの都市部は
すっかり大都会になっていて
驚きましたが、
少し郊外に出ると
昔の日本ののどかさや
元気さが残っている感じがして
昭和時代に
タイムスリップしたような
懐かしい気持ちになりました。
普段の生活と違って
言葉が通じない中では
道を尋ねたり
食料を探したりするにも
それなりの苦労がありましたが
そういうことも、
とても楽しい経験になりました。
旅は目的地に到着することだけが
大切なのではなく
計画することや、
そこに行く過程、
予期せぬハプニングや発見、
出会いを楽しんだりすることに
醍醐味があるように感じます。
人生は昔からよく
旅に例えられますね。
人生という旅を充実させるには
よい目標を持つことが不可欠で、
目標に近づこうと努力することは
人生に意味を与えてくれますが
目的地(つまり目標)に
たどり着くこと
(目標を達成すること)
だけが重要なのではなく
同時に、その過程に起こる
日々のことを、失敗も含めて
丁寧に楽しんだり、
味わったりすることも忘れず
大事にしたいなぁと思います。
さて、あなたの
次の旅はいずこへ・・・
人生で最後に残るのは
「思い出」でもありますしね。
コロナ禍が教えてくれたこと(2023/7/12)
また最近、
コロナ感染が
増えてきているようで、
心配ですね。
街中に外国人旅行客が増えたり
ノーマスクの人が増えたりして
コロナ前の景色や習慣が
戻りつつありますが、
行動制限はなくなったとはいえ
コロナウイルスそのものが
無くなったわけではないので、
何事もなかったかのように
ただコロナ前の生活に戻す
のではなく
せっかく身につけた
感染を予防するための意識、
新しい生活習慣などは
大切にしたいですね。
コロナ禍は、
人類を大混乱に陥れた
パンデミックで
被害にあわれた方や
周辺の方々にとっては
本当に辛い経験になりましたが
私たちに、
いろいろな気づきや教訓を
与えてくれた部分もありました。
私たちにとって
本質的に大事なもの、
要らないもの、
を考える機会にも
なったのではないでしょうか。
<本当はいらないもの・減らせたもの>
・無駄な会議や出張
・過酷な通勤時間
・嫌な飲み会など望まないコミュニケーションに取られる時間
・実は、なくても困らないモノ・仕事
<本当に大切なもの>
・大事な人々と密接に過ごせる時間
・自分の心や体を喜ばすことが出来るモノ・場所・・・
・何ごともない日常が貴重だということ
何が大切か、どうでもいいかは
一人一人違うでしょうが、
おそらく私たちの人生で
もう二度と味わうことのない
この数年間のことを振り返って
考えてみてはいかがでしょうか。
コロナ禍で学んだことを活かして
これまでより過ごしやすい人生、
ストレスの少ない社会生活
になるとよいですね。
最近、失敗しましたか?(2023/7/5)
あなたは、
失敗の多いタイプですか?
失敗すると、
「なんであんなこと
しちゃったんだろう」とか
「自分はなんてダメなんだ」とか
落ち込んでしまうことも
ありますね。
(私も、この前、
自信のあった試験で
まさかの不合格でした!)
でも待ってください。
失敗するということは、
あなたが挑戦してるということの
裏返しでもあります。
人は失敗の中からしか
学べないと言いますから、
同じ失敗を繰り返さなければ、
(繰り返したとしても!?)
失敗は、
必ず貴重な体験に変わります。
いっぽう、
自分は慎重派なので
あまり失敗しないという方も、
若くて、
まだ経験不足だった頃は、
いろいろと失敗が
あったのではないでしょうか。
長く働いているうちに
いろいろと経験し、
予測できることが増えて
失敗が減ったのは
たしかによいことですが、
失敗を避けるために
新しいやり方、考え方に
保守的になっていたり、
自分からアクションを取らず
受け身になっている
ということはないでしょうか。
長いこと失敗していない、
という方は、
ちょっと注意が
必要かもしれません。
失敗をしないことを優先にすると
成長が止まってしまいます。
いい大人になっても、
失敗を重ねていくことが、
いつまでも心の若さを保って、
イキイキと生きる
秘訣かもしれませんね。
やりたいことが見つからない!?(2023/6/28)
ながらく勤め人として
働いてきた人も
リタイアが近づいてくると、
「よし、これからは、
自分のやりたいことをやろう!」
などと考えたりもするのですが、
「はて、自分のやりたいことって
なんだっけ?」
と行き詰ってしまう、
というお声をよくお聞きします。
長い間、
自分や家族を支えるために
自分のわがままや、
欲望といったものを抑え込んで
組織に適応してきた方は、
そうこうしているうちに、
自分が本来、好きなこと、
やりたいことを見失ってしまう
ということがあるようです。
やむを得ないことでもあります。
私自身も、そのタイプでした。
私は普通の人より早く
組織内でのキャリア上の
行き詰まりを迎えたので、
「これからは仕事以外の
楽しみを見つけよう」、
と思い立って
前から気になっていた
写真教室に行ってみました。
見よう見まねで
しばらく撮影してみたものの、
我ながらつまらない写真しか
撮れないので、講師の先生に、
「どうやったら写真が
上達しますか?」
と質問したところ、
「自分が好きなものをテーマに
撮影するのが上達の早道ですよ。
あなたが好きなものは
何ですか?」と聞かれて、
答えに窮してしまいました。
困った私を見た先生から、
「子どもの頃に好きだったもの
の中にヒントがあるかもですよ」
とアドバイスをもらい、
そこから私の「好きなこと探し」
が始まりました。
結果的に私の場合、
趣味として残ったのは、
子どもの頃、好きだった
野球観戦と音楽。
そして、写真撮影自体も
新しい趣味になりました。
「自分がほんとうに
したいことは何なのか」
人生を後悔しないために
考えたい大事なテーマですが、
少年少女だったころ、
邪念なく好きだったこと、
楽しかったこと、の中に、
ヒントがあるかもしれませんね。
サステナブルに働こう(2023/6/21)
細々とですが、
カウンセラーとして、
いろいろな方のお悩みごとを
聴かせていただきますが、
そもそも、
そのハードな働き方で
長い間頑張ってきたんなら
心身ともに疲れてしまっていて
少し、お休みが必要なんでは?
と思うことが多いです。
責任感が強くて
頑張り屋さんの人は、
自分のために休みを取ったり
ペースダウンすることに
恐れや罪悪感を感じてしまい、
自分の能力・体力の限界まで
頑張ってしまいがちです。
かつての私もそうでした。
そういう頑張り屋さんには、
「サステナブル」な働き方
ということを
考えていただきたいです。
サステナブルは、「持続可能な」
ということですね。
嫌な話ですが、例えば、
会社員であるあなたが、
寝食を削って頑張った結果、
過労で倒れてしまって
誰かほかの人があなたの
代わりに仕事をするとします。
あなたの穴を埋めて
仕事をする人は
無理して頑張っていた
あなたと同じ
量・質の仕事を求められて
同じように燃え尽きてしまう
可能性が高いです。
誰かが休みを削ってまで
無理をして頑張る、
ということで維持されている組織
というのは、
まったく持続可能ではないです。
そもそも、
そういうことを避けて
安定して業務ができるように
組織・会社というのは
あるわけです。
頑張ることは美しいことですが、
頑張りすぎることは、
組織を弱くしているかもしれない
ということも
気にかけてください。
疲れ果てる前に休みを取り、
エネルギーを回復したり、
リフレッシュしたりというのは、
自分のためでもあるし、
他の人のためでもあるし、
組織のためでもあります。
休みを取ることに
罪悪感なんていりませんよ。
ご報告「eMC100人の物語」(2023/6/14)
今朝も、開封してくださって、
ありがとうございます。
今日は、いつもメルマガを
読んでくださっている皆さんに、
一つご報告があります。
私がカウンセリングの勉強を
させていただいている
EMCAという団体の
10周年記念冊子
「eMC100人の物語」
ができることになり、
私もインタビュー記事を
掲載していただけることに
なりました。
冊子の発刊に先行して
ネット上で記事が読めるように
なりましたので、
気恥ずかしいのですが、
みなさんに読んでいただけると
幸いです。
私のつまづき経験や、
カウンセラーを志した思いなど、
詳しくお話し
させていただいています。
まだまだ軌道に乗っているとは
いえない個人事業ですから、
うまくいかないことが多く
気持ちが揺れたりするのですが、
自分自身でもこの記事を読んで、
最初の頃に立ち返って、
あらためて気持ちを
入れ直しているところです。
私がお役に立てそうな方が
いらっしゃいましたら、
記事をご紹介いただけると
幸いです。
記事は、以下のリンクから
ご覧いただけます。
中今 慎一朗Shinichiro NAKAIMA | eMC 100人の物語 (emca.or.jp)
サイトでは、ほかの方々の
記事も読めます。
老後不安を吹き飛ばせ!(2023/6/7)
先日、夜中にテレビを見ていたら、
昭和40年代の初詣の風景、
というのをアーカイブスの中から
放送していました。
映像に映っている人々は、
なんだか、みんなギラギラしていて
まだまだ、これから
豊かになって幸せになるんだ、
という希望に満ちているように
見えました。
これに比べて、この数十年、
日本は、先進各国の経済発展に
取り残されてしまって
すっかり勢いが
なくなってしまいましたね。
発展だけを追い求めることが
必ずしもいいわけではないですが、
「老後不安」というキーワードが
人々の中に定着して
日本全体をすっぽり覆って
人々の心を停滞させている
ように思います。
これほどまでに、「老後不安」
が浸透してしまったのは、
それを煽ったほうが
都合のよい人達がいて、
そういう情報を大量に
送り付けているからでしょうね。
そもそも「老後不安」も
不安の一種ですから、
性質や対処法も
一般的な不安と同じはずです。
以前にも書いたことですが、
不安の性質としては、
未来について、漠然とした不安
を感じるのは、人間としては
当然のこと。
不安があるおかげで、
リスクを考えたり
備えることが出来る。
ただし、
不安は脳が創り出したもので、
いま起こっている現実ではない。
不安のほとんどは、
実際には起こらない。
不安への基本の対処法としては、
何が不安なのか、
原因を書き出して、
具体的にできる対処法を考える。
今、ここで、
できることに集中する。
自分の力で
コントロールできないことは
思い煩わない。
あなたの老後不安の原因は
何でしょうか。
「老後2000万円問題」
に代表される年金生活での
お金の不足ですか?
そうだとしたら、
自分がいったいどれくらいの
年金をもらえる予定で、
どれくらいのお金があれば
生きていけるか、
収支のシミュレーションは
できていますか?
これができていなければ、
本当にお金が不足するのか、
どれくらい不足するのか、
わかりません。
本当に足りなければ、
貯蓄を増やすことを考えたり、
少ない収入でも暮らす方法を
考えましょう。
なんにせよ「漠然とした不安」
で放置しておくのがいけません。
あなたの不安が、
「日本の財政が破綻して、
年金を払えなくなるんじゃないか」
という壮大な不安だとしたら、
それは、あなたが頑張っても、
どうしようもないですよね。
その時は、あなただけでなく
みんな大変ですから、
自分の手が及ばない
未来のアクシデントは
手放しましょう。
人間は不安を感じるおかげで、
将来に向けて
準備ができるわけですが、
不安に捉われて
「今」をおろそかにする、
ということがないように
したいですね。
今には、今しかできないことが
あります。
不安は適切な範囲に収めて管理し、
しっかり
今を味わっていきましょう。
Now or Never !
「フキハラ」から身を守ろう(2023/5/31)
先日、歯医者さんのカウンターで
支払いをしていると、
後ろから入ってきたお爺さんから
「どっちかに、寄ってくれるか!」
と大きな声で言われました。
狭いスペースなので、
お爺さんが進みたい方向に
邪魔になってたみたいですが、
私は普通に支払いをしてた
だけなので、
ちょっとムッとしてしまいました。
「すみませんねぇ」と
代わりに受付の方が
申し訳なさそうに
私に謝ってくれたのですが・・・
前回に続いて、
「フキハラ」の話題です。
不機嫌な態度で
周りの人を不快にさせる
不機嫌ハラスメント=「フキハラ」
前回は、
自分が「フキハラ加害者」
にならないように
自分の機嫌を整えよう
というお話をしましたが、
実際に悩まされるのは
誰かの不機嫌の「被害者」
になった場合ですよね。
パワハラ、セクハラなどと違って、
「フキハラ」は一般的な啓発も
進んでいないので、
本人に自覚がないですし、
どこかに訴えて止めさせるのも
難しいですね。
どうしたらいいのか・・・
本来、大人であれば、
自分の機嫌や感情を整えるのは、
ひとりひとり、自分の責任ですが、
フキハラをしている人は、
満たされない欲望やストレスを
立場の弱い人に向かって
まき散らしている状態です。
いっぽう、フキハラ「被害者」
になってしまいがちな人は、
真面目な方が多く、
他人の不機嫌に巻き込まれ
怯えたり、
なんとか相手の機嫌を取ろうと
したりしてしまいがちです。
残念ながら、
いくら頑張ってみても
あなたが誰かの不機嫌を直すのは
非常に難しいことです。
大切なのは、
「他人の不機嫌の責任を
あなたがとる必要はない」
という考え方、スタンスです。
この基本を踏まえたうえで、
被害者にならないように
できうる対処として、
いくつか考えてみます。
①話し合う
家族など、そもそも親しく
ベースの信頼関係がある
間柄であれば、
その人の不機嫌で
あなたがどのように困っているか
冷静に伝えてみることです。
相手が精神的に
成熟した方であれば、
効果があるかもしれません。
②物理的・心理的に距離をおく
可能であれば、
できるだけ不機嫌な人との
接触の機会を減らすように
距離を置いてみることです。
物理的に距離を置くのが
難しい場合は、
心の距離を置くように
してみましょう。
例えば、相手との間に、
大きな壁をイメージして、
相手を自分の心の中に
立ち入らせないようにします。
相手の不機嫌に
巻き込まれそうになった時に、
「あっ、今、これフキハラだ!」
と心の中で
レッテルを貼ってみるのも、
状況を客観視できるので
おススメです。
冒頭のクリニックのお爺さん
の例では、
こう考えたらスッと怒りが収まって
お爺さんの不機嫌に
巻き込まれずにすみました。
③環境を整える
間接的に相手の機嫌を良くするのに
・家やオフィスを綺麗にする、
・幸せな思い出の写真を飾る、
・ペットを飼う、
など、環境を整えてみるのも
アイデアです。
④自分が「ご機嫌」でいる
他人の不機嫌に対抗できる
最高のツールは、
「あなたのご機嫌」です。
しっかり休養を取り、
ストレス解消し、
あなた自身が他人の不機嫌を
はじき返せるくらい
普段から「ご機嫌」でいること。
⑤相手を思いやる
ここまでいくと、
神の領域かもしれません。
不機嫌な人というのは、
必ず何らかの問題を抱えています。
あなたの知らない不幸、不満が
あるのかもしれません。
そのことに想いを馳せるだけでも、
あなたは相手より、
一段高い所から見ることができ、
心に余裕が生まれると思います。
人間の感情は、
他人に共鳴する性質があり
ネガティブ感情ほど
人に伝わりやすい
という特徴があります。
SNSでの匿名書き込みなど、
世の中は自分の不機嫌を
暴走させている人だらけですから、
あなたの心が
間違って共鳴しないように
注意していきましょう。
もっと、ご機嫌な人が増えて、
優しい世の中になってほしい
ですね。
それって「フキハラ」じゃないですか!?(2023/5/24)
セクハラ、パワハラだけでなく
近頃は、いろんなタイプの
「〇〇ハラ」のバリエーション
が誕生してますが
「フキハラ」はご存知ですか?
不機嫌な態度で
周りの人を不快にさせる
ハラスメントだそうです。
伊是名夏子さんという方が
命名者で、そもそも
「外では優しいのに
家では不機嫌な夫」
のことを指摘した言葉
のようです。
私も会社員時代に、
仕事のストレスが
Maxだったころは
「不機嫌な夫」だったので
ドキッとしました。
外でエネルギーを使い果たし、
家庭では気を遣わず、
甘えてたんですね。
未熟でした。
「夫」に限らず、不機嫌な人は、
本人だけでなく周りの人まで
嫌な気分にしますから、
厄介ですね。
機嫌が悪い人、
または機嫌が悪そうに見える人、
というのは多くの場合
周囲の人に影響を与えている
ことに無自覚で、
自分も損していたりすることも
あります。
まずは、そこに気づいて
自分を「機嫌のよい状態」
に整えることに
注意を向けたいですね。
しっかりとした休養や、
自分の好きなことをして
気分転換するための時間を取り、
慢性的なストレスを
ため込まないようにしましょう。
「自分の機嫌は自分で取る」
ということですね。
機嫌は、表情や言動を通じて
他人には認識されるので、
相手から、どう見えているか、
どう聞こえているか?
ということにも
気を付けたいですね。
特にオンライン画面越しの会話、
マスクをつけた会話は、
表情が伝わりにくいですから、
相手から「不機嫌なのかな?」と
認識されてしまう
リスクが高いです。
また、一般的に、
女性に比べて男性は、
感情表現が乏しい方が多いので、
自分では普通にしている
つもりでも、
「何か、機嫌悪そうで怖い」
と誤解されることもあります。
周りの人を安心させるためには、
ちょっと自分では
オーバーかなというくらいに、
機嫌がよくみえる表現、
コミュニケーションを
心がけたほうがよさそうです。
しかし、「フキハラ」として
問題になるのは、
他人の機嫌の影響を受ける
場合ですよね。。。
次回、「フキハラ」の
被害者にならないように、
もう少し続けて
考えてみたいと思います。
理想の未来を描けますか?(2023/5/17)
今日は、
「理想の未来」
についてのお話です。
あなたは、
どんな未来が欲しいですか?
どうなったら嬉しいですか?
ヒトは、「明るい未来の見通し」
が持てると不安から解放され、
心も前向きに整います。
しかしながら、
悩み事やストレスが大きいときは
そこから逃れたいということに
頭がとらわれてしまって
未来のことを考える時に
・ストレスのない職場で働きたい
・老後の心配を無くしたい
・少しのことでイライラしない自分になりたい
・人前でも緊張しないようになりたい
という「~ない」、「~しない」
という思考で考えがちです。
「~ない」、「~しない」状態
というのは、人間の脳は
イメージできないので、
これでは、なかなか
理想の未来には
近づけないんですよね。
もう一歩、思考を巡らせて、
「~ない」、「~しない」状態
になったとしたら、
そのかわりに
「どうなっているのか」、
「何をしているのか」
という「~ある」「~する」
の状態に変換することが
とても大切です。
そうすることで、
ようやく脳が
イメージできるようになり、
何をすればよいかも
見えるようになってきます。
最初は、なかなかイメージを
描きにくいかもしれませんが、
時間をかけながら、
少しずつ考えて
あなたの言葉で
未来の状態を
描写していくことで、
あなたが
ほんとうに望む未来の姿が、
徐々に姿を現してきます。
ストレスに負けずに、
あなたが明るい未来を描いて
手に入れられることを
お祈りしています。
こういったことにも、
心理カウンセリングは
有効ですので、
よろしければ、
お手伝いさせてくださいね。
「自分の怒り」をコントロールしよう(2023/5/10)
「怒り」という感情は、
人間なら誰しもが持つもので、
感じること自体は 正常なのですが、
非常に強いマイナスのパワーで
自分自身にも他人にも
さまざまな悪影響を 与えることがあります。
できれば上手に
付き合っていきたいですよね。
ということで、今回は、
自分の「怒り」を
コントロールするヒントを
3つほど、ご紹介します。
①反射的な「怒り」をストップする
相手の言動などの刺激に、 パッと反射的に反応して
「怒り」を爆発させると
後で後悔することが 多いですよね。
6秒間だけ待つことが出来たら
反射的な怒りは やり過ごすことが出来ますので、
まずは、そのためのアイデアを ご紹介します。
・その場を離れる
・目をつむる。刺激を視界から消す。
・鼻から大きく息を吸う。
・鏡に自分の姿を映す。鏡を磨く。
・怒りを止める呪文を決めておく。
・ジャンプする。(ジャンプやスキップしながらは怒れない)
・意味付けを変える。(例:列に割り込んできた人は、じつは漏れそうで焦ってるのでは?)
②ネガティブ感情をためこまない
自分のネガティブ感情を
貯めておくコップがあると
想像してみてください。
「怒り」や「不満」などの
ネガティブ感情を
我慢して抑え込んでいると、
普段からコップに
水が溜まっている状態
になっていますので、
ちょっとした追加の刺激で
怒りが爆発(水が溢れる)
してしまいます。
自分のコップの状態を観察して、
水が溜まったと思ったら、
コップの水を減らす行動
を取るようにします。
自分なりのストレス解消法 を行ったり、
気の置けない友人や、
信頼できるカウンセラー
に話を聞いてもらうのも
よい方法です。
③自分の願望に気づく
人間が「怒り」を感じる時は、
①自分がしてほしいことをしてもらえないとき
②自分がしてほしくないことをされるとき
のどちらかに分類されることが
多いです。
自分はどんなことを
してほしくて、
どんなことは
してほしくないのか?
「怒り」の感情の背景にある
自分の「願望」に
注目してみましょう。
そのうえで、その願望は正当か?
自分の勝手な価値観(モノサシ)
で測っていないか、
と考えてみます。
願望が妥当であると思えたら、
怒りを爆発させるのではなく、
冷静に「願望を伝える」方法
を考えましょう。
あなたの「怒り」を、
上手にコントロールして、
心穏やかな日々が送れますように。
GWの工作⁉ 200円でつくる感謝のツール(2023/5/3)
ゴールデンウイークは
いかがおすごしでしょうか?
まとまったお休みが取れる方は
日頃忙しい自分のために、
ストレスを解消できることや
自分を癒すことに
時間を使ってくださいね。
この期間もお仕事という方は、
本当にご苦労様です。
無理せず、頑張ってください。
ゴールデンウイークですので、
今日は、ちょっと軽めの話題を
お届けします。
「感謝する」という行動は、
すでに自分の手の中にある幸せ
に気づけたり、
様々なポジティブ感情につながる
強力な手段です。
もちろん頭の中で考えるだけなら
無料でできるので、
それでもいいのですが、
200円だけ投資していただくと
感謝を習慣化する、
いいツールが作れます。
100均ショップに行って
・手ごろなサイズの瓶
・小さい折紙(千代紙)
を買ってきます。
できれば千代紙は、
裏が白いものがいいです。
家に帰ってきたら、
千代紙の裏に、
「感謝できること」を
短い言葉で書いていきます。
・美味しい料理を作ってくれる妻(夫)
・苦労して育ててくれた母
・健康な私の体
・親身なアドバイスをくれる友人
・・・・
なんでもよいです。
千代紙が埋まったら、
それを折りたたんで、
瓶の中に入れます。
最初の日は、以上です。
なんということはありませんが、
感謝できることに
想いを馳せながら、
千代紙に文字を書いている時間
あなたの脳は暖かく
ポジティブな思考で
満たされています。
次の日も1枚、また次の日も一枚
と続けていると、
だんだんと色とりどりの紙が
瓶の中に溜まっていき、
自分には、こんなに
感謝できることがあるんだと
気が付くようになってきます。
ちょっと嫌なことがあって、
落ち込んだりしたときは、
瓶の中から
何枚か紙を取り出して
読んでみましょう。
きっと、元気が湧いてきます。
ぜひ、ゴールデンウイークの
お出かけついでに100均に寄って
始めてみてくださいね。
認知行動療法的 不眠へのアプローチ(2023/4/26)
睡眠のシリーズ第3弾です。
「いつもぐっすり眠れます!」、
という方には関係ない話題が続いて
申し訳ありません。
これで最後ですので。
今回は、
「認知行動療法」的な視点からの
不眠へのアプローチです。
前回の様々なアイデアでも、
うまくいかないという方には
ちょっと角度を変えて、
こういうアプローチは
いかがでしょうか?
ちなみに私は、
このやり方が合うようです。
もともとの性格、
体質などの素因に加えて、
一時的にストレスが重なって
不眠になってしまうことは
誰にでも起こります。
しかし、ここでうまく対処できずに
不眠の状態が持続してしまうと、
不眠→気力・体力の低下
→実生活に影響→心配事が増幅
→不眠さらに悪化
という悪循環が形成されてしまい
厄介なことになります。
ということで、
「不眠を持続させない!」
というのが
とても重要なわけですが、
そのためには、
避けるべきことが2つあります。
①寝床に長時間いないこと
睡眠は長ければいい
というわけではないので、
ぐずぐず寝床に長時間いるのは
かえって生活リズムを
崩すことに繋がります。
前回もお伝えしたように、
休日の「寝だめ」も
お勧めできません。
②寝床で睡眠と関係ない行動をしないこと
これ、とても重要です。
睡眠のいい状態では、
寝床に入る ⇒ 眠くなる
という、よい条件付けが
出来ています。
ベルが鳴る ⇒ よだれが出る
あの「パブロフの犬」、
みたいな状態ですね。
ところが、
寝床でスマホをいじったり、
本を読んだり、
あれこれ考え事をしたり、
ということをしてしまうと、
せっかくの寝床=寝る場所
という自分の中の定義が
弱まってしまいます。
また、スマホや本などから
受けた刺激によって
イライラしたり、ワクワクしたりと
感情の動きが喚起されて
これも穏やかな睡眠への導入を
妨げてしまいます。
住宅事情が許す方は、
できれば「寝室」は別にして、
パジャマに着替えて、
スマホは置いて、
「寝室」に入って
寝るというのが理想的ですね。
それが難しい方も、
布団やベッドの中では、
寝ること以外はしない、
考え事はしない、
という原則を守りたいです。
これでも眠れない…という方は、
睡眠自体の問題というより
あなたが抱えている慢性的な
ストレスや不安、悩み事が
睡眠を邪魔しているという
可能性もあります。
この状態だと
寝床で考え事をするなと言われても
難しいですね。
この場合は、そちらのケアを
カウンセラーと一緒に
考えていくほうが
大切かもしれませんね。
今夜も、よい眠りを。
より良い睡眠のために(2023/4/19)
おはようございます。
昨日はよく眠れましたか?
今回は「睡眠の質」を上げるための
具体的なヒントを
お伝えしていきます。
・寝るときに、いろいろ考えない。
睡眠は体だけでなく、
脳にとっても「休養」の時間です。
寝床に入ってから、
あれこれ考えるのは止めましょう。
考え事をするなら、起きている時に。
とてもシンプルですが、
大事な原則ですね。
・必要な睡眠時間は人にそれぞれ。
2日単位で12-16時間が、
いちおう必要な睡眠時間の
目安になりますが、
かなり個人差がありますから、
あまり時間の長さを気にしすぎない、
というのも大事です。
・眠くなってから寝床に入り、
起きる時間は遅らせない。
あまり眠くないのに
決まった時間が来たから
無理に布団に入り、
「なかなか寝付けない!」
ということが多いのなら、
思い切って起きてしまって
眠くなるのを待つほうがいいです。
・朝日を浴びて体内時計のリセット。日中に太陽の光を浴びる。
睡眠と覚醒の
リズムを整えることが大切で、
それには、朝や日中に
適切に日光を浴びることが大事。
・日中に適度な運動を行う。
くたくたになるほど運動した日は、
自然と眠くなりますよね。
頭脳労働だけでなく適度な運動を。
・夜はリラックスして副交感神経を優位にする。
寝る前の数時間は、
スマホ、ゲームなどのデジタル活動は、
できるだけ遠ざけましょう。
刺激の強すぎるエンターテイメントも
控えたほうがいいですね。
・寝るための環境を整える。
夜は弱めの照明、
心地いいパジャマや寝具、
睡眠によいとされるアロマの利用
など。
いろいろ試して
自分に合ったものを探しましょう。
・お風呂の入り方の工夫
寝る前90分で入浴が終わるように
時間を調整し、
寝る前に深部体温を上げておく。
ヒトは体温が下がっていくとき
眠気を感じるようです。
私自身、あまり睡眠が良くないなー
と感じていたので、
いろんなところから集めてきた
ヒント集でした。
お聞きになったことがあるものも
多いと思いますが、
あなたの睡眠をよくするために
役立ちそうなものがあれば
試してみていただけると嬉しいです。
今夜は、ぐっすり眠れますように。
サラ金より怖い!「睡眠負債」(2023/4/12)
年度末から新年度の時期で、
お忙しく過ごしていらっしゃる方も
多いかもしれませんね。
忙しくなってくると、
ついつい犠牲になりやすいのが
「睡眠時間」です。
あたかも給料日前に
手持ちのお金が足りなくて、
ちょっとキャッシングで
少額のお金を借りてしまうように
毎日の「睡眠時間」を削って、
別の活動にあててしまう。
これが慢性的に続いてしまうと
「睡眠負債」という
恐ろしい状態になっていきます。
睡眠には、
・細胞の新陳代謝
・ストレス軽減
・ホルモンの分泌
・記憶の整理・定着
・疲労回復
などの大切な役割がある
と言われています。
あたりまえですが、「睡眠」は、
「何もしてない無駄な時間」
ではないんですよね。
「睡眠負債」が蓄積されてくると
精神面では、
・判断力・集中力が低下する
・ネガティブな考えが浮かびやすくなる
・イライラしやすくなる
・やる気が低下する
などの症状が出てきます。
逆に言えば、
こういった症状に
心当たりがある人は、
まずは、睡眠が足りているか?
をチェックしてください。
精神面が不調になると、
さらに眠りの質が悪くなるという
どちらが原因か結果かわからない
悪循環になってきます。
ウィークデーに溜まった
「睡眠負債」を
休日に寝溜めすることで、
一気に返そうとする
かもしれませんが、
この方法は、
うまくいかないことが
証明されており、
むしろ、睡眠・覚醒のリズムが
崩れてしまって
睡眠の質には悪影響です。
「睡眠負債」を避けるためには、
①自分にとって
必要な睡眠時間を確保する。
(そもそも借金しない)
②短時間の昼寝をする
(起きてから8時間後、
15分程度がよいそう)
③睡眠の質を高める工夫をする
などの対処が必要です。
日本人の生産性が悪い、
ということは
よく指摘されるところですが
日本人は、諸外国と比べて、
睡眠時間が短いことでも有名です。
(特に日本人の40代女性の
睡眠時間は世界一短い
らしいですよ。)
仕事や生活の質を高めるための
必要な投資と考え、
質の高い睡眠を、時間もしっかり
取っていきたいですね。
次回は、睡眠の「質」を上げる工夫
について、
考えていきたいと思います。
カッコ悪い「限界は自分が決める」の使い方(2023/4/5)
先週は年度末でしたので、
全国旅行支援も
これで最後かもしれないと思い、
数年前まで住んでいた
地方都市を訪れてきました。
ここで私が過ごした
会社員として最後の数年間は、
我が半生の中でも、
指折りに苦しかった時期
になります。
・単身赴任で話し相手もなく
・中間管理職で責任は重く
・部下が思うように動いてくれず
・業務成績が悪く
・上司との折り合いも悪く
・酒量が増え体調も最悪
・顧客とのトラブルが頻発する
今、思い出しても
胸が苦しくなる状況でした。
私たちカウンセラーは、
「ロールプレー」といって
カウンセラー役と相談者役を演じて
練習をするのですが、
その頃を思い出して
相談者役をすると
相手の方から、「重たすぎる」
とよく言われます。(笑)
今、振り返ってみると、
絵にかいたような
「悪循環」状態になっていて、
・物事の見方が悲観的に
なっていたり
・人とコミュニケーションを
取るのがおっくうになっていたり
・人の気持ちを思いやる余裕が
なくなっていたり
その結果、次から次に
トラブルやストレスなことを
呼び込んでいたんだなぁ
と思います。
結局、ギリギリまで頑張って、
力尽きてしまったのですが、
もし、今、あの頃の自分に
アドバイスすることができるなら、
・「できない」って、
認めることも大事だよ
・「逃げる」という選択肢も
アリだよ
ということを言ってあげたいです。
「限界は自分が決める」
普通は、カッコよく、
「もっと努力をしろ」、
という意味で使われますが、
時には、カッコ悪く、
自分のために限界を決めて
諦めるということも
長い人生においては
大事なように思います。
久しぶりに訪れた地方都市は、
ちょうど、桜が満開の見ごろで、
土地の食べ物も
美味しくいただきました。
あの頃は、桜の美しさも、
郷土料理の美味しさも
じっくり味わうことも
できませんでしたので、
このような形で、リラックスして
再訪問できるとは夢のようです。
おかげさまで、
様々な人の助けや、幸運によって
自分の人生を取り戻すことが
出来ました。
そういったことへの感謝を抱きつつ
「あの頃の自分」のように
苦しい時期を過ごしている方の、
少しでもお力になれるよう
あらためて、新年度から、
自分でできる努力を
していこうと思いました。
もう、限界ギリギリまでは、
頑張りませんけどね。(笑)
ピンクの象には気を付けよう(2023/3/29)
「ピンクの象のことは考えるな!」
と言われると、
人はどうしても
頭に「ピンクの象」が
浮かんでしまい
考えてしまう・・・
という例え話。
聞かれたことがある方も
多いかもしれませんね。
人は、「~するな」、
と言われると
逆に、そのことが
気になってしまったりします。
また、「~をしない状態」
「~がない状態」というのは
想像しにくいという
脳の性質があります。
ピンクの象のことを
考えないようにするのであれば、
たとえば
「黄色いキリンのことを考えろ」
というのが正解です。
「~しない」ではなく、
その代わりに「~する」ことを
考えるという方法ですね。
これは、とてもシンプルで
大切な原則ですので、
いろんなことに応用が利きます。
子育て中の方であれば、
子どもに向かって
「コップの水をこぼさないように
気を付けて持ってきなさい!」
ではなくて、
「水を運ぶときは、
コップをしっかり握って
ゆっくり歩いてきてね」
スポーツを指導する方であれば、
選手に向かって
「ここは大事な場面だから
絶対に失敗するなよ!」
ではなくて、
「基本に忠実に、相手の動きに
集中するように」
などと、「やったらダメなこと」
ではなく「やるべきこと」
を伝えてあげてくださいね。
また、この方法は、
ご自身で目標を立てる時にも
大切な原則でして、
・小さなことにクヨクヨしない
・お金の心配がなくなりたい
・人前で緊張しないように
という「~ない」系の目標設定は
達成のイメージが持ちにくく、
実現しにくいです。
それがなくなったら、
代わりに「どうなる」のか、
という目標に変換したほうが
いいですね。
・少々嫌なことがあっても
落ち着いていられる
・必要十分なお金を
稼ぎ続けられるようになる
・人前で、堂々と話ができる
というように
「~がある」「~する」という
目標にすることで
脳でもイメージしやすくなります。
ということで、
新年度からの目標を立てる時には、
「ピンクの象」のことは
思い出さないで、
この話のことを
思い出してみてくださいね。
あなたの満たされない4つの願い(2023/3/22)
前回に続き
「対人関係療法」という
心理学の分野から、
お役立ち情報をお届けします。
なにかイライラするとか、
不満だとか、
怒りがあるというときや、
人間関係でトラブルがあるときは、
あなたの中に
「満たされていない願望」
があると考えられます。
「対人関係療法」では、
その願望を大きく4つに大別して
捉えていきます。
原始的なものから順に、
①快楽の追及と苦痛の排除
・仕事の負担を減らしたい
・休みがほしい
・美味しいものが食べたい
・お金が欲しい
など・・・
②好き嫌い
・ウマの合う人と仕事をしたい
・嫌な人とは関わりたくない
・自分が働く会社・業界の
ビジネスモデルに共感できない
など・・・
③所属欲と自尊感情
・仲間になりたい
・でも、他人より優位に立ちたい
・所属先が欲しい
・出世したい
・馬鹿にされたくない
など・・・
④理想の追及
・何かを成し遂げたい
・達成したい
・自己実現したい
など・・・
今の自分のイライラやストレスが、
①~④のどれにあてはまるか
という視点で分析してみると、
少し対処法が見えてくる
かもしれません。
なかでも、
③の「所属欲と自尊感情」
は、社会的生物である
「人間」の特徴をよく表す願望で、
誰もが持つ
「仲良くなりたい、
でも他人より優位に立ちたい」
という矛盾した願いが
人間関係の中では、
様々な葛藤やトラブルに
形を変えてきます。
自分の願望をコントロールし、
他人の願望を理解すること
ができれば、
イライラ・ストレスを減らし、
心穏やかに生きる道が
見えてくるかもしれません。
とはいえ、実際には、
理屈としてはわかっていても、
難しいことが多いのですが、
それでも、わかっていないよりは、
理想に近づくことが
出来ると思います。
一生もののトレーニングですね。
あなたが出遭う4つの問題(2023/3/15)
ずいぶん暖かくなりましたね。
4月からは新年度で、
環境が変化したり、
新しいチャレンジを
予定されているという方も
多いのではないでしょうか?
今日は、そんな方に
知っておいていただきたい
環境変化に伴う
リスクのお話です。
カウンセリングの技法の中に
「対人関係療法」という
アプローチがあります。
ストレスや悩み事について、
その原因になりやすい
「人間関係」の部分に
フォーカスしていく方法です。
その「対人関係療法」では、
状況を把握するために
<4つの問題領域>
という考え方があるので
ご紹介させていただきます。
その①「悲哀」
重要な人の喪失や死別など。
その②「役割をめぐる不和」
身近な人間関係で、
お互いが期待する役割に
ズレがある状況。
その③「役割の変化」
周囲から求めるられる立場や
役割が変化している中で、
本人が対応できていない状況。
その④「対人関係の欠如」
身近に親しい人がいないなどの
孤立や孤独感。
ヒトが人間関係上の
ストレスや悩み事を抱える時は
これら4つの状況に
当てはまっていることが多い
というわけです。
新しい生活にワクワクしている
のはよいことですが、
環境が変化するということは
これら4つの問題領域に
あなたが直面するリスクが高い
ということでもあります。
普段以上に、
体調管理や睡眠に気を付けたり、
ストレス解消のための
時間を取ったり、
自分をケアしてあげるように
してくださいね。
あなたの新しい挑戦を 応援しています。
令和は「A and B」 思考(2023/3/8)
前回に引き続き
「あいまいな喪失」理論で
著名なポーリン・ボス先生
のご講演の中から、
みなさんと共有したいアイデア
の第2弾です。
喪失や悲しみと
「ともに生きていく」ために
自分自身の「レジリエンス」
=心のしなやかさ・回復力
を育むことが役に立つ
ということでしたが、
レジリエンスを
高める方法の一つとして
「A and B 思考」という
考え方を紹介されていました。
私たちは、
困難な状況に直面としたとき、
「A or B 思考」 という硬直した
考え方になってしまいがちです。
例えば・・・
・大切な人と
別れてしまったから、
私は、もう幸せにはなれない。
・試験に失敗したから、
もう将来に希望が持てない。
いっぽうで「A and B 思考」
という発想で考えるとは、
・大切な人と
別れたことは悲しい。
でも、私は新しい人間関係を
作ることもできる。
・試験に失敗したことは
残念で悔しい。
でも、私は
再びチャレンジできるし、
ほかの道へ進むこともできる。
というような考え方です。
どうでしょう?
起こってしまった状況は
変わりませんが、
「A and B 思考」
で受け止めることで、
次の一歩に進む力が
湧いてくるように感じませんか?
人生では歳を重ねるごとに
喪失や失敗の経験・記憶が
増えていきますが、
過去に捉われるのではなく、
残された時間も
有意義に使うために、
「A and B 思考」は
特に中高年以降に
非常に大事になるように思います。
昭和時代には「B&B」が
一世を風靡しましたが、
令和は「A and B」ですね。
「A & B」ロゴの
Tシャツでも作ろうかな?
悲しみは乗り越えなくていい(2023/3/1)
「あいまいな喪失」
の理論で有名な
ポーリン・ボス先生のご講演を
聴かせていただく機会があり、
とても心に残るお話だったので、
いくつか、皆さんと
共有させてください。
大切な人や物、
将来への希望を失ったりして、
悲しみにくれている時、
私たちは
早く悲しみを「乗り越えて」
立ち直らなければ、
と考えると思います。
もしも身近な人が、
そのように悲しみの中にいれば、
早く「乗り越え」られるように
励ましてあげたいとも考えますね。
ただ、ボス先生によると
喪失に伴う悲しみに
「終わり」はなく、
「乗り越え」なくてもいい
とのことです。
乗り越えなければならない
という発想では、
乗り越えるまで
一歩も踏み出せないという
ジレンマに陥ってしまう
ことになります。
そうではなくて、喪失や悲しみと
「ともに生きていく」、
と考えるほうが現実的で
役に立つということでした。
例えば、
大切な人が亡くなってしまい
悲しみが続いている時、
その人のことを忘れようと
努力するのではなく、
毎朝、仏壇に手を合わせて
その人を悼むことを
ルーティンにする
というような方法ですね。
そして、喪失や悲しみと
「ともに生きていく」ために
頼りになるのは、
このメルマガでも
度々話題にしている
自分自身の「レジリエンス」
=心のしなやかさ・回復力 です。
人間には幸いこの「レジリエンス」
が、元々備わっており、
さらに意識することで、
この力を育んだり、
高めたりすることができます。
この話、来週も、もう少し続けたいと思います。
夫婦喧嘩に潜む暖かい感情(2023/2/22)
さて、前回からの続きで
夫婦喧嘩に心理学で
どうアプローチするのか
という考え方のヒントを
2つご紹介します。
ポイント①円環的に考える
夫婦は、それぞれの立場から、
相手が~「だから」自分は~する
と考えています。
たとえば・・・
・妻が口うるさい
「だから」飲んで帰る
・夫が飲んで遅く帰ってくる
「だから」愚痴を言いたくなる
と、相手の行動・態度が原因で、
自分の行動・態度が結果
だと考えていますが、
夫婦間のコミュニケーションは、
「原因→結果」の
一方向の因果関係ではなく、
円環的にくり返されている
ものなので、
立場や切り取り方の違い、
によって
見方が変わるということです。
どちらも原因じゃないので、
「あなたのほうが悪いんだから
変わりなさい!」
と相手を責めるのではなく、
自分の態度を変えてみたら、
相手の態度も変わる可能性が
大いにあります。
ポイント②
「二次感情」を認めて伝える
・なんでそんなことするの!
(しないの!)
・まったく、うるせーな!
といった怒りの感情は
相手の言動に反応している
「一次感情」ですが、
その背景には、
・大切な人と繋がりを
感じられなくて寂しい
・大切な人から
信じてもらえなくて悲しい
という「二次感情」があります。
硬くて冷たい「一次感情」
に対し、
「二次感情」は、
柔らかくて暖かいものです。
対応としては、自分の中にある
「二次感情」の存在を認めて、
それを相手に伝える
努力をすることです。
怒りやプライドが
邪魔をしてくると思いますが、
同じ屋根の下に
暮らすのであれば、
いがみ合っているより
楽しいほうがいいはずで、
「幸せな家庭を築きたい」
という目標は夫婦とも同じはず。
少し冷静になって、
①と②のポイントで
考えてみましょう。
こういった考え方・アプローチは
夫婦間だけじゃなくて、
あらゆる人間関係に
応用できそうですね。
夫婦喧嘩は犬も食わぬ
と昔から言われます。
「夫婦間の喧嘩は、
たいてい些細なことが原因で、
すぐ仲直りするので
相談に乗ったり仲裁したりせず、
ほっとくのがよい」
という意味だそうです。
(なんでも食べるはずの
犬でさえ食べないという例え)
夫婦喧嘩の当事者になると
そんなのんきな事ではない
ように思いますし、
近頃グルメになった
犬にも失礼な言い方ですね。
典型的なパターンを
考えてみましょう。
(コロナ前の会話)
妻:「あなたは、いつも
遅く家に帰ってきては、
疲れた疲れたと言って、
何にもしてくれない!
どうせ、私や子供のことは、
どうでもいいんでしょう。」
夫:「いや、家族が大切だから、
嫌な思いしても遅くまで
働いているんじゃないか!」
妻:「仕事仕事って、飲みに行って
遅くなってるだけでしょう!」
こうやって、口論して
感情をぶつけあっているうちは、
まだいいのですが、
こういう関係が続くと
だんだん疲弊してきて、
夫婦のどちらかが、
「黙り込む、距離を置く」
という戦法に出るようになります。
夫婦の片方だけが
怒っている状態ですね。
さらに段階が進むと、
怒っているほうも疲れてきて、
どちらもが距離を置いて
争いを避けるようになります。
コロナ以降は、
だいぶ状況が変化してきて、
在宅ワークになった夫が
ずっと家にいることで
奥さんのストレスは高まり、
飲みにも出かけられない
旦那さんのストレスも高まり、
緊張感の高まった家庭も
多いようです。
こんな夫婦間の葛藤に、
心理学的は、なにかアプローチが
可能でしょうか?
続きは、次回に~。
あなたに怒りをぶつけてくる人への対応(2023/2/8)
「怒り」という感情は、
非常に強いマイナスのパワーを
持っていますので、
自分自身にも他人にも
さまざまな悪影響を与えます。
「自分の怒り」
をコントロールするには
「アンガーマネジメント」
の手法が役に立ちますが、
他人からの怒りを
ぶつけられることもありますよね。
相手の怒りに正当性があって、
こちらに非があると
認められるときには
誠意を持ってお詫びして、
早々に事態を収束するのが
賢明でしょう。
しかしながら、
相手の怒りが度を越していたり、
理不尽で受け入れられない
と感じるときには、
相手の怒りに巻き込まれて
自分も冷静さを失ったり、
反撃したくなったりします。
ここで、
自分も「怒り」を爆発させて
相手をやりこめようとしたら
もう勝ち負け争い、
泥沼の展開です。
こんな時に、
少し自分の冷静さを
取り戻す方法として、
「目の前のこの人は
私を傷つけようとしている
のではなくて、
この人の魂が困って
悲鳴をあげているのだ」
と考えてみる方法が役に立ちます。
そうすると、
「何に困っているのかな?」
という視点に移ることが出来ます。
我を忘れて怒っている人は、
自分で自分の感情を
コントロールできなくなっている
「気の毒な状態の人」です。
そもそも、幸せを感じていて、
人生楽しいなぁと思っている人は
他人に怒りを
ぶちまけたりしませんからね。
こちらは一段、心のレベルを上げて
冷静な大人の対応でいきましょう。
ちょうど、
まだ言葉をしゃべれない赤ちゃんが
泣きわめいて
必死に何かを訴えているのを
大人の私が
見ているイメージですね。
・お腹が減ったのかな・・・
・うんちでおむつが
気持ち悪いのかな・・・
・一人にされるのが怖いのかな・・
相手が大人なので、
赤ちゃんほど
可愛くはないですけどね。
相手の中の赤ちゃん(魂)
が泣いているイメージで。
・人から大切にされず
プライドが傷ついてるのかな・・・
・ストレスが強くて
余裕がないのかな・・・
・孤独で
愛情に飢えているのかな・・・
私も顧客からの電話対応の仕事を
していたことがあるのですが、
他人から怒りをぶつけられるのは、
とてもストレスフルで、
心身を消耗しますので、
そういうことが職業上多い方は、
本当に大変ですね。
自分に合ったストレス解消法を
たくさん持っておいて
自分を大切にしてくださいね。
私じゃなくてもよいので、
よいカウンセラーを見つけて、
カウンセリングを受けることも
その手段の一つです。
チェンジカーブ:変化への対応(2023/2/1)
「生きているかぎり
変化は避けられない」
という当たり前の事実を、
私たちは忘れがちです。
すべてのものは
絶えず変化をし続けているので
永遠に変化しないものは
ありませんよね。
それでも大きな変化は、
たいてい突然にやってくるので、
多くの人は混乱したり
取り乱したりしてしまいます。
こういう時のために、
人が変化を受け入れる
心理的なプロセスをモデル化した
「チェンジカーブ」
というものを知っておくと
少し安心材料になるかも
しれません。
「チェンジカーブ」は
「死ぬ瞬間」という著作で有名な
精神科医のキューブラー・ロスの
「悲しみを受け入れるプロセス」
を元にモデル化されたもので、
今日のメルマガの冒頭に
貼り付けている図がそれです。
(テキストメールでご覧の方は
すみません)
人は変化に接すると
ショックを受けて
混乱状態になります。
その後、変化の理不尽さに対し、
否定したり、怒りを覚えたり、
抵抗したりし、
やがては激しい落ち込みを
経験することもあります。
しかしながら、落ち込みの後は、
徐々に変化を受け入れ
対応していくプロセスへと
向かいます。
もちろんモデルなので、
必ずしもプロセスが
このように進まなかったり、
進む速度が人によって違ったり、
ときには行ったり来たりする
こともあるかもしれません。
しかし、
このモデルを知っておくことで、
・今の自分の怒りや落ち込みは
自然な反応である
・今は変化に適応していく
プロセスの途中である
・この苦しみは
いつまでも続くわけではなく、
いつか抜け出すことが出来る
ということを信じられる
のではないでしょうか。
そして・・・
今あなたの手の中にある幸せも
永遠ということはないのですから、
感謝し、しっかりと
味わっていきたいですね。
それが「人生の午後」ならば(2023/1/25)
今日のお話も、
ミッドライフ・クライシス
世代の方へのメッセージです。
スイスの偉大な心理学者
&精神科医であるユングは、
人間の生涯を太陽の運行に例え、
40歳前後を
「人生の正午」と呼び、
人生を前半と後半に区別する
という考え方を提唱しました。
これになぞらえば、
ミッドライフ・クライシス
(中年の危機)は、
ちょうどこの「人生の正午」
を通過したあたりで
やってくるという
イメージですね。
いつまでも続くと思っていた
1日も、
太陽がピークを過ぎると、
これから夕方、
夜もやってくるということが
ぼんやり意識されてきます。
「人生の午前中」は、
社会のルールに馴染むこと、
仕事について稼ぐこと、
家族を持ち子どもを育てること、
などに一生懸命だった私たちも、
「人生の午後」に入ってくると
人生の次のステージに相応しい
楽しみや、生きがい、
目標を見つけることが
大切になってきます。
それがないと、
夕方になる寂しさや、
太陽が沈み夜になる不安だけが
クローズアップされて
しまいます。
午後には午後の
楽しみがあります。
・アフタヌーンティー
⇒おやつの時間
・ハッピーアワー
⇒安く飲める時間
・マジックアワー
⇒日没前の目くるめく時間
・プライムタイム
⇒くつろぎ楽しむ時間
・夜寝る前
⇒一日を振り返る静かなひと時
もし午前中に、
失敗や辛いことが多かったとしても、
真夜中を迎えるまでには、
いろいろと楽しい時間が、
残されています。
ミッドライフ・クライシスは、
これまでのあなたの
価値観を見直し
楽しい未来像を描き直す
タイミング、
と捉えたいですね。
さて、どんな未来を
描きましょうか?
「喪失」は突然にやってくる(2023/1/18)
大切な人の死、
失恋や親しい人との別れ、
退職や異動で役割を失った、
などなど・・・。
「喪失」は、
とても大きなストレスになり、
ときには、メンタル不調のきっかけ
となったりします。
これを読んでくださっている方にも、
喪失後の悲しみの中にいる方も
いらっしゃるかもしれませんね。
生きていると
いろんな種類・大きさの
「喪失」を経験しますし、
多くの場合、
「喪失」は不可効力であり、
突然やってくるので
準備もしにくいものです。
「喪失」体験に伴って、
悲しかったり苦しかったりするのは
とても正常な反応であり、
ダメージから立ち直るには
一定の時間も必要になりますが、
できるだけ前向きに捉えることで、
心へのダメージを軽減し、
少し早くリカバリーすることが
できるかもしれません。
「大切な人の死」であれば・・
その人が亡くなったからといって、
あなたとの思い出や関係性までが
消え去ったわけではありません。
「親しい人との別れ」であれば・・
相手から去っていったのであれば、
相手の事情を本当に
理解することはできないですし、
相手の気持ちを
変えることもできませんから、
よい意味の諦めも必要です。
また、今後のために少しだけ、
反省したほうがいいことが
あるのかもしれませんね。
「退職や異動で役割を失った」
のであれば・・
それは自分に
何を教えてくれているのか。。。
もしかすると、
仕事中心の生き方を見直し、
もっと人生で大切なことに
目を向けろ、
というメッセージかもしれません。
「喪失」は辛い体験ですが、
少なくとも自分の人生物語の
一つの彩りではあります。
いいことしか起こらない人生は
ないですし、
何も起こらない物語は退屈です。
失ってはじめて、
失ったものが
どれだけ大切だったか気づける
ということもあると思います。
どんなに辛い感情も、
いつまでも続くことは
ありません。
辛い時は、おおいに泣いたり、
誰かを頼ったり、
感情に蓋をせずに、
生きている証として、
辛い感情を丁寧に味わう、
というスタンスも必要です。
そして涙が乾いたら
顔を上げて、
大切なものを失っても
まだ、あなたの手の中にあるもの
そばにいてくれる人に
感謝して歩き出しましょう。
失った分、新しい何かが
あなたの人生に入ってきます。
ミッドライフ・クライシスがやってきた!(2023/1/ 11)
ミッドライフ・クライシス
(midlife crisis)という言葉を
お聞きになられたことは
ありますか?
日本語では、「中年の危機」
と訳されたりしますが、
気力・体力・容姿の衰えなどを
自覚し始める
40代~60代にかけて、
多くの人が体験する
精神的危機のことで、
一説には、ほぼ80%の人が
これを体験するということです。
定年退職、子どもの独立、
病気、パートナーとの別れ、
孤独感、老後への不安など、
きっかけは様々ですが、
「自分の人生は、
これでよかったのだろうか?」
などと考え、
これまでの生き方や
自分自身への自信が
揺らいでしまって悩んだり、
時には、
うつ状態に陥ることもあります。
昔のように
人生50年という時代には
大きな問題にならなかったこと
かもしれませんが、
人生100年時代となってくると
ミッドライフ・クライシスを
いかに乗り越えて、
人生の後半を充実させるかは
現代人にとって
大きなテーマになります。
ミッドライフ・クライシスの
真っただ中にいる時は、
暗くて出口が見えない
トンネルのように
感じるかもしれませんが、
考え方を変えれば、
これまでの生き方を見直し、
自分らしい
新たな人生を歩み始める
きっかけにすることも可能です。
ただ、これを乗り越えるのは
人生を変えるくらいの
大きなチャレンジですから、
いろいろな
心理学のアプローチも総動員して
対応する必要があります。
これからも時々、取り上げて
考えていきたいテーマです。
少なくとも、このメルマガを
読んでくださっている方であれば、
「新しい自分を見つけ、
人生の後半戦を充実させる
チャンスが来た!」
と前向きに捉えていきたいですね。
苦労があっても諦めなければ
かならず乗り越えられます。
今年は長所を活かしていこう(2023/1/4)
新年あけまして
おめでとうございます。
年末年始は、
よい時間をお過ごしに
なりましたでしょうか。
今年も頑張って、
週一でメルマガ配信
していきますので、
お付き合いいただければ
幸いです。
年の初めですし、
できるだけ
ポジティブな話題にしたいと
思いますので、
今年は長所を大切にしよう、
というお話から。
早速ですが、
「あなたの長所はなんですか?」
と、聞かれて、
最近、面接を受けた方なら、
パッと答えられる
かもしれませんが、
「そんなこと恥ずかしくて
考えてない」
という方や、
「自分には、特に
長所と言えるほどのものはない」
と謙遜される方も
いらっしゃるかも。
いえいえ、少なくとも、
このストレス社会の中で、
何十年か人間をやってきた
ということは、
あなたにも
必ず長所があるはずです。
少し、立ち止まって
考えてみてください。
それでも出てこないという方は、
あなたをいつも悩ませている
自分の短所だと思っていることを
ひっくり返してみると
ヒントが見つかるかも
しれません。
将来のことを考えると、
どうも不安になってしまう
という方は、
行動する前に
慎重にリスク分析をするので、
実際は、失敗の少ない人
かもしれません。
気が付いたら、なんか
損な役割を負わされることが多い
という方は、
とても真面目で
高い責任感の持ち主で、
他人から見たときに、
この人ならきちんとやってくれる
という信頼感が高い人
なのではないですか?
言葉遊びじゃなくて、
人の長所と短所は
同じコインの裏表なんですよね。
ある人の特性が、
いいように発揮されたら長所、
悪い面が出てしまったら短所、
ということですから。
仕事であっても
プライベートであっても、
自分の強みを活かした
ライフワークと呼べるものを
見つけることができたら、
幸せな人生に向けて、
大きな一歩を踏みだせる
ことになります。
最後に、
ポジティブ心理学の
研究者が作っている
自分の強みを知るテストのサイト
をご紹介します。↓
https://www.viacharacter.org/survey/account/register
無料で実施できますので、
ぜひ一度、
やってみてください。
(英語のサイトですが、
日本語も選択することが
できますので、ご安心を。)
2023年は、
自分の強みを知って活かして、
パワフルに行きましょう。
死ぬ時に後悔したくない!(2022/12/28)
いよいよ、2022年も
最後の週になりましたね。
今年も、
いろいろなことがありましたが、
((customer_name))にとって、
2022年は、
どんな年だったでしょうか?
年末年始は、
世の中も少しペースダウンするので
忙しい毎日を小休止して、
自分自身のことを振り返るには、
いいタイミングですよね。
「死ぬ瞬間の5つの後悔」
(ブロニ―・ウェア著)
という有名な本があります。
著者は、
終末期専門のヘルパーとして、
多くの人と人生の最後時間を
共にした経験をもとに、
亡くなる直前の人々の後悔を、
以下の、5つに分類しています。
自分に正直な人生を生きればよかった。
働きすぎなければよかった。
思い切って自分の気持ちを伝えればよかった。
友人と連絡を取り続ければよかった。
幸せをあきらめなければよかった。
自分の人生の最後を
覚悟した人たちの思いなので、
グッとくるものがありますよね。
人生の最後を迎えた時に、
何を後悔したかは人それぞれですが、
少なくとも、
「もっと時間を削って働いて、
お金を貯めておけばよかった!」
と後悔した人は
いなかったようです。
年の終わりの、この機会に、
「5つの後悔」を参考にした
モノサシを、
自分の一年に当ててみては、
いかがでしょうか。
自分の心に正直に生きられたでしょうか?
仕事ばかりじゃなく、休む時間や、楽しむための時間を積極的に取れましたか?
自分の感情を抑えすぎてはいなかったでしょうか?
親しい人・大事な人と疎遠になっていないでしょうか?
自分が幸せになるためのアクションを起こせたでしょうか?
死ぬときに
後悔しなくていいように、
来年、やるべきことが、
少し違って
見えてこないでしょうか?
それでは年末年始、
よい時間を過ごされますように。
今年一年、読んでくださって、
本当にありがとうございました。
来年も続けますので、
どうぞ、
よろしくお願いいたします。
不安を維持してしまう仕組みとは?(2022/12/21)
おはようございます。
すっかり寒くなってきましたねぇ。
今週も、
認知行動療法的「不安」の話
の続きをお送りします。
「不安」が私たちを苦しめる時、
その②は、
「時間が経っても
不安が小さくならない」
場合です。
他の感情もそうですが、
「不安」も、
本来はそんなに長続きせず、
割と短い時間で
消えていくのが自然です。
ある研究によれば、
不安が起こりそうな状況
を察知してから、
5~15分で不安はピークに達し、
その後、だんだんと減っていき
90分もすれば
消えてしまうそうです。
それだけ感情は、
移ろいやすいものなんですね。
また、
同じ状況が何度も繰り返されれば、
だんだん慣れてくるので、
そのことでも
不安は小さくなっていくのが
普通です。
はじめてのグループで、
カラオケに行って歌う、
というシーンを想像してください。
最初の一曲目を歌うまでは、
・うまく歌えるか、
・みんな盛り上がってくれるか、
・寒い空気にならないか、
など、いろいろと考えて
不安になる人が多いのではないか
と思いますが、
一度、歌ってしまえば、
・みんなが盛り上げてくれたり、
・みんな自分の曲選びに夢中で
他人の歌を一生懸命聞いてる
わけじゃない
ことがわかったりして、
2曲目、3曲目と進むにつれて、
そんなに不安になったり
緊張しなくなると思います。
これが、
「不安」が自然に消えていく
パターンの例ですね。
では、
「時間が経っても
不安が小さくならない」
とは、どういう理由なのか?
ズバリ、
「予防しすぎるから」、です。
不安なことが
現実になることを恐れて、
避けてばかりいたり、
過度な準備ばかりをしていると
正常な「慣れ」が起こらないので、
いつまでたっても
「不安が維持される」
という仕組みです。
カラオケの例でいえば、
早く一曲、歌ってしまえばいいのに
自分の順番が回らないように
目立たないように
逃げてばかりいたり、
歌の個人練習ばかりして、
実際にはカラオケに行かない
とかだと
人前で歌うことの不安は
維持されたままですよね。
まさに「案ずるより産むがやすし」
と昔の人は、
うまいこと言っています。
実際に不安だと思うことを、
できるところから
行動に移してみると
・意外に、起こったら困る
と思っていたような事態は
起こらなかった
・起こってしまったけど、
思ったよりたいしたことなかった
・起こったけど、
自分でリカバリーできた
・起こったけど、
周囲の人がサポートしてくれた
ということがあると思います。
そう、先週ご紹介した
「不安の公式」の4項目を
実際に検証してみる
ことができるのです。
予防ばかりして何もしないと、
頭の中の考えで組み立てた
「不安の公式」は強まったまま
です。
みなさんも、
なにか、実際は不安だったけど、
やってみたらたいしたことなかった
という経験があると思います。
もし、自分は不安が強すぎるタイプ
だなーと思う方は、
小さな不安ごとから、
「実際やってみる」、
を試してみませんか?
不安の公式(2022/12/14)
「不安」については、
このメルマガでも
何度か取り上げてきていますが、
今回は認知行動療法の視点
から見た「不安」のお話です。
そもそも「感情」というものは、
私たちに何が起こっているか
を知らせてくれる
シグナルの役割があるので、
ネガティブ感情の代表と言われる
「不安」についても
人間である以上、
多かれ少なかれ、
誰もが感じるものですし、
「不安」を感じるからこそ
危険を回避できるわけです。
しかしながら、この「不安」が
時として私たちを苦しめる
ようになるのは、
①他人や以前の自分に比べて、
不安が強すぎる
②時間が経っても
不安が小さくならない
という場合です。
まず、本日は①についてですが、
不安の強さを決定するのは、
以下の公式であると
言われています。
不安の強さ
=
避けたいことが 起こる見込み
×
起こったときの 恐ろしさ
÷
起こったとき
自分で何とか できるか
+
起こったとき どれくらい
周囲が助けてくれるか
(式は、文章だと、
わかりづらいですね。
本日のメールの冒頭に添付している
画像が見られる方は
そちらをご覧くださいね。)
もし、強く不安に感じて
困っていることが
あるのであれば、
この4つの要素に分解してみて、
自分の考え方が
極端になっていないか
セルフチェックをすれば、
助けになります。
1. 避けたいことが 起こる見込み
そのことは、どれくらいの確率で
起こりそうですか?
極端に確立を
高く見積もっていませんか?
2. 起こったときの 恐ろしさ
もし起こってしまったら、
どれだけダメージがありますか?
ダメージも強く見積もりすぎて
いませんか?
この2つは、
不安を大きくする要因なので、
公式では分子になっています。
3. 起こったとき
自分で何とか できるか
もし、起こったとしても
自分で対処できたり、
ダメージを受けてもリカバリー
できると思えれば
不安は小さくなります。
4. 起こったとき どれくらい
周囲が助けてくれるか
起こったとしても、
周囲がサポートしてくれると
信じられていれば
不安は小さくなります。
助けてくれそうな
人や資源はありますか?
これら2つは、
不安を弱くする要因なので、
公式では分母になっています。
この公式を当てはめて
考えることで、
「不安」の一人歩き、
暴走を止めて、
あなたが今から対処できることが
見えてくるとよいですね。
困った時の「例外探し」(2022/12/7)
・特定の人との関係が悪く
ギクシャクしている
・人前で発表するのが苦手で、
いつも失敗してしまう
・子どもが、反抗的で
素直に言うことを聞かない
などなど、
しばらく続いてしまっている
問題や悩み事を解決するのに
ヒントになるシンプルな考え方が
「ブリーフセラピー」
という心理療法の中にあります。
まずは、自分自身に向けて、
次の問いかけをしてみてください。
「あなたを困らせている
その問題が少しでもいいとき、
または、ちょっとでもマシなとき、
はありますか?」
その答えがYesであれば、
それをどんどん増やしてみます。
例えば…
苦手な相手以外に、
もう一人別の上司がいるときは
ギクシャク感が少しましである、
とか、
急に指名されて
ちゃんと準備をする時間がないまま
発表したら意外とうまくいった、
とか、
おばあちゃんが来た次の日は、
子どもの口答えが少しマシになる、
とか・・・
問題が少しでもいい時=「例外」
を探して、
それを、
どんどん利用し拡大する方法で
Do More のアプローチ
と呼ばれます。
答えがNo、つまりは
例外なんてなく、
いつも漏れなく問題が発生する
ということであれば、
今あなたが
問題を解決しようとして
やっていること自体が、
すでに悪循環の1プロセス
を形成してしまっているので、
なんでもいいので、
いつもと違うことをしてみましょう
これは、Do Different
と呼ばれるアプローチです。
たとえ、それが小さなことでも、
悪循環にハサミを入れて、
なにか変化を起こせば、
その変化が連鎖していく
という考え方です。
また、よくよく観察してみれば、
例外的なことが
見つかるのが普通なので、
じっくり観察して
「例外を探す」ということだけでも
状況を客観視出来て、
心に余裕が出来たり
状況が改善することもあります。
ブリーフセラピーでは、
問題があるときに、
なぜなのかと
原因を探していくのではなく、
解決する手段のほうに
フォーカスを当てていきます。
手近にできて、
割と早く変化が出るので、
「解決指向ブリーフセラピー」
と呼ばれたりしております。
「ブリーフ」は
男性ものの下着と同じ語源で、
「短い」ということですね。
実際には、
なかなか奥の深いものですが、
今日、紹介した質問と考え方を
知っておくだけでも、
困った時に解決の糸口に
なるのではないでしょうか。
過去は変えられる?(2022/11/30)
「他人と過去は変えられない。
(自分と未来は変えられる。)」
というのは、
認知行動療法で有名な
バーンズが残した言葉です。
他人と過去を変えようとする所に
人間の怒りや苦悩の
大部分がありますので、
これを変えられないものとして
手放すことができれば、
ずいぶんと生きるのが
楽になります。
私も深く心に刻むように
大切にしている言葉です。
しかし今朝は、
「過去は変えられる
(かもしれない)」
という面白い話を聞きましたので、
共有させていただきます。
人生には非常に多くの
出来事が起こっていますが、
私たちは、
自分の考え方に沿った出来事だけを
ピックアップして繋いで
「自分物語」を作っている
という考え方です。
例えばですが、
友人に昨日のことを話すときに、
・昨日は朝6時に目を覚まして、
・スマホのタイマーを止めて、
・カーテンを開けて・・・
とすべての出来事を
話すことはないですよね。
「昨日は、最悪の一日だったんよ」
という文脈で話をするとしたら、
・朝、出かけたとたんに、
靴ひもがほどけて結びなおした
・マンションのエレベーターが
ちょうど下向きに行ったところで、
しばらくの間、待たされた
・電車が遅延して会社に遅刻した
・お気に入りのランチのお店が
臨時休業
・・・という、いくつかの出来事を
ピックアップして
(関係ない出来事は省いて)
話します。
いっぽう、
「いいことが多い一日だった」
という文脈で話をすれば、
・エレベーターを降りたところで
小学生が元気に挨拶してくれた
・電車の遅延を知っていた同僚が
労ってくれた
・ランチに新しいお店に行ったら
思いがけず安くて美味しかった
・・・などの出来事を
ピックアップして話します。
これと同じように、
私たちの過去も、
自分がピックアップして
つなぎ合わせた
出来事の連続なので、
ピックアップする
出来事を変えれば、
過去は変わる、という発想です。
「ナラティブ・セラピー」という
心理療法の考え方なのですが、
とてもユニークで、
自分が思い込んでいる
自分の「黒歴史」を捉えなおす、
きっかけになるかもしれませんし、
これから起こっていく人生の
出来事のうちで
何をピックアップするかで、
感じられる幸せが変わってくるかも
しれませんね。
貴方の記憶のスポットライトが
当たっていない
過去のよい出来事はありませんか?
いつか、貴方の素敵な
「人生物語」を聴かせてください。
コーピングリスト②作り方のヒント(2022/11/23)
前回に引き続き、
ストレスを感じてるな、
と思った時に、
自分でできる行動や考え方
「ストレスコーピング」
をリスト化する方法
「コーピングリスト」について。
ストレスも多種多様ですから、
できるだけ数多くの
自分にあう方法を
持っておくとよいので
今日は、その種類の増やし方の
ヒントをお届けします。
①行動だけじゃなくて
「考えること」もコーピング
何かをする、どこかへ行く、
ということを実際にしなくても
頭の中で「考える」ことも
立派なコーピングになります。
・美味しい料理を思い出す
・気の合う人と過ごしている時間を
思い浮かべる
・好きな芸能人と
デートしている自分を想像する
など。「考える」だけですから、
タダですし、
誰にも迷惑をかけません。
②できるだけ、小分けにする
「よく冷えたビールを飲む」
だと1種類のコーピングですが、
・いろんな銘柄のビールを
ネットで調べる
・酒屋さんに行って
いろんなビールを買ってくる
・冷蔵庫のいい位置に
ラベルを前にして並べて冷やす
・よく泡がたちそうで
綺麗なグラスを準備する
・上手に泡立った
ビールの写真を見る
・仕事が片付いて
ビールを飲むところを想像する
・缶を空けて「プシュッ」
という音を楽しむ
・いい比率になるように
丁寧にビールをグラスに注ぐ
・泡が落ち着くまで、静かに眺める
・いよいよ、最初の一口のビールが
のどを伝うところを楽しむ
と10種類のコーピングになりました!
(どんだけ、ビール好きやねん!)
③3つの脳内ホルモンを意識する
ストレスに関連すると言われる
3つの脳内ホルモン。
セロトニン:不安やイライラを抑える
オキシトシン:癒しや繋がりを感じる
ドーパミン:元気・活気が湧き出る
と、言われています。
それぞれのホルモンが
出てきそうなコーピング、
という観点でリストを作っていくと
バリエーションが広がると
思います。
次のお休みは、
ぜひコーピングリスト作りに
時間を充ててみてくださいね。
自分を助けるコーピングリストを作ろう(2022/11/16)
「ストレスコーピング」
という言葉を
お聞きになったことはありますか?
ストレスに対する
「意図的な」対処プロセス
と定義されています。
もう少し優しく言うと
「ストレスに対して、
自分に役立つ行動や考え方」
のことです。
例えば、
職場にすごく嫌な人がいて
今日もチクチク嫌味を言われた
ということがあった場合に
・友達を誘って帰りに飲みに行く
・友達に愚痴を聞いてもらう
・ヘッドホンで大音量で音楽を聴く
・サウナに行って汗を流す
などの「行動」で気分転換したり、
・嫌な同僚を想像の中で張り飛ばす
・美味しかった高級ずしを思い出す
・次の休みどこに行こうかと考える
・同僚は人に意地悪しかできない
気の毒な人だと考える
などと「考えること」でも
気分を変えることができます
どういった方法で
ストレスが軽減できるかは
人それぞれ違います。
また、ストレスは
多種多様ですので、
毎回、同じ方法で
うまくいくとも限りません。
できるだけバリエーション多くの
ストレスコーピングの方法を
持っておくとよいでしょう。
いざ、ストレスに晒されたときは、
なかなか余裕がありませんので、
とっさによい方法を
思いつきません。
「コーピングリスト」とは
自分にとって役立つ
ストレス対処の行動や考え方を
日頃からリスト化して
持っておきましょう、
という方法です。
紙にプリントして
持ち歩いてもいいですし、
スマホのメモに記載しても
いいですね。
この方法は、
ストレス社会に生きる
現代人にとって、
かなり強力な
武器になると思いますので、
ぜひ、ご自分用のリストを
作ってみることをお勧めします。
ちょっと息抜き あなたの幸福度テスト(2022/11/9)
今朝は、
ちょっと趣向を変えて、
米国の心理学者、
エド・ディーナー博士が開発した
「人生満足度尺度」と呼ばれる
幸せを図るシンプルなアンケート
をご紹介させていただきますので、
お時間のある時に、
楽しみながらやってみてください。
A~Eの、5つの質問に対して、
1まったく当てはまらない
2ほとんど当てはまらない
3あまり当てはまらない
4どちらともいえない
5少し当てはまる
6だいたい当てはまる
7非常によく当てはまる
の5段階でお答えください。
では、質問です。
質問A:ほとんどの面で、
私の人生は私の理想に近い
質問B:私の人生は、
とてもすばらしい状態だ
質問C:私は
自分の人生に満足している
質問D:私はこれまで、
自分の人生に求める
大切なものを得てきた
質問E:もう一度人生を
やり直せるとしても、
ほとんど何も変えないだろう
5つの質問への回答を合計します。
(最低なら合計5点、
最高なら35点になりますね)
日本の幸福学の第一人者である
前野隆司氏らが
2012年に行った調査によると、
日本人1500人に聞いた結果、
平均点は18.9点だったそうです。
さて、あなたの人生満足度は
何点だったでしょうか?
注意点として、
あくまで、これは
「主観的」な幸福感
を評価しているので、
客観的な評価ではありません。
平均値と自分を比較することには、
あまり意味がありませんが、
あなたの点数が高いのなら、
人生はまあまあいい状態ですし、
もし、点数が低いのなら、
ポジティブ心理学を
学ぶことなどによって、
まだまだ幸せを感じられる
「伸びしろがある」、
と前向きに捉えてくださいね。
「応援」のススメ(2022/11/2)
おかげさまで、
私の応援しているプロ野球チーム
(オリックス・バファローズ)が
ついに26年ぶりの
日本一に輝きました。
ここの所、
応援で忙しかったのですが、
これでようやく、一息つけます。
(笑)
幸福度を上げるためには、
レジリエンス(心のしなやかさ)
の高い人を目指すのが
よいとされています。
レジリエンスを高めるための
方法の一つとして、
感情を抑えるばかりではなく、
たまには適切な
場所・相手・手段を選んで、
感情を発散することが効果的
なのですが、
好きなスポーツチームや
選手を決めて、
応援するのは手近にできますし
とても、おススメです。
もちろん、スポーツなので
勝って喜ぶだけじゃなく
ハラハラドキドキしたり
負けて悔しい思いをしたり
するのですが、
そのおかげで、いろんな感情を
リアルに感じることができます。
また、
一生懸命に
チームや選手を応援している間は
意識のベクトルが
自分以外に向いていて
自分にまつわる悩み事を
忘れることもできますので、
ストレス対策としても、
とてもよい方法と思います。
ただし、
たまに球場でお酒を飲みながら、
選手に口汚いヤジを飛ばす人が
いてますが、
(なぜか必ずオジサン)
これはスポーツ観戦の
使い方を間違っていますね。
誰にも聞こえないように、
家で一人でやる分には
迷惑をかけませんけど、
人がいるところでやるのは
NGですね。
チームや選手の目標に
自分を重ねて
一生懸命応援すればするほど、
選手のことを知れば知るほど、
スポーツ観戦から得られる
よい効果は高まると思います。
あなたの人生の中にも
お気に入りのスポーツ観戦を
入れてみては、いかがですか?
ストップ!ぐるぐる思考 その②(2022/10/26)
頭の中に
ネガティブな考えや心配事、
腹の立つ相手のことなどが
浮かんできて、
考えないようにしようとしても、
いつまでも考え続けてしまう。
「ぐるぐる思考」
アイデアや解決策を考える
のならいいのですが、
すんでしまった過去のことや、
変えられないことを思い悩むのは、
せっかくの「今」という
大切な時間を味わうことを
邪魔してしまいます。
ということで、今回も
「ぐるぐる思考」を止めるための
アイデアの続きです。
④考え始めるきっかけを避ける。
「ぐるぐる思考」が
始まるときのパターン、
時間や場所、状況が決まっているなら
それをできるだけ避けたり、
変えたりするようにします。
パターンがわからないという人は、
まずは、それを見つけるのが
いいですね。
⑤先延ばし時間を決めて考える。
これは、アインシュタイン博士が
やっていたという方法です。
天才科学者であり、
絶えず、いろいろな考えが浮かぶ
アインシュタイン博士は、
それが、とても苦しかったそうです。
そこで、彼が取っていた方法は、
「考える時間を決める。
それ以外は考えない。」
というやり方です。
「ぐるぐる思考」に対して応用すると、
例えば、
「毎日21時から15分だけ、
まとめて、ぐるぐる考える。
それ以外は、考えない。」
ということができます。
思考の「先送り」作戦、ですね。
⑥マインドフルネス瞑想を行う。
再三ご紹介していますが、
マインドフルネス瞑想は、
自分自身の考えに気づいて手放す
練習ですので、
「ぐるぐる思考」に対しても
有効な対処法になります。
⑦頭の中から、
五感で観察できるものへ
注意をシフトする。
頭の中で、考えがぐるぐる巡っている、
ということは、
自分の意識が、
自分の内側へ内側へと
向かっているということです。
そこで、なんてもいいので、
視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚など、
五感で感じられるもの、
つまり自分の外側に意識を向けて、
それに集中するという方法です。
どれか、あなたに有効な方法は、
ありそうでしょうか。
「ぐるぐる思考」を止めて、
人生の「今」を味わい尽くしましょう。
ストップ!ぐるぐる思考 その①(2022/10/19)
ふと、頭の中に
ネガティブな考えや心配事、
腹の立つ相手のことなどが
浮かんできて、
考えないようにしようとしても、
いつまでも考え続けてしまう。
こんなことはありませんか?
このような状態は
誰にでも訪れるもので、
心理学では、
「反すう」とか「ぐるぐる思考」
とか呼ばれています。
休日や
楽しいことをしている時に、
こうなってしまうと、
せっかくの時間や、
楽しい気分が台無しですよね。
ということで、
今回は「ぐるぐる思考」を止める
アイデアをいくつか
ご紹介させていただきます。
①自分の「ぐるぐる思考」に
気づいて立ち止まる。
まずは、
自分が今、「ぐるぐる思考」
をしてしまっているということに
気が付くことが大事です。
気づきさえすれば、一瞬、
立ち止まることができます。
さらに、ここで有効なのは、
「・・と、私は思った」
と付け足してみる方法です。
「くそー、腹が立つ」
・・・と、私は思った。
「自分は、何をやっても
うまくいかない」
・・・と、私は思った。
あたかも、ドラマのナレーターが
語るようにしてみると、
自分自身を
ドラマの登場人物のように
客観的に見ることができます。
大事なのは、
考えから無理に
目をそらそうとしないこと。
見ないようにすれば、
余計に気になってしまう
ものです。
また、ネガティブな考えが
浮かんでいるからと言って、
間違っても自分を責めないこと。
「ネガティブだって
仕方がないじゃないか、
人間だもの」(みつお風)
という感じですね。
②アウトプット(書く・話す)
して、頭の外に出す。
ぐるぐる回っている考えを、
ノートに書き出したり、
誰かに話したりして、
頭の外に出してやる。
スッキリしますし、
考えを客観的に
見つめることができるので
有効です。
③別のことに集中する、
体を動かす。
何でもかまいませんので、
他にできることを見つけて、
それに意識を集中します。
体を動かすアクティビティが
集中しやすいと思います。
長くなってきましたので、
つづきはまた次回。
「違い」は「間違い」じゃない(2022/10/12)
「アサーティブ」という言葉は、
ご存じでしょうか。
例えば、
高圧的なパワハラ上司がいて、
朝から部下を捕まえて
大声で怒鳴り散らし、
部下のほうは委縮してしまって
言いたいことも言えず
自分は悪くないのに
謝ってしまう。
これは、
健全なコミュニケーション
とは言えませんよね。
「アサーティブ」な
コミュニケーションでは、
誰でも自分の意見や気持ち
を言っていい。
お互いに相手の意見に
耳を傾けて、冷静に判断し、
最もよい妥協点を見つける。
というのが基本になります。
とても理想的なのですが、
相手がいることなので、
パワハラ上司を相手に、
これを実践していくのは
なかなか難しかったりします。
ただ、
自分自身の心の態度として、
アサーティブであること
を心がけることで、
少しコミュニケーションが
スムーズになったり、
気持ちが楽になったりします。
上司であろうと
部下であろうと、
今は人生の中でたまたま、
そういう役割を演じている
だけなので、
自分の考えや気持ちは
発言してもいい。
自分の伝えた考えを、
どう受け取るかは
相手しだいなので、
賛成してくれなくても
あまり気にしない。
まずは、「伝える」
ということが大事。
伝えてもないのに、
「わかってくれない」とか
「言わなくても
察してほしい」とかは
たとえ親しい間柄でも無理。
相手の意見も尊重する。
考え方はみんな違って
当然だし、
自分は自分らしくていい
のと同様、
相手も自分らしくていい。
相手を変えようとしたり、
自分の意見に従わせようと
したりする所に、
人間の苦悩やトラブルは
発生しがちです。
意見が「違っている」ことは、
相手が「間違っている」
ことではありません。
人と意見が違って
腹が立ったりしたら、
ちょっと思い出してみて
くださいね。
天才は過去を上書きする(2022/10/5)
私の住んでいる大阪で、
岡本太郎氏の大きな展覧会が
開かれていたので
行ってきました。
没後しばらくになりますが、
いまだにすごい人気で
観覧客は多く
グッズ売り場も人だかりでした。
私はケチなので
何も買わなかったのですが、
たしかに今見ても斬新なデザインの
魅力的な作品が多いです。
作品の圧倒的インパクトについて
私から、今さら申し上げることは
ないのですが、
今回、一番印象に残ったことを
共有させてください。
太郎氏の若い頃の作品のうち
没後、その所在が
行方不明になっていたものが
多数あったそうなのですが、
それらの作品群は、
晩年に、作者自身の手によって
加筆されたり修正されたりして、
別の作品になっていた
のだそうです。
(最近のX線を使った研究で、
現存する作品の下に、
元の作品が描かれているのが
わかったんだそうです。)
展覧会では、現在の作品の横に
元の作品の写真が添えられていて
2つ作品を比較して
みることができて、
「うーん、元の作品のほうが
いいんじゃない?」
と正直思うものあったのですが、
強く衝撃を受けたのは、
自分の過去のすぐれた作品に
惜しげもなく上書きしてしまう
という行動でした。
氏は存命中にたくさんの名言を
残されていますが、その中に、
以下のようなものを見つけました。
「オレは過去も無視して、
未来も無視して生きている。
現在この瞬間瞬間に
爆発して生きるんだから」
過去や未来へ捉われず
今を生ききるということを
徹底していた氏の生き方が
過去の作品に躊躇なく
上書きしてしまうという
大胆な行動に示されている
のではないでしょうか。
グッズ売り場に群がる
人々見ながら、
作品とともに、
多くの悩める現代人が
氏の生き方に惹かれているように
感じました。
私なんかは、
過去の写真や手紙も捨てられない
凡人ではありますが、
今という瞬間に
真剣に向き合って生きる
という姿勢は
少しでも天才の真似をしたいな
と思いました。